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アレックス・バルデ(11/6/2022 バルセロナVSアルメリア)

今日は11月6日に行われた
ラ・リーガ13節 バルセロナVSアルメリアの
右サイドバック アレックス・バルデについて書いていこうと思います。

彼は本職は左利きの左サイドバックですが、
この試合は右サイドバックとしてプレー。

早速、
ボール保持時と非保持時の良かったところ、改善点を見ていきましょう

ボール保持

良かったところ

パスの気遣い
13分15秒のシーン
サイドでボールを受けたバルデは
近くに寄ってきたペドリへパスを出します。
そのパスの絶妙な気遣いが見えるシーン

ペドリがサポートに寄ってくるのですが、
この時後ろから相手ディフェンスも追いかけてきている状態。
その時バルデはこのようにパスを出します。

足元に出すのではなく、
少し後ろにパスを出したことで、
パドリは敵から離れながらボールを受けて、
CBにパスを出しました。
まるで、「敵が来てるぞ」とでも言うような
メッセージのこもったパスだったと思います。

改善点

あとちょっと高く
18分52秒のシーン
GK(テアシュテーゲン)がボールを持った時、
バルデのポジショニングが少し気になりました。

この時バルデの前は広大なスペースがあり、
敵も来ていない場面でした。
もう少し高い位置(赤2番に勝っている位置)を
取れば、よりハマりづらいのでは?と思いました。
実際、GKからのボールはその空いていたスペースに
出され、繋がりませんでした。

ボール非保持

良かった点

カウンターの起点潰し
10分46秒のシーン
バルセロナが左サイドから攻めていたのですが、
クロスを中央でカットされ、
カウンターをされる。と言う直前のシーン

この時バルデ(青5番)はサイドから中に
入って来たのですが、ボールロストした途端に
真っ先に10番へのパスコースを切りに行きました。
カウンターとなる縦パスのコースを真っ先に
切りにいったのが、素晴らしかったと思います。

改善点

あとちょっと中
正直、この試合アルメリアがチャンスを作ることは少なく、
バルデ自身も守備において悪い点はあまりなかったのですが、
強いて言うならくらいのところです。
ここは皆さんの考えをコメントで
教えて頂けたらと思います。

赤11番がペナ内で
プルバックして中に入れたシーンです。
バルデ(青5番)は手前に赤8番と奥に赤10番の
二枚を見なければいけない状況。
守備の原則として、
優先順位は中を守ること。
最悪、赤10番を捨ててでも
8番へのマークをより強してもいいのでは?と思いました。
ただ中には、かなり味方も多く、ここは事なきを経ています。

まとめ

今回のバルデの印象をまとめると
「本当に若手?本当に本職は左?」
です。
まだ、17歳にしてバルセロナでジョルディ・アルバを抑えて
左サイドバックで出場していた時期もありました。
今は怪我人が多いバルセロナDF陣の影響もあり、
右サイドでの時間が多いですが、
彼は足元の技術も高く、カバーリングのスキルも高い
と思いました。
これからのバルセロナの時代をぺドリやガビたちと作っていく
と考えるととても楽しみな選手です。


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