「三軒長屋」のことについて追記したくなったのでおぼえがき。
「三軒長屋」は楽しくて好きな落語なのだけど、聴く機会は結構少なめ。聴くのは今夜で4回目。初めて生で聴いたのも末広亭十月余一会だったと今夜デジャヴのように思い出した。
3行日記に追記をしたくなったので別Noteにした
今夜の鼎談に六代目圓生師匠の話がたくさん出てきた後に三軒長屋、私は圓生師の録画で観たのが初めてだった噺なので、「三軒長屋」のこと、追記したくなった。
落語の動画・音源
落語にはまったのは生で高座を見に行ったのがきっかけだった。それまでNHKやTBSで落語の放送があっても、ほとんど最後まで観れて・聞けていなかった。
一之輔さんにハマるきっかけになった落語ディーパーでさえ、テレビで放送される芸談の方が楽しくて、NHKのサイトで期間限定されていた落語動画も見ようとはしたけど、当時は集中して見れてなかった。
たまたま予約して観に行った一之輔さんの落語会の後に落語にはまり、その過程でCD/DVDも購入するようにはなったものの、どちらかというと一度生で聴いたものをもう一度聴きたくて音源を探すというような関わり方だった。
聴き慣れて、自分の耳が少しずつ育って、やっと最近では音源・動画でも楽しめるようになったけど、今でも全ての音源・動画を集中して楽しめるわけでなく、最後まで聴けない・観れないこともよくある。
六代目三遊亭圓生師匠の録画(TBS)
そんな私が、初めて動画を見て、画面から見聞きしたものがとても面白くて、見続けてしまったものが、圓生師匠の「三軒長屋」と「猫定」。事前に生高座を聴いたことがなく、テレビでたまたま観て、最後まで聴いてしまったもの。三軒長屋はTBSの放送では上と下に分かれている長いものなのに、全然集中力が途切れずに面白く最後まで聴けた。言わずもがなの名人というかんじ。
生で口演を聴いたもの
メモを見ると、今まで聴いたことのある4回の内訳は以下で、過去3年くらいの間にどれも事前にネタだしがあったもので、この演目ってたまたま巡りあうことが殆どないのかもしれない。このお二人に、今夜の市馬師匠なので、間違いない。
三三師匠 2回(内、一回が今夜の市馬師匠とのリレー)
一之輔師匠 2回
歌舞伎舞台が思い浮かぶ噺
「三軒長屋」を聞くたびに、毎回思うのでその度にSNSで呟いている気がするけど、この演目は歌舞伎化されたらいいなと思っているもの。
以前そう思った時に、一度も歌舞伎化されてないのかと思ったら、尾上菊之丞さんがされていた趣向の華で以前袴歌舞伎(素)でされたことがあるとというのをネットで見つけた。
ぜひ、歌舞伎座で企画が立てばいいのになぁと思っています。
歌舞伎座の横に長すぎる舞台に、三軒長屋のセットはぴったりだと思うし、同時進行でそれぞれの長屋での動きも見せることができて楽しいと思う。
趣向の華の公演情報(この時歌舞伎好きだったらよかったのに、私)
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