結論のない文章 #21【人間の寿命が、起きてから寝るまで、だったら、ぼくらは今、何をするだろうか。】

人間の寿命が、起きてから寝るまで、だったら、ぼくらは今、何をするだろうか。

まず確実なのは、「明日やろう」なんて言わないことだろう。

明日が無いのだから。

おそらくだが、起きてから寝るまでが人間の寿命だったら、訳もわからず目を覚まし、訳も分からず眠りにつくだろう。

何も考えない、ましてや有意義な人生にしてやろうとも思わない。

運良く人間の終わりを見た人間なら、何かを思うだろう。

まずは、どうやったら寿命を延ばせるのかを考えるだろう。眠らない方法。眠くならない方法。しかしこれだと身が持たない。

次に、どうやったら寿命を全うできるのかを考えるだろう。人生の目標。極めたい道。道半ばで眠りについてしまうこともあるだろう。ただ納得はするばずだ。

運良く人間の終わりを見れたら、寿命を延ばす方法を考えたり、寿命を全うする方法を考えたりする。

人間の寿命が、起きてから寝るまで、だったら、ぼくらは今、何をするだろうか。

3パターンあった。

何もしない。
寿命を延ばす方法を探す。
寿命を全うできる方法を探す。

結末は同じ。死ぬ。

人生なんてそんなもん。