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もう少し、詳しく「和のお手当て」のこと


和のお手当て(クラニオセイクラルセラピー)は、 優しく相手に触れ、身体のこわばりを解きほぐし、
脳脊髄液の流れを促進することにより、自然治癒力を高めていく自然療法です。
(欧米発祥のこの療法をより日本人の暮らしと身体に合わせた方法で行っているため、「和のお手当て」と呼んでいます。)

お手当ては一般的なマッサージとは違い、揉んだりさすったりはしません。優しいタッチで受け手の身体に触れ、
身体のこわばりを緩め、ほどいていきます。触れているうちに、受け手の身体はロックがはずれるように、 自ら「解放」に向かって動きだします。こわばりが緩められると、脳脊髄液の流れが改善されます。
脳脊髄液には海の波のようなリズムがあり、生命活動に関わるあらゆるシステムの健全性を保つのに深く関わっています。そのリズムに寄り添うことで心と体に深いリラクゼーションをもたらします。
そして、自律神経の働きが安定し、自然治癒力が向上していきます。
ご高齢の方や妊婦さんはもちろん、生後間もない赤ちゃんやちいさい人も受けることができます。


精神的な苦痛や病気、怪我をしたりといった様々な要因が人の身体には、大きく影響します。
ご本人に痛みなどの自覚がない場合でも、心と身体はどこかで不調や違和感を抱えながらも、それを閉じ込め、頑張っていることが多くあります。
お手当ては、その頑張りをほどいて、身体と心をより自由にしていきます。
身体が緩むと疲れがたまっている部分が、ズズンと重くなったり、痛みが出たり、
感情が出てしまったり(悲しくなったり、寂しくなったり)することなどもありますが、
気持がすっきりしたり、目がぱっちり、鼻が通る人もいますし、足取りが軽くなったり、 眠れるようになったり、便秘が解消したり、
それぞれの人に必要な変化が起こります。

人の身体は少し手を貸してもらうだけで、
自ら生き易い方向にむかう力を持っているのです。

お手当てを受けた時に起こる様々な反応を
私は「身体が波に乗る」と考えています。
それがたとえ、痛みや違和感だったとしても
その反応は身体が治癒へのプロセスの一歩を踏み出したのだと捉えます。
この変化を大切にしたいと思います。

そして、痛みや違和感が出た部分はの多くは古傷や、それまでの生活の中で
無理や負担があったところでなので、
「頑張ってるね」と労わって、ゆっくりと休めてほしいと思います。


<こんな方に>
・不眠やストレス、めまいなど自律神経失調 ・腰痛、坐骨神経痛、股関節痛、首や肩のコリや痛み、便秘、骨盤のゆがみが気になる
・鼻づまりになりやすい、副鼻腔炎、中耳炎、突発性難聴など鼻や耳のトラブルが多い
・気分が晴れずすっきりしない、やる気が起きない、などいつもより気持ちが不安定な気がする
・乳腺炎、母乳分泌過多、尿漏れ、子宮脱、生理不順、PMSなど産前産後や女性特有の悩み、症状
・赤ちゃんの向き癖、のけぞり、緊張、便秘、股関節の硬さなどの不具合、母乳の飲みが弱い、強く泣く、眠りが浅いなどのトラブル
・ちいさい人たちの喘息や中耳炎の改善、不眠、落ち着きの無さなど   
・とにかくリラックスしたい ・揉まれるマッサージが苦手

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