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自慢したいヤツら。

落ち込んでも仕方ないのに、落ち込んでしまった。
自分が書いたものより、ず~~~っと何倍も素晴らしい原稿に仕上げてくれた編集長のせいだ。

修正を入れてくれた原稿を見て、ショックを受けた。
見出しも含めて、イキイキと、書いた文字が躍っている。全部がつながっている。躍動感にあふれている。原稿に血が巡っている。呼吸をしている。

今回に限ったことでなく、それは、いつものことなのだけど、なぜか今回は重いハンマーで頭をドンと打たれたような気持ちになって、2日ほど、立ち直れなかった。そして、「泥人形」のように眠った(激しく「落ち込んだ」ことへの比喩、たとえね)

頭をよぎったのが「私が原稿を書く意味、ありますか?」という問い。
(もはや、ないのでは?)と思うほど。


だけど、落ち込んでいても、何も生まないし、良いことはなさそうなので、たくさん眠ったあと、気持ちをようやく切り替えた。

「尊敬してやまない人がこんな身近にいる喜び」という思考に。

まだ生きている人なのに、勝手に「私淑」している。

私の身近の「自慢したいヤツら」。
(尊敬ゆえの「ヤツ」という表現。どうぞお許しを)

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