革ってホントにサステナブルなの?の話
みなさんこんにちは!DELIFEの革職人の高野です。
今日は『革ってホントにサステナブルなの?』の話について綴ろうと思います。
まず革を作るための鞣しについてお話します。
鞣しとは牛や豚などの『皮』を『革』に変えて、そのままでは腐敗してしまう皮膚を腐らせずに道具や製品に使用することができる技術です。
その鞣し方にも大きく分けて2通りあって1つはタンニン鞣し、もう一つがクロム鞣しです。
タンニン鞣しはミモザの木などから抽出される渋(タンニン)を使用した植物性の鞣し方で通称エコレザーとも呼ばれています。
一方、クロム鞣しは塩基性硫酸を使用した薬品鞣しの為、大量に流される排水による汚染が問題になっています。
世界で鞣され作られる革の9割はクロム鞣しと言われ、それだけでもタンニン鞣しの貴重さがわかりますよね。
また、タンニン鞣しはエイジング(経年変化)を起こし、色を変えながら永く使用することができます。
地球環境に配慮し、タンニン鞣しされた革は永く使用することができ廃棄物を減らすことができる点からもサステナブルな素材と言えることができます。
DELIFEではタンニン鞣し革を積極的に使用して革製品を作っています。
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みなさんも所有することでサステナブルライフを実践できるレザーグッズ『DELIFE』でお気に入りの革製品を見つけてみてください♩
それではみなさんさようなら〜!
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