アイデア脳の作り方
今回は「アイデアが出やすい頭の作り方」のお話しをします。
「アイデア出すの得意でしょ」と言われることがあります。たしかに得意ではありますが、これはセンスではなく情報の蓄積とアイデアを引き出す技術によるものです。
頭の中の引き出しを増やす
よくあるフレーズですが、情報の蓄積とはすなわち頭の中の引き出しを増やすことです。アイデアを出そうにも無い袖は振れません。
いろんなものを積極的に見て、聞いて、触って。そのモノやコトを観察して記憶します。たとえ興味がなくても情報としては知っておくと良いと思います。
自分の場合は、用事がなくても時間があれば雑貨屋やインテリアショップ、家電量販店を見たり、新しい技術やシステムのニュースを得たりします。また、SNSでいつも情報を発信してくれる人をフォローしています。自分だけでは行動範囲や検索内容が偏ってしまうのでオススメです。
引き出しのハッシュタグ
気をつけるのは、引き出しに入れる際にその情報のポイントとなるキーワードを押さえておくことです。キーワードはざっくりで構いません。
例えば、珍しい素材の可愛らしいペンがあれば「ポップ」「ゴム素材」「ボールペン」などのキーワードと画像を情報として引き出しに入れます。いまはスマホですぐに調べられるので、なんなら画像はなくても良いかもしれませんが。
頭の中に引き出しを作るときに押さえたポイントは、アイデア出しの際にタグとして役立ちます。SNSにおける「#(ハッシュタグ)」のようなものです。
アイデア出しの技術は数多くありますが、どれもキーワードや任意のテーマから連想を広げるものです。そして、その際に頭の中の引き出しにつけたハッシュタグが引っ掛かり、呼び出されます。
まとめ
・頭の中の引き出しを増やす
・引き出しにハッシュタグを付ける
次回は引き出しを増やすときの観察の仕方についてお話しします。
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