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#墳友になってきた


プロローグ

去る2024年11月15日(金)の夜から17日(日)、旅に出ました。始まれば終わってしまうだけだと分かっていたけど、最高に楽しくて、幸せで、いつまでも心に残り続ける、そしてまた旅に出たいと思える旅に出ました。

声優・八巻アンナさんのバスツアー『八巻アンナと墳友(FUN YOU)になろうツアー~群馬・伊香保温泉編~』に行ったので、これはその軌跡と奇跡キセキを振り返る散文です。

「あんな時代もあったね」と、きっと笑って話せる日が来ることを祈って文章を書いています("あんな"時代…?)。終始おふざけしていないと死ぬ病気を患っているため、セルフツッコミ入れまくりで、関係ないネタ擦るし、文章はアホっぽいし、ガバガバ描写、ユルユル表現で、その上長いです。
右のスクロールバーと目次をご覧ください。ヤバいわよ!

Day0まで

再びの群馬…三度…いや、よく考えたら何回か行ってるわ…。

9/2(月)、八巻さんから、所謂「5000兆円欲しい!」フォントで告知された古墳ツアー開催の報せ(しらせ)。必ず予定をこじ開けて、日本のどこであれ必ず行くと、帰宅の途で誓ったあの日。(パスポートが必要な場所に古墳はないだろ…!ないよな…?)
翌週の金曜夜、会社の友人たちと飲んでいた時でした。

先着……だと!?前泊プランに………ツ…2ショットチェ…チェキ!?!?!?
動揺を隠すようにお酒を飲み、23:55からアラームを1分ごとにセットしました。付けられるOPTは付けるにしても、前泊は…翌朝10時ならまあ、家からでも間に合うし良いかな…と考えながら、帰宅後迎えた24時。

チェキ2枚ヨシ!決済ヨシ!チケット確保確認!!!あれ??……本当に気づいたら前泊オプションも付いてたんですよね……何を見てヨシ!って言ったんですか…?

今回のバスツアーの行先は群馬ということで、昨年夏のバスツアーでも行きましたし、友人に会いに行ったりもするので、遠い場所ではない感覚です。これまで参加したバスツアーはいずれも、そこはかとなくゆかりのある土地というか、比較的身近な場所だったもので、なんだか今回もそんな気がしていました。群馬県在住の友人よ、群馬ってパスポートいるんだっけ?

最高が約束された週末が、始まる

アニエラ、シャニアニ3章、Chapter283、まいせんフェスとイベントが過ぎていき、横浜DeNAベイスターズが日本シリーズ優勝を決めた2週間前も、なんとなく近所のイオンモールに映画を観に行った1週間前も、過去のバスツアーと同様に、なんだかバスツアーが近づいているという実感は湧かず。ただ旅程を改めて確認すると「あれ…?もしかして丸2日あるってこと…?長くない…?」と思ったのは事実。今更ですか?
平日を倒して辿り着くと決めて、いよいよ迎えた金曜の退勤後に出てきた感情はこれでした。

思い起こすは過去のバスツアー、儚く終わってしまうのに、高揚や楽しさ、緊張と幸福に満ちていて、この時間が続けばいいのにと心から願った、今でも忘れ難い時間たち。
今回も始まれば終わってしまうけど必ずいつまでも忘れない、そんな美しい旅になるのだと、期待と覚悟と確信と、一抹の哀れみを胸に出発しました。

あ、過去のツアー散文も書いてるので、お手すきの時間があれば何卒…。(なお昨年夏のやつを書いてないことを今になって後悔している模様。)

汽車でオタクは酒開けて 今ぞ上野を出でてゆく

『ゆくへは八巻アンナの  バス旅までも一飛に』(鉄道唱歌より、一部改変)

くたびれたサラリーマンたち(ワイもそうか…?)とオタクを乗せて、特急あかぎは定刻通りに上野駅地平ホームを後にします。
少し薄暗い車内、イヤホン越しに伝わる小気味の良い鉄輪の音と四点チャイムで始まる車内放送、流れていく夜の東京を横目に、いつものBGMからの「結名美月の!私ゲームが得意なんです!」のタイトルコールに合わせてビール缶をプシュ!!あゝ、この瞬間のために生きてるんだよなぁ~~~~~~!!!……他の女の話してる?

