【ユニラボ】アイミツ開発チームのパフォーマンスをFindyTeamsで可視化してみた
アイミツ開発チームでエンジニアリングをしている deliku です!
ユニラボでは今年からFindyTeamsを導入して、エンジニアチームの生産性の可視化を行うようになりました。
今回はなぜ可視化が必要か、
生産性の改善に向けた施策についてお話ししたいと思います。
なぜ生産性の可視化が必要か?
「エンジニアの生産性」自体、抽象的な概念です。
具体化し、継続的な定量評価できる状態にしないと、「自分達のパフォーマンスは良いのか、良くないのかわからない状態」となってしまいます。
生産性の具体化するために
下記の「Four Keys」という概念を利用します。
項目の詳細は下記のページで説明されているので、ここでは省略します。
デプロイの頻度 - 組織による正常な本番環境へのリリースの頻度
変更のリードタイム - commit から本番環境稼働までの所要時間
変更障害率 - デプロイが原因で本番環境で障害が発生する割合(%)
サービス復元時間 - 組織が本番環境での障害から回復するのにかかる時間
Findy Teams で計測してみる
現在アイミツ開発チームでは、システムのリプレイスを行なっており、
特に「変更のリードタイム」を重要視しています。
Findy Teams ではリードタイムという指標があり、直近6ヶ月と直近1週間での比較が下記の図になります。
1日あたりのプルリク数が増加傾向(下図 黄色い矢印参照)にありますが、
プルリクのクローズ時間 / レビュー応答時間 / クローズ時間が減少している(下図 ピンク色の矢印参照)ことから、プルリクがサクサクマージされているようになったことが一目でわかります。
また別で計測している「ベロシティ(1スプリントに実施する作業量の数値)」が向上していましたので、開発速度が向上していると言えます。
生産性の改善に向けた施策
「コードレビューしやすい文化の浸透」
コードレビューをしやすいようにdraft プルリクエストを活用したり、プルリクエストレビューテンプレートをアップデートし、ミスコミュニケーションやレビュー負担を減らす取り組みを導入しました。
「タスクは細かく、プルリクエストは小さくをチームで意識する」
細かくカード(タスク)を分割するようにチームで意識するようにしています。タスクの分割はプランニングの時間を使い、0.5 、1 SP(ストーリーポイント)におさまるようにし、1日で実装すべきゴールを dailyMTGで確認し、予定通りに実装できたかを翌営業日に振り返ります。
下記の記事で紹介されている、「小さく分割する」 を参考にさせていただきました。
小さく分割する
レビューを全部同プルリクでやりきらない
ということも大事だったりします。
小さく分割されたプルリクを作り、プルリク作成数を最大化することで大きく5つの大きなメリットがあります。
・改善や修正などの頻度が増えることで価値提供までのスピードアップにつながる
・プルリク肥大化を防ぐことでプルリク作成者の負荷を減らす
・プルリク肥大化を防ぐことでレビュワーの負荷を減らす
・コンフリクトのリスクを減らす
・「あの人何してるんだろう?」を減らす
まとめ
FindyTeamsでは個人のアクティビティも可視化してくれるので、チームのパフォーマンスを最大化させるために、定期的に個人の振り返りもして成長していきたいなと思っています!
【PR】ユニラボ に興味がある方へ
今回の記事を読んでユニラボに興味を持っていただけた方は、まずはカジュアル面談でざっくりお話させていただければと思います!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?