デリバリーFC本部社長が伝える「Uber eats配達員時代にめちゃめちゃ辛かったこと」4選
デリハックの山本です。
僕は元々、Uber eatsの配達員を1年間程していました。
僕が配達員として働いていた当時2018年は、まだ都内だけを中心に展開しており「Uber eatsって何それ?」という状態でした。
あれから6年の月日が経ち、いまデリバリーFC本部をしていると思うと少し心にグッとくるものがあります。
昔と今とでは大分違うこともありますが振り返りも込めて、「Uber eatsの配達員」をした僕だからこそ伝えられることがあるんじゃないか?
皆さんの酒のつまみやトイレの携帯いじってる時間の暇つぶしにでもしてくれたら幸いです。
1.タワーマンションへの配達
当時僕が配達していたエリアは「渋谷・六本木・表参道」などが中心でした。
朝10時に起きて、身支度を済ませて電車に乗り、ドコモのレンタル自転車を借りて配達を待つ。
そして注文が入ったらお店に行き、指定された住所まで配達に行く。
至ってシンプルです。ですが、当時はUber eatsを使う人って「お金持ち」の人がとても多かったです。
特に六本木や青山なんかに届けて持っていくとほとんど顔を見上げて「えぐいな。このタワーマンション。家賃いくらなんだろう」と考えて、夜寝る前に調べて「いつか俺も住んでやる」と息巻いていたのが懐かしいです。
ただ、それと同時に今の自分に「何しているんだ俺は…」という気持ちになっていたのも事実です。
だって、タワーマンションの目の前にあるスターバックスから注文が入って、カフェラテ1つなんていう注文もありました。
配達料なんかを含めると1つ1500円ほど。当時は驚きと共に、本気で「お金持ちの奴隷」になっている気持ちが強かったです。
おまけに幾つかのタワーマンショは入館管理も厳しく、1つ商品を届けるのにめちゃめちゃ受付がめんどくさいなんてこともありました。
2.休憩場所が公園かコンビニのイートイン
配達時間で暇な時間は休憩していました。特に注文が弱まる、15時〜17時くらいは、お弁当を食べて適当に時間を過ごしていました。
ただ、カフェ一つにしても400円〜500円してしまいます。なので当時の私は、公園かコンビニのイートインスペースで時間を潰していました。
公園になら、どんなにいても無料。
コンビニのイートインスペースは、水100円とかで買って充電できる。
当時の私に取っては、いわばオアシスです。
中でも特にお世話になったのが「吉野家 恵比寿駅前店」です。
なんと、ここは吉野家なのにカフェっぽくなってて、その上ドリンクバーがあるのです!税込162円!最高でしょ!
それで、17時まで休憩して、休憩スペースで注文を待ちながら、夜の部をスタート!そんな感じでやっていました。
いくらレンタルサイクルの電動自転車で配達していたとはいえ、流石に足腰に疲労はきましたねww
3.配達員リュックを持って電車に乗る
今でこそ街中で当たり前に見かけるようになった配達員のリュックですが、当時あのバカでかいリュックを背負って電車に乗って渋谷まで行ってましたww
周りからはどう見られていたのかはわかりませんが、正直自分ではめちゃめちゃ恥ずかしかったです。
はたから見たら「Uber eatsの配達員をしているんだな〜」くらいだと思いますが、自分的には「一流広告代理店→Uber eatsの配達員ww」ってめちゃめちゃ恥ずかしい気持ちも正直ありました。
今だから良い思い出にはなっていますが、あの時の劣等感と反骨心みたいなのは当時めちゃめちゃ思ったのを昨日のことのように覚えています。
ただ、あの日見た景色は本当に無駄ではなかったんだと今心の底から思えます。
4.雨の日の配達
雨の日って、普通は「雨降ってるから今日やらなくていいや〜」となりがちなんですが、Uber eatsは雨の日こそ配達員が少なくなって稼げるので私は気にせずやってましたww
ただ、土砂降りの中で自転車漕ぐので、靴下ぐちゃぐちゃになるわズボンや服もびちゃびちゃになります。
カッパを着ていても、こうなります。地獄ですww
だから雨の日に配達員をしている方には本当に今は感謝の気持ちしかありません。
特に雨の日はみんな外に出たがらないから、次から次へと注文が入ります。
その分稼げるのですが、疲労感は普通の日よりも5倍くらい
あるように感じました。
もう2度と雨の日に配達員はしたくないですねww
まとめ
今でこそ振り返ると「全部良い思い出!!!!」です。
配達員をしていたからこそ、配達員の方には特に感謝の気持ちを伝えるように意識するきっかけにもなりました。
この世の中は、誰かが嫌なことをして成り立っている部分もあるかと思います。
ただ当時の自分も「いつか絶対に成功してやる。俺もあんな凄いタワーマンションに住むんだ」という気持ちにさせてくれたのは間違いなくUber eatsの配達員を経験させてくれたからこそです。
Uber eats様ありがとう。
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