八巻大王概念なヤツ。
是非、特急列車や普通列車グリーン車で『皆さんもどうぞー‼︎』

エペ台パンも限定パートも またゝくひまに行きすぎて 

『今ぞ上州高崎の 約束の地につきにける』(鉄道唱歌より、一部改変)

わたゲーを観ながら特急に揺られること1時間半ほど、放送がちょうど終わる頃に到着しました。パスポート忘れたので不法入国…?
高崎には何度か訪れているのですが、毎回気分が高まります。やはり鉄道の要所はいいものですね。
駅前のアパホテルにチェックインしたら、メッセージカード的なものを貰いました。そこには八巻さんからのメッセージと、誕生日に投稿されていたあの麗しすぎるお画像と同じお召し物で、微笑まれているお写真が……。

感情のギアが一気に上がって、涙が出てきてしまいました。

豪族とホテルでエンカしてリンクアピール。
このネタも老人会に入りますか??

特急列車に揺られて少し遠くに来て、少し駅前を歩いたり、湯船に浸かったり、お酒を飲んだり、シャニアニの生配信アーカイブを聴いたり。「あれ?なんか旅先のホテルで普通にくつろぐタイプの旅行かな……?」と身体が通常の旅行を意識しようとする防衛反応がはたらくのが、わかりました。
この日はシャニアニ7話の放送日でしたが、さすがに就寝。

Day1

朝にも大浴場に入り、豪族と朝食連番。温泉卵とカレーでセルフ温玉カレーにしたり、心に孤独のグルメの井之頭吾郎を飼っておくと、食事が、楽しい。朝食バイキングの醍醐味、ここにあり。
朝食の後、外でSLぐんま号の汽笛がこだまする中、ニコニコでシャニアニ7話を流しながら準備をしましたが、最後にしっかり号泣。

発進時の声出しがすき

ホテルのエレベータが混雑し、比較的ギリギリの到着になってしまった木屋駐車場。

デケェ口を開けて、オタクを迎え入れるバス

名札としおりと、大きな重みを感じる2ショットチェキ券を受取ってバスに乗りました。まだ身体はあくまで「高速バスに座った」くらいの認識。隣の豪族が早速ペンを貸してくださり、名札に名前を書いたりしていたら……猫を愛で終わった八巻さんがご登場して、バス全体の大拍手。

そう、この、推しの姿と声・惜しみない拍手が重なるのは、普通の旅行だと思っていた時間が非日常へと変わり、最高の旅のはじまりを告げるファンファーレ。何度経験しても良いものです。

点呼とリストバンドの配布が始まりました。
八巻さんに…お名前を呼んでいただけて…リストバンドは添乗員さんから受け取るパターン…と勝手に予想した私の数列前で、八巻さんがリストバンドを渡しており、感極まってる豪族が……。
しまった!そのパターンか!

しまった!そのパターンか!で凄い方向に転ぶの、朗読劇のお見送り会のシステム変更以来かもしれん……。
「はい、おは(ようご)ざます……!」とギリ職場で長期休暇前日朝にするくらいのテンションでの挨拶できました。(なぜ?)

八巻さんの「出発ー!」豪族「進行!!」のコーレス。
八巻さん「なんか小さいんじゃない?出発ー!?」
豪族進行!!!!!!!!/

「出発進行」という言葉、期待に満ちたものがゆっくりと、確実に、力強く目的地に向かって動き出すときにぴったりな言葉なのかもしれません。オタク、デケェものが発進させるときの言葉とか仕草、好きじゃないですか……(暴論)。

バスのフロントガラスに小雨が打ちつけるも、晴れ女を主張する八巻さん。質問が募られ、我こそはと名乗り出る豪族、応える八巻さん。
失笑してしまうような質問から真面目な相談、関西トークなど、聞き入ってしまうような車内の掛け合いと、流れていく市街地郊外の風景との対比に、既に幸福感を覚えながら、バスはぐんぐんと進みます。

バスが山道を登り始めた頃、紅葉の話になり。
そういえば昨晩、確か結名美月さんが「アンナと"紅葉観に行きたいね"って話してるんだよね」と番組で話してた気がしますね……。是非行ってもろて……私はその写真を見て首を締められた時みたいな声を、出したい。

また、今回のツアーは、昨年夏のバスツアーと今年番組に出てくださったことでおなじみ深澤敦仁さんと、群馬県についての動画を収録した時の行程をある程度なぞるようになってると伺いました。早い公開を望むばかりです。

煩悩を消すのって難しいですよね…(今更)

