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世界が認めるウィスキーと祭りがあるまち(埼玉県秩父市)
【まちnote #16】埼玉県秩父市
ユネスコ無形文化遺産にもなり、祇園祭・飛騨の高山祭と並び「日本三大曳山祭」に数えられる秩父夜祭があるまち、秩父市。
ネット上では、今年の秩父夜祭の開催についてまだ結論が出ていないと思われます(2021年10月13日時点)。
一方で、もしお祭りが開催されなかったとしても、様々な展示を楽しむことができる「秩父まつり会館」があったり、その他にも秩父神社や秩父鉄道など見所満載のまち。
乾杯共和国
そんな秩父で、2019年から「ちちぶ乾杯共和国」という取り組みが行われており、お酒好きとしては放っておけなかったので(勝手に)、少しメモをします。
「ちちぶ乾杯共和国」とは、お酒を活用して秩父地域を盛り上げることを目的として、埼玉県が始めた事業です。「ちちぶ」と言ったら「乾杯共和国」と応えて、この合言葉と共にグラスを交えて秩父地域を盛り上げていこうとする企画。
なお、2019年9月8日に埼玉県の事業として制定されたことを記念して、この日を「ちちぶ乾杯共和国」の建国記念日としているようです。
この取り組みから始まって2年間で、秩父地域の酒造メーカーや旅館、飲食店、土産物店など34店が加盟し活動が活発化しているだけでなく、既存の酒造や埼玉県秩父地域に新たな酒造続々新設されているそうです。
記事で紹介されているのは、人類最古の酒の1つとされるミードを作るディアレットフィールド醸造所(ミード)。クラウドファンディングで1,000万円以上を集め事業開始準備中で、12月に出荷予定だそうです。
もとより、秩父のお酒と言えば、イチローズモルトを製造するベンチャーウイスキー社が世界的にも有名です。
創業者・肥土氏の記事コメントを読むと、秩父愛が溢れています。
従来、ブレンドは私が行ってきましたが、将来を見据え、今は2人の若手に多くを任せています。また、地元の林業関係者に秩父の山の標高900メートル以上の場所に群生するミズナラを伐採してもらい、たる作りを行うのですが、これを作るのは地元高校出身の若い職人たちです。秩父産の大麦も地元農家がそばの裏作で作ってくれたもの。大麦もたるもすべて秩父のものを使った原酒は2年前に仕込み、貯蔵庫で10たる寝かせています。この“オール秩父”で造ったウイスキーもゆくゆくは国内外で販売し、地域の活性化に一役買いたいと考えています。
お酒で秩父から世界に成長し、地域経済にも大きく貢献する成功事例があり、それを支える自然環境やノウハウを持ったひとたちがいることが、酒造にチャレンジする人を増やしているのでしょう。
古民家再生事業
また、秩父市は古民家再生事業にも力を入れているようです。
西武秩父駅近くに立地する「小池煙草店」と併設の「宮谷家」、「マル十局」の3棟を民間所有者から賃借し、分散型ホテルに改修する予定で、プロジェクトには、丹波篠山市で古民家再生を軸にまちづくりを成功させたNOTE社も関わっているようですね。
古民家に宿泊し、秩父のお酒を楽しむ、最高の時間が過ごせそうです。
はーいってみたい。
(最近お酒の話おおいなぁ・・・(笑))
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