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コロナ自粛中は地球儀と想像力で地球100周の旅へ出かけよう。

旅はもっぱら「一人旅」派の私達。

私たちは海外旅行が大好きです。(とはいえ、コロナ婚の私たちはまだ夫婦二人で旅行に出かけたことはないのですが。)新しい場所に行けばいつも発見があります。新しく出会う人、食べるもの、見る景色。非日常の中で感じる心地良い刺激はいつも胸をときめかせます。中学生の頃にしていた新聞配達のご褒美で、その時社長さんに韓国に連れて行ってもらったのが初めての海外旅行。それからカナダ、アメリカ、メキシコ、ベトナム、イタリア、バングラデシュと今まで7か国を訪れました。

元JICA出身の妻も旅行が好きで、赴任先のバングラデシュ、留学先のイギリスをはじめ20か国以上を訪れたようです。私たちは気ままな旅が好きなので、独身中はお互いに一人で旅することがよくありました。いろんな企画がセットになったツアー旅行よりは、自分で航空券を手配し、現地で適当なホテルを取る(または現地の友人宅に泊めてもらう)ことが私たちの好きな旅の仕方。

「理不尽」こそ旅の醍醐味

頼る相手がいない一人旅にトラブルはつきもの。道に迷ったり、行き先を間違えたり。だけど、それも単独旅行の楽しみ。単独旅行の醍醐味は理不尽をいかに楽しめるかです。旅先で感じる日本との大きな違い。「日本ならこんなことないのに…」とその違いに気が付ければしめたもの。「この国ではそういう感じなのか」とその違いを楽しんだり、そこに自分を適応させたり、困難を乗り越えることで、一人旅はツアーとは違う「私だけが体験できる未知なる発見の旅」になると思うのです。

そんな楽しい旅行もコロナで随分ご無沙汰に。実は2020年の3月にバングラデシュを訪れる予定でした。航空券も手に入れ、現地の友人とやり取りしながら当日を楽しみにしていた時に起こった惨事。あれから1年たちますが次の旅行の予定はありません。

夢は夫婦で世界1周

私たちの夢はいつか二人で世界1周の旅をすること。とはいっても一筆書きのように地球をぐるっと1周するわけではなく、行きたい大陸を決め、滞在拠点を置き、そこをベースに各国を旅してまわるというもの。「アフリカだったらどこをまわりたい?」「南米だったら、最初にペルーのリマにアパートを借りてさー」と、行きたい場所ややりたい事を自由に話しています。私たちの世界1周の旅は「広い世界を地域ごとに訪れる旅」なのです。

今までは互いの頭の中の地球儀で話をしていたのですが、現物があったほうがよりイメージしやすいだろうということで、先日地球儀を購入しました。どんなものを買おうが迷ったのですが、選んだのは「リプルーグ(REPLOGLE)」の地球儀。

リプルーグル・グローブス社は、アメリカのシカゴで1930年に創業した世界最大の地球儀専門メーカーです。
17ヶ国語もの地球儀を製作し、そのシェアは世界で販売されている地球儀のおよそ70%の生産量を誇ります

世界最大の地球儀メーカーとのこと(初めて知りました)なので、これなら細かいところもみやすいだろうなと購入を決めました。メルカリをチェックしてみるとお値打ちなものがあったのでそちらを購入。

こちらの英語版を手に入れました

​素敵な地球儀がやってきました。

数日後、素敵な地球儀が届きました。傷もなく美品!その日の夕食後、コーヒーを飲みつつ地球儀を回しながら旅行の話をしました。英語版を買ったのは大正解。初めて見る英語の地名等はとても勉強になり、「こんなスペルなんだね」と新しい発見もありました。

「ボツワナはどの国と面しているでしょうか?」や「ウルグアイの首都はどこ?」といった地理クイズや、その国の文化や歴史の話、行ったことのある国の思い出話は二人だけでも随分盛り上がります。気になる箇所をスマホで調べては、また地球儀を眺めての繰り返し。

2人に挟まれて回り続ける地球儀と尽きることのない楽しい旅の話。「今日だけで地球100周はしたんじゃないかな」と笑う妻。

コロナで旅行に行けないけれど、地球儀を覗けばいろんな国を想像することが出来ます。ステイホームの中、「生活が窮屈だ!」と嘆いている人がいるようです。しかし、私たちは、ステイホームの今だからこそ、湧き出る想像力で、楽しい妄想を燻らせています。いつか来る旅立ちの日を夢見て。

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