マイナーテーマで勝つ『先史遺産編』

はじめましておはようございます、Del.です。

ジメジメとした季節で非常に鬱々とした気持ちになっていますが、諸々終わったら旅行とか行きたいですよね。雄大な景色とか観て古代に想いを馳せる方も中にはいるのではないでしょうか。

…そんなことよりオーパーツとおパンツって似ているよね。

はい、では早速始めましょう。。

◆埋もれちまった悲しみが…

先史遺産といえば、過去にはマシュマックワンキルが流行った歴史があるテーマの一つです。では何故廃れてしまったのか。その原因から整理していきたいと思います。

・レベル5二体と要求が高い

・初動やコンボに必要な枚数が多い

・テーマ縛りが強い

とまあ、こういった事が弱点として言われるかと思います。特にマシュマックとフォークヒュークという強い並びが、違うランクに存在してしまっているので構築難度が高いようです。

しかし

現代の遊戯王において、簡単に出せる上に要求枚数も少なく、尚且つ何の縛りもないテーマが増えた事…それによって

相対的に評価が下がっているだけで、先史遺産自体の効果は全く弱くは無い。

埋もれてしまっているだけだ！キノコだけに！

ではどうやって戦っていけば良いのかを見ていきたいと思います。

◆キノコ・タケノコ超兵器

攻撃に使うキノコには既にワンキル火力がありますが、過去にあったサポートに加えて『アンダークロックテイカー』や『レプティレス』といった強サポートを簡単に受けられるようになりました。無理なく強化されているので運用も楽なのではないでしょうか？

更に時は11期。先史遺産は防御側でも衝撃の超兵器を手に入れています。

フリーチェーンで使えるステータス変動＋素材供給要と、モンスター効果の発動無効という二種類の妨害を内蔵したタケノコです。

①の供給効果が相手ターンでも使えるので、エクシーズなのに無効化を何度も使えるようになる。何それ、強い。パンプ値も900程度出せるようになっており、絶妙に硬い。

この二体を同じランクで持っているので、以前のようなランク4とランク5を揃えなければいけないテーマから、レベル5を展開するだけで戦えるよう変わっているのです。因みに筆者はキノコ派です。

◆相性の良いカード

1、最強のランク3ゴルゴニックガーディアン

出す為の縛りがキツいものの、先史遺産のレベル3は岩石が多いので使いやすい。タケノコと並べれば中々の制圧力、キノコと並べれば超火力となる点も◎。両方美味しく食べる派。

2、先史遺産自体の盤面処理能力がない為、活躍する武神姫アハシマ

魔法罠除去能力を上手く使う事で『処理しなくてはならないカード』になる点が強い。リンクするのにトークンを用いたりも出来るので、少ない枚数からエクシーズに繋がる可能性があります。もう悲しみとは言わせない。どちらかというとキノコ派。

3、天霆號アーゼウス

このカード自体の凶悪さは言うまでも無いのですが、相性という点ではタケノコの自己供給効果と噛み合って大量素材で生まれるとかがざらにあります。完全にタケノコ派。

こうしてみると中々盤面に放っておけない子達が多くて、攻守のバランスの良いデッキな気がしてきますよね！更にコンボも組み合わせていきます。

◆搭載コンボ

暴走召喚＋分断の壁

リンクスでしか見ないカードですが、元々低いステータスのレベル5を大量展開するのに使われる暴走召喚。そのデメリットで相手が特殊出来てしまう点を利用して守る事が出来、更にマシュマックの対象へと変えてしまいます。

スケープゴースト→シンクロ・リンク

シンクロを利用する場合、レベル3と5を主力としている関係で、レベル9か11のシンクロ体が出し易い。また、トークンを利用して前述したアハシマをリンクする事でエクシーズにも繋がっていきます。

もし単体で生き残ってリバースした場合、レベル5をトークンでアドバンス召喚すると

5＋1＋1＋1＋1＝9

となり、アーケティスで4ドローという楽しい事も出来てしまいます。

◆最後に(デッキ紹介)

色々書いたギミックを詰め込んだ構築が此方

基本的にレベル軸を3と5に合わせているので、一般的に使われるネブラディスクなんかは不採用です。メガラグローブという新規のお陰で殆どモンスターを切らさなくなった点もとても強くなりました。タケノコ思った以上に美味い！

今回はここまで。

マイナーテーマを取り扱ってる割には結構反応頂けていて嬉しいです。改めてありがとうございます。今後も週２くらいで更新していけたらな。目標20すき〜ではでは〜