誰かと向き合うことは己と向き合うこと:「ありがとう」について考える⑧
このnoteは
からの続きです。
登場人物
わたし:ibitsu
だーさん:今年6月、ある本屋のイベントで知り合った同世代異性の友人。
興味のあることが近いので、月1~2回外や我が家で(外遊びはお金がかかるので)遊ぶようになった。
わたしにも苦手なコミュニケーションがある。
例えば半年以上通っているジムのトレーナーさんと話す時。
THE溌剌!なトーンで怯むことなく目を合わせて
「ibitsuさん、こんにちはー★」と投げかけられると、自動的に背と肩が丸まってコンパクトになってしまう。
「いいですいいです!姿勢キレイ!ibitsuさん全然動けてますよ!」
なんて言われると、これまたどう返すのが正解か分からず
「あ、ありがとうございます・・」といちいち丁寧にお礼を言ってしまう。
下戸のわたしがお酒の出るイベントに出掛けてしまった日には、いらぬ劣等感を友達にして会場の隅っこや、大きな声の人から離れた場所に逃げてしまう。(ということがわかっているので、酒の出るイベントには出かけないことにしている。)
職場でのあいさつや、友人からの誉め言葉
知っている人がお酒を飲んでいる場(一対一であれば問題ない)にいてもこんな風にはならないのに、どういうわけだかうまく振る舞えない、という場面はいくつかある。
何も言わない人は何も考えていない人 ではない。
むしろ考えすぎて、何も言えない(できない)という人がいることを
わたしは知っている。
だから「だーさん」の表情にあまり変化がない
ということや
感情を表情や言葉で表現することが難しい
ということが、全く理解できないということはないし
「無理にでも表情を変えてくれ!」とは思わない。
でもだからと言って「苦手なんだね」と受け入れ続けるのは無理(キッパリ!)なのです。
自分の気持ちを伝えて、もしも「だーさん」に変化がなければ
書いて伝えるのはどうか。
パペットで腹話術をしてみるのはどうか。(これならわたし、ジムのトレーナーさんと話せる気がする・・。)
そんな風に、できることを考えてみる。そんなことを話し合ってもいいんじゃないかと思っていた。そして
友達になって約5か月、とうとう
「そろそろ敬語、やめてみません?」と提案した。
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