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⑯旧店舗の営業最終日。子どもとのごはん作り=台所育児だったな。

8月20日。11年間、自宅併設shopとして営業してきた「木のおもちゃ・おひさまや」最後の日です。

夏休みに入って、毎日お客様がたくさん来店してくださっていますが、今年は店内ワークショップの企画もなし。移転に備えて、7月から少しずつ「近くの広いお店にうつるんですよー」と来店してくださったお客様にお伝えしてきました。

Twitterを始めました。
「開店しました」のつぶやきを営業日にツイートしてみようとチャレンジしましたが、これが中々しんどい…。16時に閉店してから思い出して「開店してました」になるなど、ひどくお粗末なTwitterになっていましたが、SNS世代のお客様が(←こう書くと急に自分が年寄りくさい店主のように感じちゃいます)拡散してくださって、初めておひさまやへいらっしゃる方がすごく増えました。特に赤ちゃん連れの初めて来店の方々が増えました。

「新しいお店、楽しみにしています」と期待してくださったり「ブログ読みました。子育てをしながらお店に打ち込んでるようすがすごくいいです」とか「更新楽しみにしています」とか言ってもらえたり…。とても励みになりました。
「へー、この人が営業時間終わってから慌ててツイートしてる人かぁ」などと冷たい顔をすることもなく(笑)わざわざお声をかけてくださって、本当に、おひさまやのお客様はあったかくて。ありがたいことです。

起業しておひさまやをオープンした時、息子は幼稚園年長さん。娘は3歳でした。自宅ショップならではだったなと思うのは、仕事をしつつ、料理が好きな子どもたちとご飯作りができたことです。

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土日には、早めにお昼ご飯の支度を一緒にしていました。おひさまやが繁盛するようになると、めいっぱいの仕事でくたびれて、夕ご飯が作れない私の代わりに作ってくれるようになりました。これはかなり助かりました。

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髪がボサボサですわ、私(^◇^;)
これは息子が小学生のころ。食物アレルギーがある息子。
将来自分でご飯を作って生きていけるようにと1歳半から包丁を持たせていました。今では「なんかつくろっか?」と言うくらいに成長しました。

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娘が小学生のころ。
娘は食べることが大好きなので、料理も大好き。夏休みには朝、自分でお弁当を作り、それを持って一日中遊んでいました。お友達も真似してお弁当を自分で作ってくるようになって、お友達のお母さんから「昼ごはん用意する夏休みの煩わしさから解放されたよ〜!」と感謝されました。

自宅とくっついていた今までとは違い、これからの新店舗は「職場」になります。店の合間に、子どもと一緒にごはんを作ることはなくなりますね。高校生と中学生になった子どもたち。自分たちでごはんの用意をするだろうと期待しています。

最終日。
たくさんのお客様がおひさまや旧店舗最後の姿を「記念に」「妊娠中から来ていたので寂しくて」と、思い出の場所として撮影してくださっていました。お店の狭さがネックだと思っていたけれど、続々とお客様から「この狭さ、落ち着くから大好きでした」と言っていただいてびっくりしました。
新店舗は広くなりますが、木の香りいっぱいです。今までは他のお客様にぶつかりながらのリラックスだったかもしれませんが、今度はのびのびできますよ!

11年間、自宅にたくさんの人が出入りすることに、1度も不満を言わないで応援してくれた家族に感謝して、旧店舗での営業を終えました。

閉店後に、家族と。

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ありがとう、おひさまや。この場所をどう活用しようか、それもまた“お楽しみに”です!

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ありがとう、またね。


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