うつ解消のヒント
ウツって何なのか?って
それは
努力したんだけど、でも
報われなかった社会性というか
裏目に出てしまった社会性というか
そういう状況を自己叱咤的(もっと努力しなきゃダメだとか)に乗り切ろうとするとき生じる失調だと思います。
絵を描くみたいな行為は、社会性を前提としてるわけでは必ずしもありません。
そういう行為は、自己満足の可能性があります。
しかし、社会性を前提としてる行為は、自己満足だけはあるみたいなことは難しいと思います。
社会性というのは、他者の目にどう映るかを計算に入れたものです。
そういう頑張りが、まったく他者の認知を受けず、それどころか酷評されれば、余程の意志力でやってる大きなプロジェクトでない限り、
誰でも、大なり小なり、失調を起こすでしょう。
今日、ものすごく多くのことが社会を前提に行われています。
ソーシャルグッドとかクレーム社会とか言いますし、
空を飛ぶドローンその他が、どこで何を写してるか分からないですよね。
そういう意味では、覚醒してる時間の大半を、人の目(社会)を意識しなければいけない時代ともいえます。
ある意味、これは地獄ですよね。
覚醒時の大半を監視されてる獄囚とどこか似ています。
そんな息苦しい社会の中で
人は健気にも、収入、いいね数、フォロワー数、偏差値など(まわりからどう見えるか)の部分をよくしようと躍起です。
しかし、その種の活動で、十全に報われてる人は、全体の3割以下でしょう。
そんな活動が、裏目に出て、さらなる頑張りで切り抜けようとするのが「ウツ」なら
それを切り抜ける方法は
社会を意識する必要のない活動をすることかもしれません。
「趣味?」
う~ん、趣味も、たとえば、投稿アカウントで同好の士と「いいね」数を競うような方向へ行きますと、裏目に出たとき、やはり「ウツ」になる可能性がありますし
たとえば、ギターを弾くなんかも、武道館で演奏したり、レコード大賞を狙うみたいなベクトルだと、社会を意識したものになりますから、裏目にでたとき「ウツ」になるかもしれません。
好きな人とのラブホとかでHは?
ん~、それも、今日だと、ラブホ店員が語る、ラブホでNG行為5選とか、正しい性行為と、正しくない性行為、とか色々な情報があって、ビンビンに社会性を意識したものになりますね。
ホント息苦しいですよね。
でも、どっかに、そんなに社会性を意識しなくていい何かがあったりするんじゃないでしょうか?
具体的に何か?っていうのは、ひとりひとり違いますよね。
社会の評価や結果(数字等の)で、ホントに報いがあるのは、常に、上位20パーセント内だと思うので
それ以外の人は、結果にカタルシスを求めると「ウツ」が待ってることも多いかもしれません。
で、自罰傾向の「ウツ」が反転すると、こんどはヒステリーになって他罰傾向を帯びて、たとえば、SNSインフルエンサーや著名人、家族や職場の人などに八つ当たりするんです。
だから、そうすると、5割くらいの人には、社会の中より、むしろ、まったく個人的なことの中にしか、本質的な意味でのカタルシスはないのではないかと思います。
だから、まったく個人的なことをやればいいんですよ。
実際は、社会的な場所を前提とした行為が、評価や結果でまったく報われてない個人が、社会を忘れて、まったく社会性のない、まったく個人的なことに没入するのは難しいかもしれませんけど
これからは、ソーシャルグッドとかで、社会の中でカタルシスがあるのは、もう上位20パーセントだけで、あとの人は、プライベートなことや、まったく個人的なことにしかカタルシスはなくなってくるのでは?という気もします。
いや、もちろん、他の8割の人も、社会の中で、他者や社会へ貢献することによってカタルシスを得ようとするもんでしょうけど
なんか、やっぱ、まったく個人的な空間・時間・対象も重要になってくるのではないでしょうか
ということで、本日の文章は終わりです。
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御一読、ありがとうございました。
(あとがき)
ヘッダー写真は、鶴見区の工業地帯で、バイトの帰りにスマホで撮ったものです(2021/03/16)
今日も、サクッと考えたことをサクッと記事にしました。
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