型にハマれば便利なカーゴバイク
こんにちは。
べーやんです。
今日は宣伝というか、宣伝です。
先に言います、「カーゴバイク」の宣伝です。
この記事を読んでくれてる皆さんは自転車をすでにお持ちでしょうか?
まだこれから買ってみたいと検討中でしょうか?
どちらの方もぜひ聞いて欲しいです。
[カーゴバイクって何?]
カーゴバイクとは大型の荷物なども運搬が可能な自転車のことをいいます。
ただ荷物の大きさは大小あると思うので、ブランドによっては画像2枚目のような普通の自転車に近い形のカーゴバイクもあります。
なぜ僕が急にカーゴバイクの話をしだしたかというと、要因は飼っている
ワンちゃんの為です。
DELTAがオープンする1月半ほど前にDELTA看板犬のぽんずは我が家にやってきました。
ワンちゃんを飼うことによって生活の全てが変わると思ってました。
案の定生活が変わりましたがその中で自転車に対する思いも変化が
ありました。
『ワンちゃんと一緒に自転車乗りたい』
これが大きな理由。
単純に自転車好きだから自転車に乗りたいのは当たり前でこれに
ワンちゃんがプラスされたこと。
しかし所有しているのは全てスポーツバイク。
カゴすら車体の規格によってつかないことがしばしば。
そこでカーゴバイクに目をつけました。
カーゴバイク自体は東京にいたときから知っていたし、何なら周りの
メッセンジャーの人たちも乗っていた。
作業もしたことある。
でも「自分の生活には特に必要がないだろう」ということで、
所有したことはありません。
ただ当時から「ワンちゃん乗せたくて」というお客さんの相談は
ちょこちょこ頂いてました。
そのときも特にカーゴバイクを勧めるわけでもなく、乗れるような
カスタムや専用のカゴ(バッグ)を取り付けれるようにするという対応を
していました。
我が家にワンちゃんが来てこの問題に直面し、現に僕のパートナーの
車体を「カーゴバイク化」するカスタムを行いました。
使用したのはCRUST BIKEが展開するClydesdale fork。
インストールしてこれで完結!とはいかず、このカスタムのベースとなった
自転車はパートナーのものなので僕にはサイズが小さい。
この車体を僕もパートナーも1台を2人とも乗れるようにということで、
僕も乗れるようにシートの高さをすぐに可変できるようなパーツに
しましたが、やはりそもそもがサイズ合ってない。
ここはチャリ好きとしては見過ごせない。
しかもこのカスタムも交換パーツと所有してる自転車の規格が合うことが
前提で、スタムパーツと作業代を含めると安くても13~15万円のコストはかかる。
コストの話は置いといて、初めてのカーゴバイク。
一言「めっちゃいい!」。
本当なんで今までカーゴバイク使わなかったのだろうかっていうくらい
良い。
ただ東京のときは確かに必要なかった。
京都の、しかも今のライフスタイルにはめちゃくちゃハマる。
うちのワンちゃんがいなくてもハマってる。
「最終的にはほしいな〜」くらいの気持ちだったけど、この気持ちって
大体買わないし、なくなったらなくなったで「ほしい」とかいうやつ。
知ってるし。もう数え切れないくらい何度も死ぬほど経験した。
カメアシ時代の師匠にも言われた(あ、僕もとはカメラマンなんです)、
「ほしいと思ったものは高くても無理してでも買え。その分稼げ」
いまとなってはその通りと思う。
「高いから買わない」って気持ちも分かるし全然やるけど、
もうこれで文句言ったところで手に入るわけではないので、
頑張って稼いで買う。
これもあって悩み続けていたカーゴバイク買う案が決定打となり、
悩んでたOMNIUM(オムニウム)を買う決心がつきました。
(おめぇの決心なんて知らんがなって話)
[OMNIUM Cargo(オムニウムカーゴ)]
OMNIUM(オムニウム)はデンマークはコペンハーゲンに拠点を置く
カーゴバイクブランド。
デンマークは通勤者の約半数が自転車通勤をしています。
デンマークといえば国民の幸福度が世界1位と言われ、環境への配慮が
なされているヨーロッパ諸国の中でも2030年には100%再生可能
エネルギーを推進するなど、ヨーロッパの中でも環境への配慮が
強い国となってます。
それだけの自転車大国では物流の配達などにも自転車が使用される
など、デンマークの人たちにとってはとても身近にある自転車の
一つとしてカーゴバイクがあります。
僕的にカーゴバイクを検討にあたって候補になっていた
ブランドとしては、「OMNIUM(オムニウム)」「 SOMA(ソーマ)」
「BULLITT(ブリッツ)」の3ブランド。
これらは上記にも写真であるブランド達。
SOMAは正直今のカーゴバイクカスタムと差がない。(積載容量が)
BULLITTは過去に乗らせてもらった事があるけど、低重心なのは
すごくいい、ただハンドリングがワンテンポ遅い。
OMNIUMもワンテンポ遅いけど、それを感じさせないくらいの
スムーズなハンドリング。
またOMNIUMはCargo, Mini-Maxの2モデルに関してはカーゴ部分が
