㉗木のおもちゃ・おひさまや新店舗、オープンしました
外構をガーデンの会社に頼むことなく仕上げました。
シンプルに仕上げて良かったです。
ショーウインドーの前に、もみじの苗木を植えました。
お店と一緒に大きく成長してくれますように。
引っ越し後の片づけは夜遅くまでやりました。
真ん中にスペースがあるので、大工の堂園さんにお願いして、テーブルを製作してもらうことにしました。
サンプルや季節の品を少し並べられたらと思っています。
退勤前に、ライトもつけて記念撮影!
2017年9月12日に、新店舗オープンの運びとなりました。
少し奥まった場所にあるお店なので、通りから見えるように、ヘラー社の赤ずきんちゃんと看板に取り付けました(これはのちに雨風にさらされて朽ちるけれど!)。
看板の文字はドイツで買ってきました。
シュタイナー学校の看板でも使われている独特の書体です。
オープン当日。
びっくりするぐらいたくさんのお花やプレゼントが届きました!
tupera tuperaさんの作品も。
トランスパレントペーパーで作った太陽です。可愛い!
手作りのおひさまや看板ランプを届けてくれたり・・すごい!
お酒も!
ケーキも!
幸せすぎて、わくわくしすぎて、ふわふわした一日でした。
はじめは、貯金もなく、キャリアもなく、おもちゃ業界の知り合いもなく、ひとりのお母さんとして「こんな木のおもちゃがあって良かった」と感じたこの感動を他のお母さんにもお伝えしたいという『思いつき』でした。
おもちゃの勉強を独学でしてみたり、民間資格を取ってみたり、何かやりたいという気持ちは高まるのに実現できるか保証はなくて。
無償ボランティアで育児講座でおもちゃの話をする講師をしたり、木のおもちゃで遊ぶイベントを会場費を手だしして仲間と開催したり、収入にならないことも「勉強になる」と思って、やってみました。
イベントで「どこで買えるんですか?」と尋ねられるたびに、「木のおもちゃを買えるお店がもっと身近にあったら」「私が手渡しできたら」というもどかしさを感じて、家の新築と同時に、たった1部屋のちいさな自宅ショップから始めました。
夫はいつも応援してくれたし、息子や娘も褒めてくれたし、家族の協力なしに自宅ショップは絶対にできないなと思っています。
そしてこの9月12日に新店舗へ拡大移転。
10年目に拡大移転を目指していたけれど、1年遅れました。
平屋のお店を構えるまでに成長できたのは(平屋は賃貸、だがな…)お店の中がどんなようすか見えないのに、勇気と好奇心を持って重い木の扉を開けてお買い物に来てくださった、たっくさんのお客様の応援があったからに他ならないです!
ありがとうございます。本当に、ありがとうございます。
福岡には、他にも木のおもちゃ屋さんがあります。
他県に比べたら多いほうだと言われます(お買い物の行きやすさを思うと、もっと増えてもいいと思うけど…)。
それなのにわざわざ「木のおもちゃ・おひさまやでお買い物したい」と言って来店してくださるお客様がいるのは、本当にうれしいことです。
11年で新店舗へ拡大移転、の夢は叶いました。
これから10年間はこの地で木のおもちゃ屋さんを真剣にやります。
10年ひとくくりで人生のステージをとらえているので、また次の目標を胸に抱いています。それはまた、別の機会に…!