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BROTHER CYCLESの紹介

こんにちは。
DELTAのべーやんです。
つい2週間ほど前までは驚くほど暖かく、「本当に冬になるのか?」
という感じでしたが、それから一気に冷えが来ましたね。
やっと例年といった感じでしょうか。
風邪をひかないように気をつけてください。

さて今回はその気温が下がると同時にお問い合わせや実物を
見に来られる方が増えてきているDELTAでの取り扱いブランド、
『BROTHER CYCLES(ブラザーサイクルズ)』についてご紹介させて
頂きます。

BROTHER CYCLES.

BROTHER CYCLESはイギリスのブランドでロンドンから南西に位置した
ケント州の田舎町に本社を構えており、ウィル・マイヤーと
ジェームズ・マイヤーの兄弟にて運営されているその名の通りの
自転車ブランド。
ブランドとしてはまだ10年と若いブランドではありますが、
今や知る人ぞ知るブランドへと知名度を上げています。

彼らの展開するフレームは全てのモデルがクロモリフレームとなっていて、
彼らのルーツであるシングルスピード、オールロード、
ツーリング、グラベル、アドベンチャー、ランドナーとラインナップ
されています。
その中でDELTAで取り扱っているモデルをご紹介させて頂きます。

MEHTEH(メテ)

Brother cycles / Mehteh
¥258,500(税込)

グラベルフレームである「MEHTEH(メテ)」
フレームはクロモリでフォークはフルカーボンとなっているこちらの
フレーム。
重量は約2.7kg。
フレームのクロモリにはReynolds社の725パイプが使用されており、
軽量でありながら高い強度を得ています。
さらにフルカーボンフォークにすることにより、クロモリならではの
重さと柔らかさを適度に中和してしっかりとした走行性能を実現。
なので踏めば踏む程ぐんぐん進む。

Mehteh 700C×44ホイール装着例

現在DELTAにあるMehtehはMOONSHINEカラーのSサイズが1本のみ。
まず日本におそらく各サイズ1本ずつしか入らなかったであろううちの1本。
独特なグラデーションカラーであまり他では見かけないカラーリング。
このフレームの良さはグラベルフレームなのにフェンダーのダボ穴や
キャリアのダボ穴が完備されていて、ドロッパーポストにも対応。
至れり尽くせり。
タイヤも700C×50 or 650B(27.5)×2.2まで対応しているので、
オフロードに自信のない方は太めタイヤで安心走行を。
慣れている人はほどほどタイヤでオンロードもオフロードも
ガンガン攻めましょう。

シルバーパーツでもブラックパーツでも組みがいのあるフレームセット。
グラベルじゃなくてもコミューターっぽく組むのもめちゃあり。
ワクワクします。

ではお次。

KEPLER(ケプラー)

Brother cycles / Kepler
¥154,000税込
Brother cycle / Kepler
¥154,000税込

こちらはツーリングモデルの「Kepler(ケプラー)」
ツーリングモデルということでフレームもフォークも全てクロモリ製。
重量は約3.5kg。
このKeplerはBrother cyclesの中でも、全サイズがホリゾンタル
フレームとなってます。(ホリゾンタルフレームで検索してみて)
しなやかでねばりのあるクロモリフレームなので、地面からの振動を
吸収してライダーの身体への負担が軽減される素材。
DELTAにあるKeplerはガンメタリックが52サイズ、ゴールドが54サイズと
なってます。

ツーリングフレームなのでフェンダー、キャリアは取り付け可能。
タイヤクリアランスも700C×45 or 650B(27.5)×48までとなっています。
Mehtehほど太いタイヤは履けないけど45も履ければ十分な太さです。

ツーリングフレームなので長距離にはもってこい。
ロングライドのような長時間のライドに向いていますが、
Brother cyclesのフレームは全てのモデルでパイプ内側が
EDコーティング(防錆処理)がされているので、コミューターとして
日々の通勤、通学にも最適です。

700C×44ホイール装着例
650B×47ホイール装着例

ディスクブレーキなのでこういうふうにホイールサイズが変わっても
使用できるのがいいところ。
Mehtehでも可能です。
Mehtehとは違ってまったりとマイペースという感じ。
ドロップでもフラットでもプロムナードでも、ニュースタイルな感じから
クラシックスタイルまでが似合うのがKepler。
関西の地形向きって感じです。

ではお次。

ALLDAY(オールデイ)

Brother cycles / ALLDAY
¥132,000税込

こちらはシングルスピードモデルの「ALLDAY(オールデイ)」
俗にいうピストフレーム。
変速ギアがなくシンプルな構造のシングルスピード。
こちらも全サイズホリゾンタルフレーム。
京都や大阪、名古屋などフラットな街には最適で変速ギアがないので
マシントラブルも少なくメンテナンスも楽。
通常のシングルスピードとの違いはブレーキが「カンチブレーキ or
Vブレーキ」
を使用すること。

