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下層階級を増やすのは得策か?(情報すら要らない下層民)

アメリカなどは貧困が相当問題になってるようですね。

日本も、そのあとを追っかけているようです。

noteにもいろいろな情報があふれてますが
下層民は、そもそも情報が要らなくなってるのでは?とも思います。

日本は、ある時期まで、1億総中流と揶揄される社会でした(厳密には事実とかけ離れてたとしても)
いまは、うつ病、ひきこもり、生活保護その他、生産社会に積極参与してない人も増えてます。

日本も、自動車産業に半導体にいろいろな技術を伸ばしてきましたが
全部、買ってくれる人あってこそです。
つまり、生産者がどんなに精進しても、買ってくれる人がいなけりゃ、商売なんてどうにもなりはせんのです。

都心部には、ホームレスばかりが住んでる地域もあります。
こうした地域に、自動車メーカーが最新のEV車を売り込みに行くのは難しいでしょう。
お金をそもそも持ってませんし
自家用車なんかいらない生活をしています。

いろいろな生産主体が売り上げの伸び悩みを、自分らの努力が足りないからだと責め悩んでいますが
というより、それを必要とする人の絶対数も減っているのではないでしょうか?
ホームレスばかりが住んでる区域にも、おそらく、キャベツやお米、髭剃りなんかは需要があるかもしれませんが
難しい教養書や、先ほどいったEV自動車なんかは多分いらないでしょう。

1億総中流のころはまだよかったでしょう。
アメリカも貧困が進んでなかったので、自動車その他も買ってくれました。
日本国内に限っても、中流層にボリュームがあったので
買ってくれる人が、そもそも今日より多かったのです。

結局、貧困層の増大や、格差の拡大を放置する政策は
全体の経済状況も悪化させるようです。

ただ、経済の興隆は、おそらく環境には破壊的なことも多いので
経済なんかは、下火なくらいが丁度いいのだという意見もあり得るでしょう。

こうなりますと、経済生産行為から見放されてる人も増えます。
そういった人は、孤立しやすいとも言えます。
そうして、そうした人を放置しておくのも、最終的には、社会の方に仇になるかもしれません(しばらく放置(休ませて)おいたほうがいいケースやムリに社会復帰などを迫らないほうがいいケースも多いとは思いますが)

いや、はなしが逸れましたが
貧困層(下層民)を増やしてしまうのは、買ってくれる人の絶対数が減ってしまうので
キャベツとか人参とか、生活に本当に必要なものをつくっている以外の主体を悩ませるかもしれません。

じゃあ、単価の高い、高額なタワマンをボンボンつくって、中国人とか、投資が大好きな金持ち層から踏んだくればいい!というかもしれませんが
こういった経済行為も、都心部に将来予想される(ゴーストビルが増えてしまうとか)問題を生み出してるようです。

noteにもいろいろな情報があふれてますが
本物の下層民は、情報(教養含む)すら要らない生活をしてるのかもしれません。
もしかすると、それこそが正しいということになれば
経済に関する様々な幻想は、その3分の1くらいは崩れてしまうのかもしれませんね。

人々は、いよいよ、これから、ほんとうに知恵を絞らなければいけない時代がきてるのかもしれません。

(あとがき)
下層民とか下層階級とか、幾分、差別的な響きのある言葉を使ってますが
僕もいま現在、月収が10万円を割ってて、貯金がまったくなく、カードローンやキャッシング・カードショッピングなどで当座をかろうじてしのいでいる境遇の人であることをお断りしておきます

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木月まこと
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