年齢や枠にとらわれず、人生を楽しみ、日々輝いていたい

韓国での生活やミセスコンテストへの挑戦など、希少な経験をしてきた亜希子さん。

今回は、亜希子さんにモデル活動やこれから伝えていきたいことなどをお伺いしました。

結婚をきっかけに韓国に移住

DeLMO編集部：
まずは、亜希子さんの経歴を簡単に教えてください。

亜希子さん：
大学を卒業後は、美容に興味があったので、エステサロンや美容クリニックで働きました。接客から店舗運営まで、幅広く担当しましたね。30歳で結婚をして、そのときに旦那さんが韓国の駐在員に選ばれたので、私も一緒に韓国へ移住することにしたんです。

DeLMO編集部：
韓国に移住されたんですね。韓国での生活はどうでしたか。

亜希子さん：
韓国での生活を通して、コミュニケーションのあり方や考え方など、韓国の文化に触れられて、いい経験ができたなと思っています。韓国では、何事も変化が早かったですし、エネルギッシュな人が多かったですね。

それに韓国にいる間に、韓国のコスメや韓国人のメイクを知ることができたこともよかったと思っています。移住して7年目に、旦那さんの駐在任期が終わったので、日本に帰ってきました。

ミセスコンテストとInstagramがモデルの仕事に

DeLMO編集部：
日本に帰国してからは、どのように過ごされたのでしょうか。

亜希子さん：
日本に帰った頃に、ミセスコンテストへの出場のお話をいただいたんです。「せっかくの機会だ」と思って、出場することにしました。家事や育児の合間に、ウォーキングやスピーチ、メイクレッスンなどに励んで、大会当日を迎えました。

その結果、2020年の「ミセスオブザイヤー」関東大会グランプリと日本大会準グランプリを受賞できたんです。うれしかったですし、自信にもつながりましたね。

大会が終わった後に、Instagramでの発信を始めました。Instagramでは、実際に自分が体験して良かったことや韓国にいたからこそ伝えられる情報など、私じゃないと伝えられないことを意識して投稿するようにしています。なので、逆にテレビで聞いただけの情報や雑誌で知っただけの情報は投稿しないようにしていますね。

ありがたいことに、ミセスコンテストとInstagramでの発信がきっかけでモデルのお仕事の相談をいただくようになりました。モデルには様々なジャンルがあると思いますが、私の場合は、コスメやスキンケア、ヘアケアなど、9割が美容関連ですね。DeLMOさんでのお仕事も、美容系が多いです。

エイジレス＆ボーダレスを大切に

DeLMO編集部：
Instagramなどで発信をするときに、亜希子さんはどんなことを大切にしているのですか。

亜希子さん：
エイジレスとボーダレスの考えを大切にして発信しています。エイジレスは「私はもう40代だから...」「50代だから...」など年齢に関係なくという意味で、ボーダレスは「ママだから...」「日本人だから...」など枠をつくらないという意味です。

年齢や枠にとらわれずに、自分自身もまわりの人たちも「自分を好きになり、人生を楽しみ、日々自分らしく輝けますように」という気持ちで、綺麗はつくれることを伝えていきたいですね。

50代は自分のペースで思うままに働きたい

DeLMO編集部：
最後に、亜希子さんがこれから考えていることを教えてください。

亜希子さん：
最近、50代の身体はこうなるよと教えてくれる本を読んだんです。想定はしていましたが、やはり50代は体力が落ちるんです。なので、私の場合はフルタイムで働くことや肉体労働、接客で走りまわるようなことはできないと思っています。

これからは、家にいて家族に囲まれながら、自分のペースで自分が思うままに働けるようにしていきたいと思っています。そのために、42歳の今から自分自身を商品として、磨いていくことが大事なんじゃないかなと考えています。

実際にモデルとしての活動をはじめて気付いたのですが、実は私たちの年代のモデルさんってけっこう需要があるんです。これから体力が落ちていく年代の方にとって、DeLMOさんはまさにピッタリな働き方だと思っています。

DeLMO編集部あとがき
エイジレスとボーダレスの考え方は、初めて知りました。ミセスコンテスト出場にあたっての努力や海外での生活をしたからこその視点なのだろうと感じました。とても素敵な考えだと思いますので、これから、ぜひ多くの人に届けていってほしいと思います！

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