ヨガ瞑想に先立つ煩悩〜インドツアーに参加した③2日目前編〜
前回までのあらすじ。
インドについてしょっぱなから迷惑かけちゃったze!
ダブルベッドを、ほぼ初対面の人(同性)とシェアしたze!
朝ごはん
一夜明けた朝、同じ部屋に泊まった女子と朝ごはんを食べに朝食会場へ。
ビュッフェでした。
言葉で表現できない炭水化物やタンパク質だったので、写真に撮って残しておけば良いものを、何も撮ってませんでした。
ちなみに、美味しかったです。
その日は、お買い物とサイババアシュラムに向かう行程でした。アシュラムとはざっくりいって修行寺のことです。
ホテルで両替してもらって、いざ出発!
(ホテルでの両替は便利ですが、よく言われる通り、市中や日本国内のほうがオトクですよ〜)
バス移動の始まり
ここからはわくわくのバス移動です。
車内では先生が色々なお話をしてくれます。
印象に残ったのが、サイババの、むやみに施しを与えず仕事を与えよという教え(うろ覚え)です。
これはインド旅行全般で目の当たりにする教えになりました。
トイレ休憩もはさみつつ進みます。
トイレにはトイレットペーパーがないため、手持ちのトイレットペーパーを鞄に忍ばせていきました。
チャイを楽しんだ私達は、まずはパンジャビドレスが買えるという場所へ向います。
インドでは、胸元とお尻の出る格好はアウトとのこと。
空港で先生にご挨拶したときには、「パンジャビドレス風の服ね〜」と言ってもらった私。この時点では買う気が失せていました。
ブッタパルティの街に放たれる
「〇〇時〇〇分に集合です」という、添乗員さんのような先生の掛け声とともに皆さん解散します。
サイババの寺院では10cm×10cmのバッグに入るもの以外は持ち込めないとの前情報(※)があったのでバッグを買いたい人、パンジャビドレスが欲しい人などがいましたが、ひとりで行かないよう、同室だった女子を含めた何人かで行動しました。
私達のグループはまずは物色をしてめぼしいお店を探すことにしました。
こういうことか
商店街のようなところには、生地を取り扱っているお店がメインで並び、店員さんらしきおじさんたちがで話しかけてきます。
申し訳ないながらも無視する形でうろうろしていると、一緒に行動していた女子に現地の小柄でかなりスリムな女性がやけに近くによってきて何か話しかけてきていました。というか腕掴まれてた。
どうにか離れるまで無視して歩き続けて、その後聞くと、どうやらお金をせがまれていた様子。
私はインドは二度目で、一度目はタクシー移動をメインにしていました。
その際に、窓越しにおばあちゃんから何かをせがまれたことがあります。
その時の体験を上回る、ダイレクトな体験。
でも、バスの車中で先生が言っていたとおり、一時のお金をあげても本質的な解決にはならないし、旅行者で日本の庶民の私達ができることには限りがある。
なかなか考えさせられる体験でした。
当の女子もショッキングだったようで、というか、冷静に対処してえらいと思いました。私だったら取り乱していたかもしれない。
パンジャビドレス屋さん(?)へ
私達はなんとなく雰囲気の良い、店員さんがグイグイ来ないお店に、私達は吸い込まれました。
4、5人いたのでお兄さんが張り切って、たくさんのパンジャビドレスとショールを出してくれます。
自然とパンジャビドレス組とショール組に分かれます。
私は買わないつもりでパンジャビドレスを横目で、ショールを半目で見ていました。
が、なんか、どーしても視界に入ってくるお方がいるんですよね。
シルバーがかったグレーの生地。
トップスに施されたキラキラ(なんていうのか忘れました)。
パンツの裾のレース
かなり盛ってるにも関わらずかもしだされる統一感
価格帯は1500ルピー前後だったと記憶しています。
(ざっくり2倍すると円になります)
これは私に似合うやつだ、と思いこみ、買ってしまいました。
同室の女子はかなり悩んでショールを買っていました。パンジャビドレスのセットより高かったです。
お金をお支払いしてから、少し砕けた雰囲気になって、お兄さんがやたらと自分はカシミール出身だと言い始めました。
ついでにいうと、私の買ったパンジャビドレスを見た先生が「シルク?」と聞いてきました。
同室の女子が買ったショールはつややかでとてもステキで、もしかするとカシミヤなのかもしれません。私のパンジャビドレスはシルクなのかもしれません。知らんけど。
…あとから考えるとあそこでもっと買えばよかったと若干後悔しています。
ランチでお着替え
買い物後に、近くの西洋風の料理があるというお店でランチをしました。
それ以降はインドらしい食べ物しかないから、という先生たちの気遣いです。
そこで待っている間、トイレに行ったのですが、なぜか先程パンジャビドレスを買ったひとたちが続々と着替えてくるんですよね。
つられて私も着替えました。
(その時のその店の客は私達だけでした。)
似合ってる〜と。
お世辞でも嬉しい。
サイババアシュラムへ
お腹を満たした私達は再びバスに乗り、サイババアシュラムに向かいます。
アシュラムでは持ち込み荷物が制限されていて、スマホは持ち込み禁止。
それ以外で持ち込めるバッグは10cm×10cmの小さなものだけだそう。
結果的に言えば、上記より大きめのバッグでも持ち込めました。
※サイババの寺院には10cm×10cmのバッグしか持ち込めないと聞いていましたが、
当日は少し大きめのパスポートが入るくらいのサイズでも大丈夫でした。ただし、情勢や担当者によって変わると思うので最新情報を取得して行動してください。
男女別の入り口から入ります。
当日はやってなかったけど、身体検査をするときもあるのだろうなあと想像します。
するりと中に入って、少し開けたところへ。
そこで説明を受けます。
アシュラム内では大声は出さない
地面の色が変わっているところ(何色か忘れました…)では靴を下駄箱において裸足になる
アシュラム内では撮影禁止
お参り
まずはお社にお参りします。
もちろん裸足です。
アスファルトがめちゃくちゃ熱い。
先生に習ってお参りすると、ココナッツをもらってそれを割って神様に捧げます。
あとから聞いた話、このココナッツ、普段はお金を払ってちょっとだけもらうやつだそうで、私達のように大盤振る舞いされたのはすごいラッキー?だったそうです。
次回予告
時間になったので、瞑想する場所に再び靴を脱いで上がるさきとその仲間たち。
彼女らに何が待っているのか…
次回、「瞑想とは!」
お楽しみに。
読む方に楽しんでもらいたいため、記事では面白おかしくしているところもあります。
しかしその一方で、世界各地で起こっている事件事故、感染症など、人命財産が傷つけられている現実に心痛めています。被害に合われた方やその関係者に深くお悔やみ申し上げます。
今回の旅行は、感染症対策や安全に万全を期して行きました。
第一話↓
第二話↓