そうこうしているうちにバスは最初の目的地、水澤観音に到着。
名札の裏に書いてあった「観音:Xチーム」と書いてあるチームごとに分かれて、八巻さんと皆で鐘が突けるとのこと。なるほど……?集合写真とかではなく、女性声優と鐘を突くバスツアー。それがいい。
だから私は、八巻アンナ。(「だから私は、Xperia」みたいに言うな…)

除夜M〇Sで見るやつだーーーー!サイズ感はだいぶ小さいけど。

私はAチーム、最初のチームです。「いや、これ年末に見るやつじゃん…」と草を生やしていたら、八巻さんと10人くらいで紐を持ち鐘を突く態勢に。後ろに陣取りすぎて、最後突く瞬間に紐から手離れちゃったんですけど、貴重なアクティビティでしたね。

「3週回って煩悩を消しましょう」みたいなやつ(オタクは煩悩消せないだろ…!)、小銭なさすぎて豪族に100円借金しました。アニエラで死にかけてた時にスポドリくれた豪族なので借金が膨らんでる…。

一発かましておくリンクアピール。これを機に、ツアー参加者にも少しずつ挨拶を始めたりしました。あとは本堂にもお参りしました。

緩やかに時間が流れる曇り空の下。

〇〇!!…うまい!!←簡潔かつ端的で明瞭な食レポ

水澤観音の散策もそこそこに、バスに戻り揺られて数分、昼ごはんの地へ。すり鉢に入ったごまをすって「"ごますり"って胡麻をする様子まんまなんだな……」などと謎の感想を抱き、うどんが並べられ、みんなで水を取りに行ったり。
八巻さんの「手を合わせてください!いただきます!」で始まる昼食。
「はい合わせました」は小学生の頃言ってた気がするな…?2回ほど転校してるのでどの地方だったかは定かではないですが…。

水沢うどんは初めて食べたのですが、すりごま入めんつゆも、見た目よりあっさりしたごまだれも飽きが来ず、啜った瞬間にうん!おいしい!となりました。全国津々浦々、うどんはいろいろありますが、うどんが定着する背景も色々あるのかなぁ、などと思いました。
それにしても味付きこんにゃくの天ぷら、酒のつまみに食べたいくらいに美味しかったですね…。我々のテーブルだけ食後の温かいお茶を嗜み、ゆっくり席を後にするなど、優雅で大満足の昼ご飯。

バスに戻ったら「これ絶対どうでしょうネタだろ…!」と気づいてくれたと思しきオタクがおり……ニヤリ……。そうです、私にとって旅に大事なことは、全部どうでしょうと女性声優バスツアーが教えてくれたんですよ。
そんな風にそんな風に、生きたいんだ、生きていきたいんだ。

羊さんが?\カワイイ!/ イッヌさんが?\カワイイ!/

お次は伊香保グリーン牧場へ。

『愉快な仲間が!楽しい仲間が(Yeah!) みんな待ってるぜ!グリーン牧場!ここは伊・香・保!グリーン牧場!!』(絶対違う)
……団体券みたいなので入場し、400円だか700円だかに使えるチケットをもらいます。既にアイスクリームを食べている人に八巻さんからツッコミが入りつつ、グリーン牧場内を進みます。

まずは、間もなく始まるシープドックショーを見学するとのこと。ほう。
八巻さんがベンチ左ブロック最後列あたりに座り、豪族は左~中央ブロック最後方立見席などに。
私は立見席中央ブロック。"HOLLY WOOD"すぎる看板あるねぇ!!からの、紅葉も綺麗だし、よし……撮るか……と持ってきていたミラーレス一眼のレンズを望遠レンズに交換してパシャリと手始めに一枚。

紅葉と羊の群れと"HOLLY WOOD"すぎる看板

今回の旅はこの夏に買った、ミラーレス一眼を持ってきました。
「旅行だし、普段行かない土地の風景撮りたいだろ……!」とカメラを持って行ったのですが、勿論ご本人が写り込んでいないか細心の注意を払うのは当然として、リスクは残存してしまうので、カメラなんて持っているだけで注意されたりとか、他の参加者に白い目で見られたりしたらどうしよう……と思ったのですが杞憂でした。
なんなら「良い写真撮れました?」と話のきっかけにしてくれたり。オタクを収めさせてくれたら「アー写にしたいw」と言ってくれたり。なんだか楽しかった学生時代を思い出しましたね。

