見出し画像

㊗️中国VISA免除!中国観光の基礎基本ガイド!

只今、2024/11/23土曜日

つい9時間ほど前に中国外務省から日本人の中国短期VISAをフリーにすると発表がありました。期間は2024年11月30日から2025年12月31日までの約1年間。

そこでVISAフリーになった勢いにあやかりNoteを纏めたいと思います。正直中国観光の基本は色んな人がYoutubeやNoteで纏めているのでいらないかな?とも感じましたが、情報なんていくらあってもいいので。


これだけ読めばとりあえず不自由なく中国で動けるというnoteにしてあります。

中国、北京、とても楽しいですし、皆様にも是非渡航してもらいたい。
少しでも興味があるなら読んでいただけたら幸いです。

そして私はもちろん中国語は話せません。
ですので大多数の人の参考になるかと思います。

北京はまた別でまとめます。⬇️

そもそも海外旅行が初の人は⬇️


中国の治安

治安に関しては主観が入ると良くないのでまず、事実を列挙します。

2024年9/10~14日まで中国に滞在

12、13日は日本人の友人と行動。10、11、14日は一人で行動

香港から飛行機で北京大興で入国

入国審査は20分パスポート見られ10分質問

「中国についてどう思うか」を英語で聞かれる。他は旅程だったり、自分の渡航歴について聞かれる。インドネシアのスタンプが出国しかない点、台湾のスタンプが入国しかない点を詰められる。

初日のホステルに居た中国人のおじさんに
「日本人を恨んでいる、嫌いな人はまだいる。俺は日本に行ったことがあるし好きだが、大勢が集まる場所で日本語で話すのはやめた方がいい。提示された時に役人(軍人、地下鉄の保安官のことかな?)、ホテルスタッフにだけパスポートは見せなさい」とGoogle翻訳を通して忠告を受ける

このおじさんに「琉球は本当に独立するのか?」と聞かれる。そんな機運はないと伝えると「わかった」と返される。

天安門広場、紫禁城、毛主席記念堂、万里の長城などで友人と日本語で話してはいたが何か話しかけられたりはしなかった

タクシーとかでも日本語で話したりしてはいたが何も無かった

日本から来たよと答えるとよく分からんスープをサービスしてくれるレストランもあった

滞在中明らかな敵意を向けられたことも無かった

中国で見た日本人は国家博物館近くで1組(日本人の女性、恐らく日本語が話せる現地人の女性)と出国時北京の空港で見たスーツを着た男性のみ。他にもいるかもしれないが、現地で見かけた日本人は国家博物館近くのみ。

14日に北京首都空港から深圳へ移動し、深圳宝安で出国して、マニラへ

出国時は何も聞かれず

スリとか暴行は見なかった

事実は以上です。

ここからは主観。
個人的には中国で怖い瞬間は全くなかったです。北京の前にパスポートコントロールで別室送りになっていたので質問一つ除いて入国も大したことなかったですし。毛主席記念堂の静かな並び列で爆笑した時とめちゃくちゃ静かな音が鳴らない電動バイクに轢かれそうになった時はヒヤッとしましたけど、それ以外は特に無かったです。日本語を大声で話さなければ意図的に狙われることはないのかなと感じました。最近起こっている無差別殺傷はどうしようもないですし、日本でもたまに起きるし、日本より人数も多いならそれなりに回数は起こるよなって感じではあります。

スリ、暴行、窃盗などの犯罪は監視カメラが多すぎて捕まるからあまりないとホステルの若い受付の子も言ってたのと、観光地以外歩道の幅が広すぎるので軽犯罪に関してはかなり安全だと私は思います。

