ブログ記事用の写真の撮り方と画像修正(加工)のコツ
みなさんこんにちは。でくです。
今回はブロガー初心者や駆け出しwebライターさん向けに、見栄えのするブログ記事の画像の撮り方や加工の仕方についてお話していこうと思います。
まずこの記事を書こうと思ったきっかけからお話します。
私はブログに載せるレビュー記事の一部をライターに外注しているのですが、その際にライターからあがってきた原稿を読むと、
「なんやこの画像は…」
と、思わず引いてしまうほどの画像が添付されていることがあるんです。
自分の趣味ブログに載せるならまだしも、ブログへきてくれた読者に自分の紹介する製品を買ってもらおうと思ったら、低クオリティな画像は掲載できません。
自分が読者の立場だったとしたら、記事の掲載画像がしょぼかったら、「なんか興ざめだなぁ」「真剣に書いてないんだろうな」と思うでしょう。
そこでこの記事では
★意識するだけで変わる、見栄えする写真の撮り方
★iPhone純正アプリで超簡単!1分で見栄えする画像に加工する方法
この2点について紹介をしていきます。
実際に私の元へ届いた「イマイチな例」を使って、どうやったら記事に掲載できるような良い画像や写真になるかを丁寧に解説していきます。
①画像の向きは、縦ではなく横にする
さっそくですが以下の画像をごらんください。
これは浄水ポットのレビュー記事を書いてもらった時に、記事に添付されていた画像です。
どうでしょう?
スクロールしなければならない量が多くなる上、表示画面に占める画像の割合が多くなると感じませんか?
これは画像の向きが縦方向になっていることが原因です。
多くの駆け出しライターさんが知らないのですが、
ブログやweb記事にける画像の向きは基本的に『横』です。
画像というのは、あくまで記事のテキスト情報を補佐するためのものです。
メインはテキストたる本文です。
画像が縦向きになっているだけで、本文の表示される面積が少なくなるのはナンセンスですよね。
先程の画像から、ちょっと強引に横長に編集してみたのが以下の画像です。
これだけで印象がずいぶん良くなると思います。
このように画像は横長である方が、記事における収まりがよくなりますね。
画像が縦になっているだけで読者のユーザー体験はガタ落ちしますので、常に横を意識して写真を撮るようにしましょう
②生活感のある背景にしない
自生活の一部を切り取った「生活ブログ」であれば、生活感も一つの要素として重要なこともあります。
しかし商品レビューなどにおいて生活感が出ることはあってはならないです。
例えばこの画像。ノースフェイスのリュックのレビュー記事を書いてくれたライターさんの提出してくれた画像です。
手頃な背景がなかったのはわかりますが、布団の上に置いて撮るのはナシですよね。
背景の方に注意がひかれてしまって、肝心のリュックの情報が入ってこないです。
以下の画像は、私が自分でリュックのレビュー記事を書いた時に掲載した写真。
白いテーブルの上に置いて撮っているので、背景に一切注意力がもっていかれません。リュックの全体像がスッと入ってくると思います。
このように、背景に余計なものがあると人間はそちらに意識がひかれてしまうものです。
写真を撮影する時の背景には十分注意しましょう。
このように木目調のテーブルの上にきれいに並べるだけでもいいです。
白背景にこだわりたい人は、白い背景布(バック紙)を準備するのもおすすめです。
③画像の照度を上げる
見栄えのする画像とそうでない画像の違いはなんでしょうか?
以下の2つの画像を見比べてみてください。
どちらの方がきれいに見えますか?
おそらく右ですよね?
これはもともとは左の画像の状態で納品されたのですが、私の方で右側のように編集をしたものです。
画像の編集は難しそう!と考える人もいるかもしれませんが、iPhoneであれば標準の「写真」アプリで簡単に編集することが出来ます。
iPhoneの「写真」アプリで画像を開いたら右上の編集をタップします。
すると色々な編集操作が出ると思うのですが、ここでは
「露出」「ブリリアンス」「シャドウ」
の3つのゲージをいじります。それぞれ右側に強めてください。
今回の画像の場合
「露出」はちょっと強め
「ブリリアンス」はだいぶ強め
「シャドウ」はめっちゃ強め
にしたら完成です。簡単ですよね?
撮影した画像にほんの一手間を加えるだけで、いっぱしのwebライターのような画像になりますよ。
実践編 ダメな写真を良い写真に変えてみる
それではこれまでやってきたことを実践してみようと思います。
これまでライターさんから送られてきた画像の中で、一番「うぇえ」となったものを、編集でそこそこ良いものに変えていこうと思います。
今回使う画像はこちらです。
向きは縦だし、背景は生活感丸出しで、かなり暗い画像です。
もうダメなこと全部やりました〜〜みたいな画像ですね。
これを記事に掲載できそうなレベルに編集する努力をしてみます。
まずは切り出し。画像を横長にしてみます。
記事内の収まりがよくなりましたね。生活感もなくなりました!
iPhoneの「写真」アプリで画像の明るさや色味を調整してみました。
だいぶきれいになったと思います!
ここまで紹介した3つのことを意識するだけでも、これでも十分綺麗になりましたね。
さらにきれいにする場合には、「消しゴムツール」を備えたアプリを使うといいでしょう。
お皿についている汚れが気になるので、消しゴムツールで消してみます。
どうでしょう?
皿の汚れが消えたことで、かなり印象がよくなりましたね。
私は『Retouch』という無料アプリを使っています。
なぞった部分を、その周辺に馴染むように消しゴムしてくれるので、こういうシーンでとても重宝しています。
iPhoneで記事用の写真を撮る時は設定に注意
iPhoneで記事用の画像を撮るときには、画像の保存設定に気を配りましょう。
iPhoneのカメラアプリで撮影した画像は拡張子が「.heic」となっています。
このHEIC形式は、簡単に言うと「画質をほとんど落とさずに画像のデータ容量を減らす形式」です。
写真を記事の依頼者に納品する際に、このHEIC形式で提出するのはNGです。
というのもワードプレスをはじめとした多くのブログプラットフォームは、このHEIC形式の画像に対応していません。
なので写真を納品されてもそのままでは記事に掲載できないんです。
私も何度もHEIC形式で納品されて「も〜〜!!」となった経験があります。
そのたびに、「HEIC→JPEG変換」をするサイトで自分で画像変換していました。ライターに設定について説明するよりそのほうが低コストなので…。
ちなみにHEIC→JPEG変換ができるサイトはこちら。
そのようなことでライターとしての自分の評価を下げてしまってはもったいないですよね。
そうならないよう、iPhoneの写真の保存設定を変えて、あらかじめHEICではなくJPEGで保存するようにしましょう。
設定方法をわかりやすく解説しているページがあるので、詳しくはこちらを確認してみてください。
ブログに掲載する写真はキレイにしよう
いかがだったでしょうか?
今回はブログ記事に使う画像について解説をしてきました。
ぜひ今回のテクニックを活用して、ちょっとした意識や手間で見栄えのする画像を使って記事を書いてみてくださいね!
この記事がみなさんの役に立てばうれしいです。
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ここまでお読みいただきありがとうございました!
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