大麻小噺②日本と大麻と歴史
さて、①でも説明させて頂いたように、我々の周りでは色々なところで大麻が使われているのです。
ではなぜ、大麻がこれだけ普及しているのに
一般的には知られていないのか?
ちょっと謎ですよね。
これについては諸説あるのですが、順を追って説明させて頂きたいと思います。
大昔から日本人は大麻を使っていた!?
と言っても、乱用してみんなアッパラパーになっていたわけではないです。
皆さんは初詣には行かれましたか?
神社に行くとしめ縄が飾ってあったと思います。
↑こういう奴、ありましたよね?
実はこれ
元々大麻を使って編んでいたものなんです!
現在は藁で作られています。
また身近にありましたねぇ。
大昔の神社では大麻で作られたしめ縄を飾っていました。
これは、大麻には穢れを祓う効果があると言われていたからです。
実際、伊勢神宮ではお札のことを大麻と呼ぶそうです!面白いですね!
今でもその名残はあって、神宮大麻というものが売られているそうです。(現在は麻の葉は使われていないそうです)
神宮⼤⿇と神宮暦
神宮のお神札は「神宮大麻」と呼ばれ、大麻とは「おおぬさ」とも読み、お祓いに用いる祭具を意味します。古くは伊勢の御師によって御祓大麻として配布されてきましたが、明治天皇の思召により、国民が朝夕皇大神宮を敬拝するために神宮から全国各地にお頒ちすることになりました。
https://www.isejingu.or.jp/about/jingutaima/より引用
このように昔から日本では大麻が神聖なものであった歴史があることが分かりますね。
ではなぜ現代日本で禁止されているのか、その歴史を見ていきましょう。
第二次大戦の敗北とGHQ
皆さんもご存知の通り、第二次大戦で日本は降伏し、敗北しました。その後アメリカに占領され、GHQが大麻取締規則、大麻取締法を公布したと言われています。
これには宗教の違いが関わってきますが、話が複雑化しそうなので今回は割愛します。
簡単にまとめると、
・キリスト教は酒やタバコなど、精神が変容するものが禁止されていた・日本は先の話で出てきた神道(神社系の宗教)を国家全体で支持していた
神道=大麻は神聖なもの
大麻=神道の象徴
=大日帝の名残+俺たちの宗教じゃダメだから
=お前らもダメ
みたいな流れで禁止になりました。
見てみると結構雑な流れですね笑
確かにこれを見てみると、
何で禁止したお前たちが先に解禁してるん?
って思っちゃう人もいると思いますよ笑
まあアメリカとかは乱用者が多くてギャングやらマフィアやらのお金稼ぎになっちゃってるので、
じゃあ許可してやるから税金払いな?
反社会的組織に金が回るよかマシだわ。
的な側面がつよいと思うんですがね笑
…結果交通事故件数は増えたみたいです。
ざっくりまとめ
日本は昔から大麻を使っていた。
↓
戦争に負けてGHQが大麻を禁止にした。
↓
アメリカやカナダが一般に流れる大麻を制限できなくなり、各州で解禁が始まった。
↓
日本でもニュースがでて解禁の賛否両論がでてる
(イマココ)
日本はどうなるんですかね?
別の側面からは解禁した方が良いという方もいるようですが…
その側面に関しては次回解説しようと思います!
ではでは!
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