総合的に考えて日本人とわからなければかなり安全だと思います。少なくとも私は再訪したいですし、来月再訪します。

前提

中国は日本とは比べ物にならないぐらい人口が多く、非常に広いです。本州の人が北海道で函館、札幌、網走、知床を3泊4日で回るとかいう馬鹿みたいな旅程を立てるように3泊4日で北京、上海、広州、深圳を回るとかいうような日程は組まない方がいいです。中国も高速鉄道がありますが飛行機と同じように出発1時間~1時間半位は拘束されるらしいので思ったより時間に自由が効きません。余裕を持った旅程を組みましょう。
また、中国語話せない日本人が探してアクセスできるような観光地は基本的に混んでると思ってください。めちゃくちゃ混みます。しかも内需の国なので99%が中国人でアウェー感がすごいし、常識の違いでいつも以上に疲れることはほぼ確実です。いつも以上に余裕を持った旅程を組みましょう。

事前準備

中国観光は事前準備で9割決まると言っても過言ではありません。しっかり日本にいる時に準備しましょう。
準備段階で覚えたほうがいい中国語はこの2つ。これだけ覚えればどうにかなります。
携帯電話番号→手机号码
パスポート→护照

この3つをダウンロードして左2つをしっかり設定してあれば不自由なく過ごせます。

1 Alipay

Alipayはとにかく万能な決済アプリです。普通の飲食店での注文や会計、雑貨屋、お土産屋、地下鉄、バス、シェアサイクル、タクシーなど中国でのほぼ全ての決済をカバーしています。中国人にもアリペイ!って言えばオーケーって通じます。二大決済アプリが青と緑なので最悪青い画面さえ見せればわかってくれます。

デリバリーなども頼めるみたいですが私は断念しました。

アプリをDLして初めて開くと電話番号認証が始まります。日本の電話番号で大丈夫です。日本の番号、+81を選び最初の1文字を無くし、SMS認証をします。
070-1234-5678なら+81 7012345678と打ちます。そこで電話番号認証を完了すると次の画面に変わります。

次は右下のマイページを開き、

電話番号バレちゃうからトリミングしてるけど右上にあります

右上の歯車を押し、

この画面のアカウントとセキュリティを押し、次の身分情報のページでパスポートと照合し身分認証を行います。

認証を完了したらマイページに戻り、次は銀行カードを押します。この時6桁のパスワードの設定をしますが、絶対に忘れないでください。何元からか忘れましたが高額決済が出来なくなります。少額決済ならパスワードなしでもできますが、高額決済ができなくなります。私は現地で1回だけ求められて結構焦りました。

6桁のパスワードを設定したらクレジットカードの登録です。念の為、私は3枚登録していきました。私は3枚どれでAlipayを使ってもロックされることはなかったですが、なにかあったら詰みなのでできる限り数枚登録しましょう。

身分情報の照合とクレジットカードの登録さえ終わればAlipayの事前準備は完了です。

どちらかができていないと地下鉄で毎回駅員と話して切符を買う羽目になるので気をつけてください。向こうの券売機はマカオ、香港、台湾の方を含め外国人は使えないようになっています。向こうの駅は全ての駅に警備員は居てもほとんどの駅に駅員がいないのでかなりの時間のロスになります。

Alipayは確かAmexは対応していないので、ご注意を。

2 WeChat

WeChatは日本でいうLINEです。現地の人との連絡、決済、料理の注文、観光地の予約、イベントのチケットの購入などができ、Alipay1本でも行けるかもですが、あると安心ですし便利です。私は主に北京の観光地の予約に使いました。

友人は現地の人とWeChatを交換して、世間話から急に習近平について聞いていました。本当に酷い。何か口滑らしたら体制批判で投獄なんだから勘弁してあげて。

え?お前はどう思うか?そりゃー偉大な指導者ですよ。VISA免除してくれましたし、現代中国を作り出した独....ドイツに負けない国に成長させた素晴らしいお方です。
習首席、万歳🙌

話を戻して、WeChatもDLして開くと電話番号認証から始まります。先程と同じように+81を選び、電話番号認証をしてください。こっちはハイフンが入るので多少わかりやすいと思います。
アカウント作成の際、聞かれるこれは、検索とミニプログラムはオンにしてください。他はどっちでもいいです。

