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Italienisches Konzert BWV971 其の一
教室イベントでひと区切りつけたラヴェルの「ボロディン風に…」(本当はまだ終わってなくて、次のレッスンで終了予定)の次は、バッハの「イタリア協奏曲」に挑戦だ。と言っても第3楽章のみ。この第3楽章、とにかく楽しくて怒涛の勢いで最初から最後までいっきに弾くという、体力勝負の1曲である。6ページ、演奏時間は3分半ほど。私にとってはたったこれだけの短い曲でも大変なので、きっと年末くらいまではかかるだろう。教室イベントのクリスマス会が多分あるだろうから、そこを目指して頑張りたい。
バッハを弾くのは高校生くらいの頃に弾いたインヴェンション以来だろうか。あれも全曲は弾いておらず、抜粋で何曲か習っただけだ。それ以来、避けていたわけではないが弾く機会がなかった為、実に40年ちょいぶりのバッハとなるわけだ。
今回弾くにあたり、「イタリア協奏曲」と「主よ、人の望みの喜びよ」のどちらかで大いに迷った。どちらも大好きな曲だし、今を逃すとまた何年も先になってしまうだろう(この後にラヴェルの「クープランの墓」に入る予定)。
イタリア…はある程度の速さが必要で、左右どちらの旋律を出すかが入り組んでいてややこしそうだが楽譜的にはわりと単純。主よ…はテンポはそれほどではないが、右手がとにかく大変そう。これを美しく弾く自信が今の私には全く無い。悩んだ末、次に予定しているクープランの墓のプレリュードに備えて指の訓練という意味合いも含み、イタリア協奏曲の第3楽章に決定した。
40数年ぶりのバッハ、まずは譜読みを頑張ります。