2022年カンクンビーチ藻の状況と予想について。
2015年頃から、恒例になってしまったカリブ海、夏場の『藻問題』
今年の藻の漂着状況は、コロナ禍で少し落ち着いた2020年より増え、リビエラマヤからトゥルム、さらに南のエリアは厳しい状況です。
カンクンのビーチエリアは、他の地域よりも清掃活動に力を入れている為、まだ良い方ではありますが、カンクンの岬にあるホテルクリスタル前(ビーチフォルマ・ガビオタビーチ)は堤防で囲われつている為、藻が溜まりやすく、日によって遊泳困難な日もあります。
フォルマ・ガビオタビーチ:カンクン
5/7日 ビーチForma
ホテルクリスタル付近は、通常の時期であれば堤防のお陰で波が穏やかで、安心して海に入れる事、スーパーやお土産屋さんにも近く、宿泊するのに便利なエリアになります。ですが…藻が多くなる5月から8月の時期は、ビーチの藻による被害が高いので注意が必要です。
ホテルとしては、krystal cancu、crystal grandは影響が大きいので注意しましょう。
hyatt zivaは、岬を挟んで2ヶ所のビーチがあるので良いですが、ガビオタビーチ側は藻が多くなります。
同じビーチでも、別日に行くと綺麗な日も。
風や潮の流れによって、藻の流れつきにバラつきがあります。
ドルフィンビーチ:カンクン
カンクン最大のパブリックビーチであるドルフィンビーチ。
こちらは早朝から専用機と人力で清掃を頑張っている為、他のエリアより綺麗な事が多いです。
波打ち際は、藻の黒いラインが少し気になりますが、遊泳出来ない程の状況にはなりにくいです。
トゥルム: カンクン以外のエリア
こちらは、美しいビーチとのコントラスが魅力的な『トゥルム遺跡』。
残念な事にビーチに降りる事が難しい位、藻が積もってしまっています。
撮影:5月10日/2022
2022年の見通し
National Oceanic and Atmospheric Administration
5月現在、大きな海藻の流れ着き第一弾を受け、それが落ち着いてはいますが、今後6-7月にかけてまだ海上を漂流している藻の塊がビーチに流れてくる予想となっています。
風向きや、潮の流れによって漂着時期がずれる為、詳しい予想は出にくいですが、まだ2ヶ月ほどは藻問題に悩まされそうです。