北京行くなら、ミニプログラムがめちゃくちゃ重要

アカウント作成したらこの画面になるので右下の自分を押し、

ほぼLINE

支払いとサービス、

ウォレットと選択していき

Bank cardsでクレジットカードを登録してください。
私はWeChatはこれでおしまいでした。観光地の予約の際はその都度、その施設のページでパスポートの情報を入力していました。WeChatに紐づけて申し込みが簡単になったらいいのにな、とか贅沢なことを思いましたね。移動系はAlipayでことが済んでしまったのでWeChatで地下鉄、バス、タクシーに乗れるかどうかは不明です。

本当がどうかは知りませんが、中国国外発行のクレカはAlipayの方が手数料が安いと聞いてそっちを優先して使っていました。

レストランや食堂に座って机に緑色のステッカーが貼ってある場合があります。QRコードを読み取るかApplePayみたいにタッチするとメニユーが表示されてそのまま進むとモバイルオーダーできます。決済が完了しないと料理が出てこないので間違って食い逃げする心配もありません。

3 高徳地図

中国はGoogleMapの精度がめちゃくちゃ低いです。

GoogleMap
大体距離にして700mくらいズレてます。近そうに見えますが、北京の碁盤の目は本当に大きいのでかなり離れてます。てか、道もずれてますね。

こんだけズレます。またGPSも上手く機能しないのか結構離れている所にいることになってる時が多々ありました。なのでこの高徳地図のダウンロードをおすすめします。

高徳地図
めちゃくちゃ正確です。日本の漢字がスラスラ読める人なら漢字はなんとなくで読めると思います。

対抗馬に百度地図という地図アプリもあるのですが両方入れてみて高徳地図の方が使いやすかったので私は高徳地図にしました。初めての方はどちらもダウンロードして触ってみてください。
地図アプリはダウンロード以外は特に何もしなくて大丈夫です。時間があれば行きたい所をピックアップして星マークつけて経路を調べて所要時間を把握しておくと旅行しやすいと思います。中国は日本の26倍でかいです。移動時間を見誤らないように。

もう1つの方の百度地図。10人くらいに聞いても日本人白人どちらもこっち使ってる人いなかった。なんか使いにくいです。

4翻訳アプリ

英語話せない方!!安心してください!!
大多数の中国人も英語話せません!
!国際都市の上海とかなら少し変わるかもしれませんが、首都北京ですら、6日間滞在ででまともに話せたの数人だけです。オリンピックスタジアムの若い係員、天安門広場に居た若い軍人、安くは無いレストランに居たイギリスに留学中の若いカップルだけです。CAだったり、空港スタッフですら、基本英語は通じません。割と真面目にラオスとかインドネシアの方が通じます。
具体例を出すと、小綺麗な火鍋のレストランのお会計でCan I get the check,please?と言ったらスタッフが全員首かしげるレベルです。本当にみんな首傾げてました。お会計したいならAlipayの画面を見せた方が通じます。そのレベルです。

まあこんな失礼なこと言ってますが、お邪魔している立場なのでこちらが配慮しましょう。Google翻訳でもDeeplでもなんでもいいです。とにかく中国語⇔母国語の翻訳ができるアプリをいれていってください。パッションとボディランゲージだけだと限界がある場面があります。

5ホテル

中国では外国人はどこに宿泊するかを警察に届け出なければいけないという法律があります。その届出をする機械が高額で、多くのホテルがその機械を導入しておらず外国人を泊めることができません。

中国で宿泊拒否されたなど話題になることがありますが、日本人が嫌いってよりは法律違反してしまうから泊められないと宿泊拒否するケースが結構多いです。実際北京のドミで会ったアメリカ人も1回宿泊拒否されたと嘆いていました。