通常ば「キャリパーブレーキ」という方式のブレーキ本体を
取り付けるものがほとんどですが、カンチブレーキ、Vブレーキに
なることで太いタイヤが装着可能に。
つまり太タイヤの入るシングルスピードフレーム。

こちらもキャリアやフェンダーは取り付け可能なダボ穴完備。

700C×43ホイール装着組み立て例

この車体は僕の車体ですが、フロントラックの上にバスケットを装着した
街中コミューター仕様にしています。
フレームカラーは初めの画像のブラックと僕の乗っている
メタリックグリーンの2色。
太いタイヤが入るという事はトラッククロスにも使用できますね。
もちろん競輪フレームのように固定ギアで乗ることもできます。
僕今固定ギアなんで。

ALLDAYは今DELTAにあるのはブラックの54サイズのみ。
現在お客様からのご注文で他のサイズを取り寄せ中。
つまりメーカー様に在庫があればおっしゃって頂ければ
お取り寄せ可能です。
(海外からなので少し時間かかりますが)

モデル名の通り毎日乗りたくなるように、毎日乗るように組むのが
おすすめ。
こちらのクラシックスタイルからニュースタイルが合います。
変速ギアって別にないならないで全然それでも楽しく乗れるので、
乗ってみた事ない方でも乗ってみてほしいです。

それでは最後。

Mr.Wooden(ミスターウッデン)

Brother cycles / Mr.Wooden
¥154,000税込

こちらはネオランドナーモデルの「Mr.Wooden(ミスターウッデン)」

現在ディスクブレーキ化が進む中であえてカンチブレーキ、Vブレーキしか
使用できないランドナーモデルをリリース。
ランドナーとは今で言うバイクパッキングモデル。
キャリアにキャンバス時のバッグを前も後ろも付けて、フェンダーも
付いていてっていう昔流行したスタイルが現代版となって帰ってきた!
的な感じ。
DELTAにあるのはサイズ54と56の各1本ずつ。

対応ホイールは650Bのみ。
650B×50まで履けるのであの頃のランドナーとは一味違います。
しかし当時のパーツも使用できるような使用となっているので、
自分の親や叔父さんなどが乗っていた当時パーツで再度組み上げることも
できる。
それはそれで胸熱。
こちらもランドナーなので長距離を得意としており、Surlyでいう
Long haul Tracker。
どこかRivendellのようなこれも組み方によってはかなり重宝する
モデルになると思います。

650B×47相当装着例

シフトレバーは「Wレバー」と呼ばれるタイプが使用可能なフレームなので
本当に家に眠ってる親の自転車のパーツを使うことができます。
もちろん規格に合う最新パーツを入れて組み上げるのもグッド。
新旧入り乱れた組み方もできる違った意味での万能モデル。
こちらもキャリア、フェンダーはお手のもの。
むしろ付けたほうがかっこいいかも。

おじさまた達が振り返る一台になるはず。
ドロップバーも似合うけど、プロムナードバーとはマスタッシュバーとか
良さげ。
650Bの50まで入るならブロックタイヤにして当時のランドナーでは入れなかった荒れた道にも入れることです。
かなり通なフレームです。


Brother cyclesを見ての感想

いかがだったでしょうか?
全体的に日本人好みのクロモリフレームを使用した街中からグラベルまで
遊べるバイクのラインナップです。
(シングルスピードでも遊べますよ)

すごいざっくりいうとヨーロッパ版Surlyでしょうか。
またSurlyとは違った考え方なので別ですが。
イギリスロンドン周辺は日本ほどの寒暖差はないものの雨もそれなりに
多く、そういった面では日本に近しいところもあって、
使用用途も日本に類似したところが多いかと思います。
実際にロンドン、マンチェスター、ドルトムント、ハンブルグ、
チューリッヒなどヨーロッパの都市部での使用も多いようで、
街中での使用も視野に入れた作りとなっております。

現在DELTAではアドベンチャーとオールロードはありませんがそれ以外は
あります。
なぜかというと個人的に日本での使用が難しそうだから。
オールロードは全然日本向きでもありますが、僕がまだそっちの
乗り方してないので…
ただご要望あればお取り寄せも可能です。
その場合は金額はご相談ください。
また今後の入荷については現在DELTAでストックした時期と
為替も変わっている影響でお値段は変動するかと思います。
在庫や納期など含めてその辺りも一緒にご相談いただければと思います。

特に関西ではまだBrotherを乗られている方が少ないですが、
自信をもってお勧めできるラインナップとなってますので、
新しくご購入を検討されてる方や、今ある自転車からの
パーツ載せ替えなどお気軽にご相談ください。




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