日本語検定1級 自習ノート
日本語検定公式領域別問題集 文法
間違えやすいところと出題のポイントをまとめた
・可能、使役形
五段、サ変→れる・せる。
上下一段、カ変→られる・させる。
連続、動詞+せる・させる+れる・られる。
ら抜き・さ入れ言葉
・副詞の呼応
・文の構造、ねじれ
・接続詞、接続語
日本語検定公式領域別問題集 敬語
敬語の機能。対人距離の調整。パーソナルスペースの確保ではないか?
上下関係、親疎関係がからむ。二重敬語がちょっと難しい。普段いかに過剰敬語気味になっているのか改めて実感。
・尊敬表現+れる(尊敬の助動詞)は二重敬語
☓お見えになられる
☓ お休みになられる
☓ ご覧になられる
☓ おっしゃられる
・習慣として定着している二重敬語(許容される)
お召し上がりになる
お見えになる
お伺いする,お伺いいたす,お伺い申し上げる
・おる(謙譲語Ⅱ)+れる → おられる は軽い尊敬表現(自分からは使わないほうが無難)
・美化語(丁寧)の接頭辞
和語には「お」
漢語には「ご」
尊敬語(添加)
ご~になる
お~になる
~くださる
ご~くださる
お~くださる
お~なさる
※お求めやすいは間違い。お求めになりやすいが正しい
謙譲語
お~する
ご~する
・第三者がからむ、やりもらい表現がややこしい
話し手/他者(主語)視点
やる → 立場が下
あげる → 対等
さしあげる → 立場が上
もらう → 立場が下
いただく → 立場が上
相手(主語)目線
くれる → 立場が下
くださる → 立場が上
・婉曲的にNOという方法
~かねる(否定)
~かねない(肯定)
兼ねる(動詞の連用形に付けて)ある事情が働いて、そうしようと思ってもしにくい
いたしかねる、いいかねる、見かねる
できかねます(常体)
いたしかねます(謙譲語)
兼ねない(動詞の連用形に付けて)しないとは言えない。するかもしれない。
遅刻しかねない
いる いらっしゃる おる
おいでになる
する、おこなう なさる いたす
言う おっしゃる 申します
聞く お聞きになる 拝聴する
うかがう
見る ご覧になる 拝見する
読む お読みになる 拝読する
会う お会いになる お目にかかる
会われる
伝える お伝えになる 申し伝える
行く・来る いらっしゃる 伺う
おいでになる 参る
お越しになる
見える(くる)
知る ご存じ、お知りになる 存じる
存じ上げる
承知する
わかる おわかりになる かしこまる
ご理解いただく 承知する
食べる 召し上がる いただく
上がる 頂戴する
おあがりになる
与える くださる 差し上げる
お与えになる
受け取る お受け取りになる 賜る
頂戴する
拝受する
利用する ご利用になる 利用させていただく
買う お買いになる 買わせていただく
お求めになる
帰る おいとまする
上下関係から対等な相互尊重のためのコミュニケーションの潤滑油としての敬語へ変化した/すべき。身近な動詞(頻出動詞)、いる、する、くる、みるや英語だとbe, eatとかは普段良く使うため不規則動詞になりやすい。名詞には、お+和語、ご+漢語。代名詞を使わず役職で呼ぶ(直接的な表現を避けることで敬意を示す)。動詞、れる、お~になる、(お~に遊ばせ、宮廷語)の3種類。過剰敬語を嘆いていらっしゃり、平明、簡素を目指すべきだと
敬語は一箇所にまとめるとスッキリ。過去形とか、ぼやかすバイト敬語も一理あり、今度研究してみよっと
日本語検定公式領域別問題集 漢字・表記
現代仮名遣い
長音 ア~エ列は、同じ音を添える。
おかあさん、おじいさん、ふうふ、ねえさん
オ列は「う」。おとうさん、あそぼう、おはよう
四つ仮名
次のような語は,「ぢ」「づ」を用いて書く
(1) 同音の連呼によって生じた「ぢ」「づ」
ちぢむ ちぢれる ちぢこまる つづみ(鼓)
つづら つづく
(2) 二語の連合によって生じた「ぢ」「づ」
みかづき(三日月) たけづつ (竹筒)
たづな(手綱) てづくり(手作)
こづつみ(小包) ことづて