見出し画像

私がスキンケアブランドを立ち上げた理由

 はじめまして、DELANNAプロデューサーの矢作です。
 なぜ本格的なスキンケアブランドを立ち上げるに至ったのか、そしてこのDELANNAにどんな思いやこだわりを込めたのか、みなさまにお伝えしたいと思い筆を執りました。

 商品パッケージだけでは伝えきれない私たちの気持ちが伝わったらいいなと思っています。
まず、このプロジェクトが始まった一番のきっかけは「本当にいいものをつくりたい」という単純な欲求からでした。

完成したデランナのスキンケアシリーズ

1.さまざまな業種を横断して気づいた疑問

ひとつの枠には収まらず、携わってきた美容業界


 私は10年以上に渡って、美容雑誌の編集や美顔器・化粧品の製造など、ビューティに関わる仕事に携わってきました。
 雑誌編集時代はトレンドや美容の基礎知識に触れることでベースをつくり、また美容商品の製造時は、商品開発の知識を学ぶためにエステの業務用機器工場に1年間出向したりなどして、科学的な美容アプローチを知ることができました。
 その中で、彼らが取り組んでいる技術や施術、心身ともに美しくするため手触り感のある美容知識も手に入れましたが、規制や、裏があることも同時に知りました。

 だからこそ「本当にいいものをつくってみたい」と、メラメラと気持ちが湧き上がったのです。

どこに出しても恥ずかしくない本物を作りたい


 市場にはプチプラからハイエンドまで数えきれないほどのスキンケアブランドがあり、テレビや雑誌だけでなくSNSでもさまざまな情報が飛び交っています。正直何がいいのかわからないですよね?
 もちろん、人によって向き不向きがあったり、外的要因に合わせた特別なケアが必要なことがあることも知っています。それでも、多くの人の迷いをぬぐってあげられるような、“ちゃんと結果がでる本物”をつくりたい、そう考えたのです。

2.ただのスキンケアブランドならばやる意味はない

頼もしい仲間たちとはじめたプロジェクト


 業界で長年培ってきた知識と経験だけでなく、私にはビューティーアドバイザーや美容医師、化粧品研究者、スタイリストなど頼もしい仲間たちがいます。美容サロンの美顔器や脱毛サロンの脱毛器、化粧品ブランドの製品開発など、美容業界の土台となる製造部分を裏方として支えてきたメンバーです。
 幅広い知見と“本物をつくる”という私たち共通の思いを持つ彼らとともに2020年2月、このDELANNAプロジェクトはスタートしました。試作を何度も重ねて、成分、使い心地、実感を突き詰め、約3年半を経てこの度晴れてリリースが見えてきました。

妥協せずにこだぬいた処方


 ここまで長い時間をかけたのには、成分ひとつひとつにまでとことんまでこだわり抜いたからです。ただのスキンケアブランドならばやる意味はない。長く業界にいる我々が、経験や思いをすべて注ぎ込んだアイテムを作りたい。そんな気持ちで、丁寧に作り上げてきたブランドなのです。

3.じゃあ“本当にいいもの”って?

美容業界の経験を活かした本当にいい処方


 まず、私たちが“本当にいいもの”を作るにあたって考えたもの。それは、医薬部外品の登録の是非でした。化粧品は主に「化粧品」と「医薬部外品」という2つに分けられています。医薬部外品は厚生労働大臣が認可した有効成分が一定濃度で配合されたもので、その成分の名前や効能・効果を商品に表示することができるのですが、どんなに効く成分であっても配合量の規定があるのです。
 たとえば、「抗シワ効果などマルチな美容効果が期待できる」として人気のナイアシンアミドですが、医薬部外品にすると2%しか配合できなかったりするわけです。(デランナには10%配合しました!!)
 医薬部外品の規定内で考えていては、私たちが目指す“本当にいいもの”は作れない。たしかに効能・効果は謳えなくなりますが、DELANNAでは医薬部外品の登録はやめ、信念を貫くことにしました。

 第1回はここまで。次回の記事では、私たちが目指す“本当にいいもの”とは何か、を深掘りしていきたいと思います。

●DELANNA WEB サイト
https://delanna.jp/shop


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?