そして始まるシープドックショー。まずは丘の上にいた羊たちが牧羊犬に追われて観客席側の方に移動していきます。

SHOWの文字通り、ショーですよ。すごい。
1匹の牧羊犬、70頭以上の羊、圧巻の光景。

お姉さんが笛で指示を出して、牧羊犬は吠えて羊の群れを追い立てたり、回り込んで纏まりを維持したり。別のお姉さんがマイクで解説しながらショーが進行していきます。
ゆったりと歩くお姉さんが操る、素早い黒一点の牧羊犬によって、広い会場内を右に左に中央にと、モコモコと羊の群れがうごめいて、移動していく不思議な光景に、魅入ってしまい、夢中でファインダーを覗いてシャッターを切っていました。

時折ふと左に目をやると、同じショーをベンチにお座りになって、ご覧になる八巻アンナさんの様子が視界に入りました……お美しい………。
そうでした、これって女性声優のバスツアーでした。

パドックから選別されていく羊たち。一頭一頭出ていくの、東京ドームの出口みたい。
バトルフェイス。

リリーフ登板の牧羊犬。お姉さんに紹介されている間も、既に羊の方をガン見して、完全に"戦う顔"だ。
先発の牧羊犬とは異なり、吠えずに睨みだけで、選別された4頭の羊を誘導して、3つの難関をクリアしていきます。そのうち1つは障害飛越。

『この飛越も全羊(とイッヌ)無事!!!』
「踏み切ってジャンプぅ!」言いたいだけだろ……声に出すと元気が出るので言いたい。越後に拍手が沸き起こったし、伊香保グランドジャンプ、伊香保大障害だ。

大浴場の扉を閉め忘れるワイより賢いし、偉い。

最後にちゃんと柵を閉めるイッヌ。”クローザー”だ。

かわヨ~~~~~

最後はお姉さんによる羊の解説。毛刈りをするときにこの体勢にするそうです。少し気怠そうなのがたまりません。

は~~~~~~~~い!

羊さんが?\カ”ワ"イ"イ"!/ 最高に?\カ”ワ"イ"イ"!/
腕が曲がってる状態では腕の下の毛刈りができないので、ツボを押して腕を伸ばさせるとのこと。なるほどなぁ。
……君も八巻アンナさんに点呼されて返事してみないか…?

シープドックショーが終わった後は、羊と牧羊犬とふれあいができる時間…の前に、観客席を使って集合写真撮影。SHEEP DOG SHOWの看板を背景にするために、下段に行くほど後列になるという、ちょっとイレギュラーな集合写真。でも推しと、そのファンの皆と一緒に撮る、わちゃわちゃとした集合写真、旅の思い出すぎる。「後ろの人ジャンプしてください」って…集合写真やぞ……?でもジャンプする豪族、すき。

イッヌさんが\カ゛ワ゛イ゛イ゛!/
イッヌさんも\カ゛ワ゛イ゛イ゛!/
(ごめん2匹とも名前忘れた)

ショーの間はすばしっこくてカッコよかったのに………かわいい…………もしかしてオタクくん、カッコよさと可愛さを併せ持つのが……お好きだったりします??

そらそうでしょうねぇ!!!!『巷ではクールビューティー・イケメン女子として知られるのに、博識な一面やちょっぴり抜けていて愛らしい一面をお届けする等身大一人しゃべり番組』に出ている人とか大好きですからねぇ!!!!

羊さんが \カ゛ワ゛イ゛イ゛!/
牧場一?\カ゛ワ゛イ゛イ゛!/

羊さんたちがくつろいでて可愛かったですね……この節でカワイイって何回言ってるんだ……。ちなみに写真撮ってる間、何度かミスターvsハエみたいになりましたね。
シープドックショー、もう1回観たいくらい楽しくて、羊さんとイッヌが、本当に…!可愛かったんだ…!
あ…もちろん八巻さんも可愛いかったですよ……。(取って付けたような言い方……)

ふれあいコーナーが終わった後は、アーチェリーをやりに行こうとする豪族たちと一緒に入口の方に歩いていきました。その道中。
八巻さん「みんな何やるの?」豪族たち「アーチェリーやってくる!」八巻さん「じゃ!私は乗馬やってくるから!」豪族たち「いってらっしゃーい!」
乗馬いいな………鞍上八巻アンナ…ってコト!?単勝買います。ドカ買いさせてください。そして最後の直線で気絶して馬券が空に舞うやつやれます。

顔はめ看板の写真撮ったり、馬ににんじんをあげる豪族を見たり、アーチャーになる豪族の写真を撮ったりしていたら、いつの間にか集合時間間際に。結局最初にもらったチケット余っちゃったけど、記念になるか。

