㉑在庫を置く場所、だけでなく。
増築して作った倉庫スペース。
店頭に同じ商品の在庫をいくつも山積みするスタイルのお店にするのは避けたいと考えています。
ドイツで見たおもちゃ屋さんは、どこも同じ商品を山積みしていませんでした。少しでもバラエティ豊かな品ぞろえを楽しんでほしいです。
自宅ショップでは、リビングや和室が倉庫のようになっていました。
特にクリスマスシーズンは家族が「わぁ、いよいよこの季節がきたね!」と楽しそうに言ってくれる人たちだから良かったですが、本当ならリラックスする場所ですし、職住分離が今回の目標のひとつなので、在庫を確保するスペースはマストでした。
でも単なる倉庫にするのは味気ない・・・設計士の丸山さんも、大工の堂園さんも同じように思ってくれていて、すごく素敵な空間に仕上がりました。
まずはベニヤみたいな薄い壁を壊し、店舗部分と同じ木を貼りました。
いいにおい!
前入居者さんが置いていった照明をとりあえずつけてます。
この斜め天井がとてもいい感じ!なんだかペンションみたいです。
大工の堂園さんが、在庫を置く棚をジャストサイズで作ってくれました。
増えた時のために、棚板を増やせるように、重さに耐えられるように・・・いろいろと考えてくださいました。
たくさん置けそうです。
角まで生かしたい私の要望も完璧に実現してくださいました。
今までの自宅ショップのスペースぐらいの広さがあります。
このスペースに、ミニキッチンを入れました。
このサイズを探すのは苦労しました。
お茶するゆとりができますようにとの願いをこめて、キッチンを置くことにし、小さめの冷蔵庫も買いました。初めはホテルの部屋にあるようなミニ冷蔵庫をイメージしていましたが、生協の宅配をここで受け取っても冷凍しておけるように…などと、あれこれ考えて一人暮らし用ぐらいの「2ドア冷蔵庫」をチョイス。
窓も堂園さんが作ってくださいました。ドイツのおうちにあるような上に開く飾り窓みたいなものにしたいと思っていましたが、お隣が駐車場なので排気ガスが気になって断念しました。
でも一応、外に開く戸にして、網戸もオリジナルで作ってくださるそう。
なんでも作れる大工さん!!すごい。
倉庫スペースはもちろん在庫を置く場所ですが、少し息抜きできる場所にしたいなという気持ちもあります。
窓の前にラグやクッションを置いてみようかな。窓を背に床に座ってお茶…って、楽しそう!いい素材で綺麗に作ってもらえたので、倉庫すら癒し空間になりました。