Netflix韓国ドラマ『その年、わたしたちは』感想
Netflixで配信されています
「その年、私たちは」についての感想を書いていきます
はじめに
このドラマは
学生から大人へ成長したウンとヨンスが十年間一時停止していた
恋をまたスタートさせる、そんなお話です
主な登場人物について
チェ・ウン
チェ・ウシク演じるチェ・ウンは
裕福な家庭で育ちました
食堂を経営する優しい両親の元で
大事に育てられました
しかし、学生時代の成績は
267人中267位の最下位
マイペースでおおらかな性格をしています
今はコオという名前で
画家をしています
そんなウンの家族には
すこし、悲しい過去もあります
クク・ヨンス
キム・ダミ演じるクク・ヨンスは
祖母と二人暮らしをしています
二人で慎ましく生活していましたが
ある時、祖母が借金を抱えてしまいます
学生時代の成績は優秀で、ウンとは正反対でした
今はPR会社に勤めています
小言が多く、怒りっぽく、少しひねくれた性格をしています
人との付き合いが、得意ではありません
友達はパク・チンジュ演じる居酒屋を営むイ・ソリだけです
キム・ジウン
キム・ソンチョル演じるキム・ジウン
テレビ局で働いています
ジウンとウンと家族同然に育ちました
いつも、母親にほったらかしにされていたジウンは
名前を間違えられた事がきっかけで
ウンと友達になります
それからなんでも、ウンと分け合いながら育ってきました
そんなジウンは、学生の頃からヨンスに片想いをしています
「俺は一歩ひいていればいいんです」
「今世では主役にはなれないだろうから」
こんな風に、親友の彼女への気持ちを抑えています
※ウン、ヨンス、ジウンは同級生です
おおまかな話の流れ
ウンとヨンスが再会したころ
ウンとヨンスが学生時代に参加したドキュメンタリー作品が
十年後の今、若者の間で大人気になっていた為
ジウンから、ウンとヨンスの十年後をテーマにした特集番組への出演依頼を受けていたふたり
学生時代、ウンとヨンスは5年間付き合ていました
しかし
貧乏で欲しいモノを買ってほしいと言い出しにくい
家庭環境に育ったヨンスと
裕福で欲しいものが揃っている環境に育ったウン
その環境の違いがやがて、ヨンスに劣等感を抱かせます
同級生でさえ、取り繕う事に疲れ、捨ててしまうヨンスでしたが
劣等感に勝てずヨンスは、ウンの事も自分から切り離してしまいます
「君の持ち物で僕が一番捨てやすい」と聞くユンに
「私が捨てるのはあなただけ」だと答えるシーン象徴的でした
そんな別れをした二人がまた、TVの特別番組に出演することになります
別れた理由がわからずに何年もヨンスの事を引きづっているウンは
次第にあの頃のヨンスを理解していきます
今ならユンとつきあっていけると思うヨンスですが
今更よりを戻したいと、言い出せないでいました
しかし、1か月の撮影期間のおかげで、復縁します
心に残っているシーン・エピソード
エピソード13 LOVE Actually
ジウンがヨンスを忘れようと努力しているシーン
想いをヨンスに伝えず胸にしまいこむジウンが切ない
ジウンがヨンスに気持ちを伝えずにいるので
余計にグッときました
本作ではウンとヨンス、ウンとジウンどちらの関係も
丁寧に描かれていたように感じました
ジウンについては、共感できるシーンがたくさんあって
心に残っているキャラクターです
エピソード14 人生は美しい
あらためて、ヨンスが十年前に別れようと言った理由をウンに聞かれるシーン
十年前の回想
酔ったウンが、ヨンスに電話するシーンで
「君が理由を教えてくれないと、自分のすべてをきらいになる
捨てられて当然だと思ってしまう」というウンに対して
「生活がくるしくて余裕がない、あなたが私の不幸まで愛する必要はない」
そう答えるヨンス
ウンが覚えていない事を確信したヨンスは
わかれた理由を、結局は答えずにごまかします
平穏な暮らしを手に入れた今だから、今更あの時の自分を理解してほしいとは思わなったのかなと感じましたが
私にはできない事ですが、大人の言わない美学みたいなものを感じました
エピソード15 三人の愚か者
エピソード6偏見と傲慢でライブドローイングをした
画家のヌアがウンの個展の最終日に訪問するシーン
盗作をしたと告白した自分に、無関心で興味を示さないウンに
「哀れな人生だな」
「なんでも持っているからと、人を見下している、全部簡単に捨てられるほど無意味な人生なのか、そんなお前の人生に何が残る」と言われるシーン
いつも、母親に冷たくされて育ったジウン
みんなと同じものがどうして自分にはないのかと
不幸に感じていた
その、その母親の死期が近いことを知るジウンが、ウンと飲んでいるシーン
「母親が死ぬのに悲しくないと」とジウンがウンに言うセリフがあります
ウンは人生、ジウン母親と
欠けていたり、満たされない人生を生きてきたのだと感じるシーンでした
最後に
本作「その年、私たちは」は
チェ・ウシクさんのふわふわした雰囲気が好きで、配信がはじまってすぐに見ました
ヨンスのキャラ設定濃いめで、おばあちゃんみたいな女の子だなと
思って見ていました
別れた理由が劣等感という所が、私は理解できましたし
ヨンスが実は友達と付き合わなくなったのも、余計に遠ざけるのも
たぶん、友達と付き合うと、みじめになるからだと思いますが
比べても仕方ないのに、比べてしまうヨンスの気持ちとか
自分の中学生の頃を思い出してしまいました
韓国ドラマを好きになってからずいぶん経ちますが
自分と似た境遇の登場人物や、シーンは特に感情移入して見てしまいます
それでは最後まで読んで下さいましてありがとうございます
次のお話まで
dekooでした
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