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私と自律神経失調症

今回は「私と自律神経失調症」と題して、私が自律神経失調症と歩んできたこれまでに関して、お話ししていきたいと思います。


自律神経失調症ってどんな病気?

自律神経失調症とは正式な病名ではなく、交感神経と副交感神経からなる自律神経のバランスが崩れることで起こる症状を総称したものです。
そのため一口に自律神経失調症といっても症状は人によって異なります。
自律神経失調症の症状には以下のようなものがあります。

倦怠感、疲労感、熱っぽい感じ、手足のしびれ、動悸、息切れ、めまい、頭痛、不眠、寝汗、食欲不振、胃痛、吐き気、肩こり、背中の痛み、腰の痛み、腹痛、下痢、便秘など

https://medicalnote.jp/diseases/自律神経失調症

こうして見ると本当に幅広いですね。
私は不眠、胃痛、吐き気、腹痛、動悸といった症状がよくあります。
特に胃腸が弱く、心配事があると胃が痛くなったり一時期は過敏性腸症候群だったのか便秘と下痢を繰り返していました。


初めての自律神経失調症

私が初めて自律神経失調症になったのは中学2年の時。
学校でいじめられるようになって、「学校行きたくないな」「明日なんか来なければいいのにな」と思いながら過ごしはじめるようになってからだったような気がします。
そうやって塞ぎ込むようになる内に、だんだん朝に起きることも出来なくなっていきました。
そんな様子を見た母が、自身の姉も同じ症状が出たことがあるのを思い出し、私を病院に連れていってくれました。
その結果、起立性調節障害と診断を受けました。
起立性調節障害は自律神経の異常によって、血圧や心拍数の調節機能が上手く働かなくなり、めまい立ちくらみといった症状を引き起こす病気です。
この当時の私は、横になった状態から急に起き上がったり、座った状態から急に立ち上がったりすると目の前が暗くなってフラフラする症状がありました。
この頃は血圧自体もかなり低かった覚えがあります。
ここから病気の療養をしながら高校を受験するも、結局通うことができず数ヶ月ほどで中退することになります。


高校を中退してから社会に出るまで

高校を中退した後もしばらく体調が悪かったため、療養を続けながらネットを通じて友達ができたり仲違いしたりしながら日々を過ごしていました。

そして同級生が高校3年生になる年に、同じように大学受験ができるように高校卒業程度認定試験を受験し合格。
ここで大学にも合格すれば「レールを外れた自分も普通のレールに戻ることができる」と考えていましたが、結果は不合格。
浪人して再受験するほど大学で学びたいこともなく、大学へ行くことは諦めました。
それでもその頃には体調もだいぶよくなっていたので、社会に出るためのリハビリとして郵便局で年賀ハガキの仕分けバイトを始め、その後そのまま郵便局の内勤として働きたいとお話しをして働き始めることになりました。
その時は夕方から4時間、週4〜5日の契約で働いていましたが、2時間以上残業があることもありました。
そしてこの頃に、好きなゲームの声優さんのファンになり、イベントのために遠征するなど活動的になっていきました。恐るべし、推しの力。
とはいえ短時間勤務でお金は全然なかったのですが、親はいずれ返してくれたらいいよと言ってくれているので本当にありがたい限りです。
親が違えば私はクレカを取り上げられ家を追い出されていてもおかしくありませんので、本当に感謝しています。


初めての転職、そして現在へ

最初の方こそ忙しく残業もあった郵便局での仕事は、年を重ねるごとに物量がドンドン減っていき、また配達日数の繰り下げといった改正が行われたこともあり、残業をすることはほぼなくなっていきました。
勤務時間を増やしたいという申し出もしましたが、人手が足りているからと断られ、もう少しお金が欲しかったこともあり転職を決意することにしました。
しかし新たな職場での人間関係が上手くいかなかったり、夏になると体調が悪化してどうしても休んでしまい職場に休みすぎと注意を受けたりして、結局1年足らずで辞めてしまうのを何度も繰り返して今に至ります。


以上が私と自律神経失調症のこれまでです。
今は自分の体調に合わせて働ける職場がないか探しながら、趣味で気分転換したり、興味があることを始めたりと色々模索している状態です。
三日坊主なところがあるのでこのnoteもどのくらい続くかわかりませんが、自分のペースで書いていきたいと思っています。
よければ暖かく見守っていただけると嬉しいです。


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