バスに乗り込むと、八巻さんが羊のぬいぐるみを買った報告。はいカワイイ。菅沼千紗とのLINEしている報告。はい良い。

バス内の集合写真撮影して、菅沼千紗に送られたっぽいです。バスツアーの時にだけ発生する、八巻さんのスマホで、八巻さんによる、外に出ることのない集合写真撮影イベント。その瞬間にしかできない笑顔がある。

交戦規定レギュレーションは唯一つ ”非接触"SURVIVE

チェキ会の話が始まり、緊張の空気に包まれ始めたバスは、途中少しの渋滞に巻き込まれつつも、多くの観光客が行き交う、決戦の地、伊香保温泉街へ。

バスを降りた我々に待ち受けるのはついに、
八巻アンナさんとの2ショットチェキ撮影会──────。
そもそもこの企画、八巻さんの発案だそうで。マジか……。
撮影ポーズのレギュレーションは"非接触"……のみ!?
交戦規程が「生き残れ」しかない激戦空域に放り込まれるタイプの戦い?

前半組・後半組と分けられていましたが、特に順番が決まっている様子もなく、申告制で順に撮っていくみたいです。そんな感じだったので、今思えばバンジージャンプにの順番待ちみたいな状態だったなと思います。

ポーズどうしよう……と真剣に悩んでいる人はもちろん、チェキ撮影に慣れてる友人に相談して「蓄積ノウハウの上澄みをすするだけの人になってる!」って言ってる人もいましたし(賢い方法すぎる)、緊張で放心しそうな人もいましたし……
「よし、次行くか……」「行ってくるわ……!」と覚悟を決めた豪族を見送りもしましたし……
撮影中のポーズも定番のものから、ネタに振ったもの、ギャラリー一同「あぁーー…」と納得してしまうものもあったり……全力のピグレットに事務所NGが出た時にはさすがに笑ってしまいましたが。
撮影から戻ってきた豪族は興奮していたり、安堵していたり、憑き物が取れたような顔をしており……

やっぱりバンジージャンプだったのでは…?と後々振り返るから思えるのであって、私もその一部だったわけですから、まあそれはそれは緊張してましたね………。

事前に考えていたポーズは、無難にピース、腕組み背中合わせ、連れていくよ、とかでしたが、折角なら"おもろいこと"をやって楽しまないと……などと謎プライドが発動してしまい「チェキ ポーズ」で検索して「俺はここからでも入れる保険を探す!!」などと無駄なあがきをして、どう到達したのかは定かではありませんが……ポーズが決まりました。
「よし……行きます……あ、でこぼこと申します。」

1枚目。「現場猫の"ヨシ!"やってもらえますか…?」
ここで緊張で脚が震えて片足立ちがままならないという、痛恨のアクシデント。何を見てヨシ!って言ったんですか?
全力で何とか踏ん張って撮りました。

2枚目。「あの…八巻さんを見て、腕を組んで横転したい…仰け反るので、カッコいい感じ、落とす感じでやってもらっていいですか…?」
推しの前で横転すなーっ!!オタク語で会話すなーっ!!
八巻さんとカッコいいポーズしてみたさもあったのですが、ここは折角の機会、目の前の八巻さんに落とされてみたいと思ったのかもしれません。
今度は2本足で立てるので大丈夫、と思ったのも束の間、美しすぎる八巻さんを見上げる形になり、身体が沈んでいくんですが………人生最後の光景もうこれでいいんだが………?(これ"が"いい、だろ……!)
八巻さん「どんどん下がってくけどw!大丈夫?」
ワイ「そら(こんな美しい八巻さんを目の前にしたら)そう(緊張で脚が震えて沈んでいく状態に)なりますよ………」
なんj語で会話すなーっ!!!!(前半は発音してます、前半だけかい。)

チェキ撮影後の会話は「今回、これまで以上に長い時間の盛りだくさんのツアーになりそうな予感、楽しみにしてきました」的な内容を伝えたかった気がします、気がするだけです……正直あまり覚えていないです……。
これじゃいくつ身があっても持たないなとか、もう少し考えてから話せば良かったなと反省しつつも、豪族の元へと引き返したときには、肩の荷が下りたような解放感がありました。

