③【メニュー開発編】サルでも分かるゴーストレストランを立ち上げる時に大事な4つのこと
前回は物件選び編を書きましたが今回は、メニュー開発編紹介していきます。
ゴーストレストランを運営する上で、どんなメニューを出せば売れるのか?
これからゴーストレストランを始めたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
①売れるメニューを見つけ出す方法
結論→最初は売れてるブランドを徹底分析してパクるのがおすすめです。
パクるというと語弊があるかもしれないのですが、平たく言うと「参考にする」ということです。
売れてる=市場に価値がある商品
ということなので、最初は以下の様な感じで進めてみるのがおすすめです。
自分でも作れそうなブランドをパクる
↓
それを元に自分色にブラッシュアップしていく
↓
それがあなたのオリジナルになる
これをひたすら色んなブランドでトライアンドエラーしていくのが正攻法に限りなく近い形です。
②誰でも作れる様に落とし込む
ゴーストレストランでは、誰でも作れる様なメニューにしておくことも大事です。
例えば、サイゼリヤやガストなど大手外食チェーンの凄い所は「どの店舗に行っても味が落ちないこと」です。
これは私もゴーストレストランをやった後に気づいたことですが、大手の凄い所は、誰が作っても味が変わらずに提供できることです。
ということは、つまり人が変わって味が変わってしまうようなブランドは避けた方が良いということです。
バイトが1日で覚えて明日から作れるようなメニューを設計する必要があります。
そうすることで今後のFC展開なども見えてくるのです。
今、ゴーストレストランでFCブランドを行なっている所に共通しているのは「誰もが簡単に、なおかつ美味しく作れるもの」に重点を置いているものばかりです。
なので、「誰でも作れるようなメニュー設計」も意識してみてください。
③原価が安くて高く売れるもの
ビジネスの本質とは、安く仕入れて高く売ることです。
偉そうに聞こえるかもしれませんが意外と、これを見落としている人が飲食ではかなり多いです。
原価が高ければ美味いものが作れるというのは大きな間違いです。
例えば、良い例が究極のブロッコリーと鶏胸肉いうブランドです。
使っているメニューは鶏胸肉とブロッコリーです。
あまり食品に興味がない人でも「なんだか原価は安そう」と思いませんか?
それでも売値価格は1200円台と高く設定されていて4000円台の大人数向けのセットもあります。
このように原価を安く抑えて高く売るというのがデリバリーだと十分可能なのです。
④uberの配達手数料38.5%を引いた上で損益分岐点を計算しておく
uberの配達手数料は税込で38.5%です。よく、35%だと思っている人が多いですが、それは税抜きなので注意してください。
原価を計算して、そこから1食売ってどのくらい利益を出したいかで売値を決めるようにしましょう。
損益分岐点を計算しておかないと、「やったー!めちゃくちゃ売れてる!」となっても、入金を確認したら「あれ?全然残ってない…」ということもあります。
損益分岐を計算する上で、
・固定費
L家賃
L人件費
・変動費
L食材原価費
L容器代
上記の4つを明確に算出した上で、あなたがどのくらい利益を残したいかで考えるようにしましょう。
例えばですが、売上100万円uberで売れたとしましょう。
売上100万ー38万5000円=61万円5000円
・固定費
L家賃10万円
L人件費10万円
・変動費
L食材原価費10万円
L容器代10万円
上記を元に計算すると
61万5000円ー固定費20万円ー変動費20万円=21万5000円
こちらが利益として残るわけです。
あくまで最初デリバリーをやる時は、数値は立てづらい部分もありますが、予想でも良いので目標数字として算出しておくようにしましょう。
まとめ
今回はメニュー開発に関して書きましたが、他にも色々とやらなければいけないことやテクニックはまだまだあります。
ただ、その中でも大前提として本日記載した4つは基本的なことです。
ただ基本が抜け落ちると後で取り返しのつかないことにもなるので、まずは本日紹介した4つのコトを守るようにしてくださいね!
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