生まれた時点で人生は決まる 理系話2

才能

誰しもこの言葉を口に出したことはあるだろう

プロのスポーツ選手やミュージシャン、アーティスト、
時には自分の友達にすらもこの言葉を使う

才能という言葉を用いた時、その言葉の裏には遺伝子的な内容が含まれている


現在遺伝子の研究が進み、音楽や数学の才能、身長、病気のかかりやすさなど、
さまざまなことに遺伝子が影響していることがわかっている

能力には「遺伝的要因」と「環境的要因」の2つの要因がある

遺伝的要因とは親から受け継いだ遺伝子により変わる
簡単に言えば生まれた時点で決まることを表し

環境的要因とは家庭や学校、友人関係などの環境による要因を表している

つまり環境的要因が大きいものほど、努力などでどうにかなるのだ

しかしここであることに気づく


『家庭とか学校て生まれた時点で決まってね?』


そう、環境的要因でさえも生まれた時点で決まっていると言えるだろう

ここでもう一つの事例を話そう


よく友達関係が性格に影響すると言われる

おとなしい子が多いグループなら大人しく、
やんちゃな子が多ければやんちゃになるなど

しかし本当にそうだろうか

そもそもの性格が入るグループを選んでいると考えられないだろうか

そしてこの性格は遺伝子による影響が大きい

おとなしい一家は大人しく、楽しそうな一家は楽しそうなことを考えればわかるだろう

つまり自分の性格の遺伝子に合ったグループを選んでいるのだ

遺伝子が環境を選ぶといえるだろう


ここまで話せばもうわかるだろう

結局生まれた時点で大体決まっているのではないかと、

生まれたばかりの双子が異なる家族に引き取られ、違う環境で過ごしたけど最終的な年収は一致したという研究もある

つまり最終的には生まれなのだ


こんな夢のない結論になってしまったが実際はそんなことないと思う

どの大学に行くか、どの仕事につくか、どんな生活を送るか、
自分で決められることばかりです(ここにも遺伝子の影響はあると思うが、、)

ただ時として「人生どーせ決まってんだよなぁ」と考える方が楽になる時もあります

なので考え方の一つとして頭の片隅に置いといていただければ幸いです


それでは次の記事で

では

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