延長できるようになっているので、積載容量をアップする事が
できる。ゆえに総合的にOMNIUMがいい。
しかもせっかくだからDELTAでも扱いたい。
そうなるとOMNIUM一択。
そもそもOMNIUMはtempra cycleにいた頃、メッセンジャーの
方が乗ってて作業したこともあるし、身近にあったからこそも
大きいです。
ということで、OMNIUMの取り扱いも始めようと思っていますが、
なかなかにOMNIUMも人気の出てきているブランドだけあって
常に在庫があるわけあでもありません。
生産数も限られている為、9月30日までプレオーダーをDELTAでも
受け付けております。
では各モデルを見ていきましょう。
[CARGO]
OMNIUMの中で一番積載量が多いモデルのCARGO。
積載量が多いだけあって車体も全長が長め。
しかし2枚目の写真のようにチャイルドシートを取り付けることも可能で
シートをつけてもまだ積載の余裕があるのが魅力。
[MINI-MAX]
OMNIUMの2番目にの積載量のあるMINI-MAX。
こちらもチャイルドシートは取り付け可能ですが、やはりCargoより
積載量が劣ります。
その分全長は短めなので比較的小回りも効きやすいです。
僕はこのMINI-MAXにします。
[MINI]
普通サイズにしてもしっかり荷物の詰めるMINI。
容量は先の2つほどではありませんが、それでもしっかりと多くの
荷物が積めます。
車体自体が大きくないので女性にもおすすめ。
OMNIUMのカーゴバイクはどのモデルも荷台とハンドルは独立しているので、荷物を載せた際にハンドルが重くなるという心配がありません。
最近ではカーゴバイクでバイクパッキングをするライダーも
増えてきています。
おや?待てよ。クーラーボックス積んでいけばキンキンに冷えた…
いや、なんでもありません。
OMNIUMからはカーゴバイクだけではなくCXCというモデルも
展開されています。
[CXC]
このCXCは一見普通のグラベルバイクみたいですが、カーゴバイク
ブランドの作る自転車、やはり積載はしっかりとできる仕様になって
います。
なのでバイクパッキングをやってみたいという方はこのCXCも
選択肢の一つとして考えてみてはどうでしょうか?
もちろん普段の通勤、通学使いもいいですよ。
ドロップハンドルにしてしっかり走れるようにしてもいいし、
フラットハンドルで街中メインの移動で週末は少し遠くへ、なんて
使い方もやりやすいと思います。
今回これらのモデルは9月30日までの受付期間で、納期はおよそ11月頃。
モデルやカラー、サイズによっては遅れたりもあるようですが、
早ければ年内なのでまだ寒くなりきらない、むしろちょうど良い
気候で乗り始められるかもしれません。
また今回は上記すべてのモデルのTitanium(チタン)フレームの
受注も行っております。
さすがチタンどれも渋い。
チタンVer.は納期がおよそ半年。
完全受注生産で、オーダーを受け付けてるタイミングは今回を逃すと次回はいつか分かりません。
チタンフレームは値段は高くなるものの、とても軽量なのでカーゴバイクの
ように元の車体重量が重くなってしまう自転車にはとても良いと思います。
でも通常の車体も乗って持ちましたが、記憶してたほど重くなかったです。
以前のバージョンが重かったのかな?
通常フレームでも下手にカーゴカスタムした自転車より軽いかも。
なんにせよ、カーゴバイクは本当に良いです。
しかしハマる人ハマらない人とはっきり分かれると思います。
積載物も人それぞれ。
ただ今ですでに荷物多く持っちゃう人はいいと思います。
荷物を背負わないで走るのはとても気持ちいいし、
スーパーに寄って帰って醤油のボトルとみりんのボトル買っちゃっても
余裕のよっちゃん(死語)(歳がバレる)
特に京都は街がわかりやすい形なので重宝すると思います。
休日はカーゴバイクに道具を積んで鴨川でピクニックとか
最高じゃないですか。
自転車って年々高くなってるし、カーゴバイクもお値段はしちゃいますが、
言ってしまえば車やバイク買うのと同じです。
ただ「自転車」が身近すぎるがゆえ「高いもの」と余計感じやすく
なってしまうのかと思います。
そこは自分の生活に役立つものであれば投資はしてもいいと
思います。
カスタムを重ねると最終的に同じような金額になることも少なく
ないです。
全てにおいて「なんでもできる」はありません。
欲張らない方が後々いい結果になることも多いです。
餅は餅屋、専門のものほどそれにハマれば快適そのものです。
と、かなりの長文となりましたが、カーゴバイクいかがですか?
カーゴバイクに限らず、どの自転車でもご相談ください。
いくら気になっててもお客さんの思ってる使い方に合ってなければ
容赦なく「それはやめた方がいいですね」って言いますよ。
それで使わなくなってとか無駄な買い物してほしくないし、
自転車も可哀想。
なので最後の一押しほしいとかあれば喜んで押しますので。
ぜひぜひご検討を。
それではまた。