私はTrip.comで中国語以外のレビューがあるところを予約していきました。レビューを見て行った1泊5000円のドミと1室で13000円ぐらいのホテルでは泊まることが出来ました。

政府が宿泊拒否を無くすように働きかけているみたいですが、内需が強い中国で外国人専用の高価な設備を導入するのは時間がかかるでしょう。北京でどこに泊まったかは次の記事で北京の地理と一緒に纏めようと思います。

6通信手段

中国現地のSIMだとインスタ、Twitter、LINE、Googleが使えないので出発前にE-simを買っておくことをお勧めします。私は前述のアプリが使えるHolaflyにしました。

現地到着

現地到着、待ちに待った中国旅行。
先程の事前準備をしておけばスムーズです。

公共交通機関

日本でAlipayを試すことは出来なかったので、ぶっつけ本番です。お店で何か買う時はアリペイ!!って言って、相手がQRコードを指さして来たら画面上部左のスキャンを押して読み取り、金額を指定して決済。読み取る機械を出してきたら支払い入金を押してQRを見せるだけです。Paypayを使ってる人からしたら本当に余裕だと思います。

ですが!公共交通機関は違います。
普通の会計のQRでは通れません。

まず中国について電波が繋がったら、Alipayを開いて画面左上の都市を、、、を開き、都市を選択します。

私は次回上海に行くので上海を選択し、トップに戻ると

モビリティーという欄が出てきます。ここを押すと

この画面になるので、バスなら公交、地下鉄なら地鉄を押して、青い前住査看みたいなのを押すと名前、電話番号、パスポート、パスポート番号を入力するとQRコードが出てくるので、それを乗り降りの際かざせば乗れます。簡単です。

私は何も下調べをせず、登録だけして突撃したため、普通の会計のQRをかざして弾かれまくって、近くのおばちゃんに聞いたらやってくれました。皆さんはそんな恥ずかしい思いをしないように。

レンタルチャリ

は色々試したんですが、水色のHelloBike以外は中国の電話番号が必要で利用できませんでした。ですが、北京ではHelloBikeが1番多いので本当にどこにでもあります。私は夜に駅から宿の目の前まで行き、目の前で乗り捨てて翌朝駅まで乗って行くという使い方をしてました。HelloBikeの使い方はハンドルの真ん中にあるQRコードをスキャンで読み込んでボタンをポチポチ押していけば勝手に鍵が解除されます。

降りたい時は止まってAlipay開いてまたスキャンするか、乗り止めみたいなボタンがるので押せばまた施錠されます。なんか一応、駐輪禁止区域みたいなのあるみたいです。

中国語読めないからいつの間にか異常に高い決済されるんじゃないかって不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、そもそもレンタルチャリがめちゃくちゃ安いのと、決済の時は数字が出るのでなんとなく分かります。ここはフィーリングで行けると思います。

タクシー

タクシーは日本よりかなり安いです。感覚としては東南アジアのGrabよりちょい高いかなぐらいです。
呼び方は左上のDIDI travelを押して

現在地を確認して(今は日本にいるので白塗りですが、中国にいた時は地図で表示されます)目的地にピンをドロップすれば値段と車種の違う選択肢が沢山出てくるのでその中から選んでください。

基本は安いやつで大丈夫ですが、捕まらない時は少し高いのにすればすぐ捕まります。間違え防止のために乗る側は乗る時に運転手に電話番号の下4桁を教えなきゃいけないんですが、手でその4桁を表せば大体オーケーって言って出発してくれます。英語で言っても大体無駄です。


まとめ

とりあえずAlipayだけはDLしてから行ってください。お次は北京のガイドを書こうと考えてます。何か疑問があればコメントいただければわかる範囲でお答えします。

北京単体ガイド⬇️


いいなと思ったら応援しよう!

ぼっち旅行記
よろしければ応援お願いします! いただいたチップ派に旅費に使わせていただきます!