『知ってるか?チェキのポーズは3つに分けられる
個性的な奴 ネタに走る奴 八巻アンナの女になる奴
この3つだ』

伊香保温泉石段街散策

チェキ撮影会を一通り眺め終わった後、豪族たちと365段ある石段街を上まで登ろうということになりました。

IKAHOクソデカモニュメント
"温泉都市計画” 声に出して読みたい。都市開発SLGのシナリオ名みたいなワクワクさ。
雰囲気が良(りょう)~~~~~
石段街の頂上にあった伊香保神社
並んでいたのでお参りは断念。
暗くなるとさらに良。

途中で写真撮ろうと立ち止まるせいで、豪族たちから普通に落伍してました。落ち武者、いや落ち豪族すぎる。埋立地に古墳建てられて沈みそう。

下る途中には、登ってくる八巻さんとすれ違いました。すれ違ったってことは安心して下方向の写真撮れるぞ~なんて思ったり。
ワイのカメラくんね、推しで緊張したり網膜が灼ける持ち主によく似て、推しが近くにいると怯えてブレブレになっちゃうし、万が一推しで反射した光子がイメージセンサに当たったりなんかしたらイメージセンサ灼けちゃうからね……注意しないとね……帰ったら美味しいバッテリ食べようねぇ……!(無機物に人格を見出して愛でるタイプの方でいらっしゃる?)

カメラのバッテリが切れそうになり、替えのバッテリ、キャリーケースだったか…?と思ったので、バスまで取りに戻ったのですが、充電器しかなく……。充電している間に結局ひとっ風呂浴びました。

そろそろ集合時間…というタイミング。風呂に入った後に化粧水などの類がなかったため、夜風も相まって顔がパリパリしてきてしまいました。そこでたまたま会話した豪族に相談したら「乳液ありますよ!」と乳液をくださり、一命をとりとめる出来事も…その節はありがとうございました…。

ゲーミング伊香保温泉街。

バスの前列の座席に座り、羊のぬいぐるみで「おかえり~」とバスに乗り込む豪族たちを出迎える八巻さん。宴会場までは別移動なのに、わざわざそれやるためだけに乗ってくれたんか……と誰かが呟いており、ほんそれ。

推しの話をしながら飲む酒は、べらぼうに美味い

これまでのツアーの宴会はアルコールは課金式でしたが、今回の宴会はなんと飲み放題付。すごい。八巻さんの乾杯のあいさつで宴会のスタートです。

バスツアーと言えば、個々人用の宴会料理。

確かにご飯が欲しくなるメニューでしたね。酒があれば何でもいい、何ならわさび醤油とか味噌でも飲める酒クズな自分、こういう時には助かります。それ以外の時は何やってもダメ。(調味料で酒は…死ぬばい…!)

同じテーブルを囲んだ人たちとは、推し始めのきっかけを話したり、これまでの/これからのイベントの話をしたり、固い握手を交わしたり………。
推しのことを語りながら飲む酒、美味しすぎるんだよな、本当に。

しばらくするとプロジェクタが用意され、八巻さんが再びご登場、レクリエーションが始まります。我々のチャレンジクリアで、なんと!八巻さんがソロチェキがもらえるらしい!これは頑張るしか。
ちなみに隣の部屋で食事されていたらしく、オタクの声が筒抜けだったらしい。情報セキュリティ的ヒヤリハット?

ジェスチャーを質問して当てるゲームをテーブルごとにやっていきます。所謂ジェスチャータイプのアキネーターですね。
自分が質問した「服屋の店員ですか?」で正解を引き当てることができました。"アパレルショップの店員"が答えだったので、自分のセンスのなさに若干引いてしまいましたが……。
2チーム目も早々に正解するも、3チーム目は正式名称が出るまで正解にしてもらえませんでしたね……。

次は「はぁ?っていうゲーム」です。
我々のテーブルのお題は「おやすみ」でした。「可愛く」「ファンに向けて」「恋人に向けて」の3択で意見が割れ、1回目の投票後に「もう1回やるね!」とのこと。再びの投票後「もう一回、もう一回やるね!!」と。結局「可愛く」で一致し、見事正解()!助かった……。
前もアンナことのイベントでやったときに全然わからんかった記憶が蘇りました。このゲーム、推しにやられると私情と願望が判断の邪魔をするから難しいんだよな………(はぁ?)

こちらも全テーブル無事成功で、全員チェキ獲得!スタッフさんから受け取るルートインのカードキーに一緒に入っているとのことでした。やったね。

二次会しても…バレへんか…!(バレた)

居酒屋からホテルまでは徒歩15分くらい。酔い覚ましに夜風を浴びながら歩きました。ホテルに着く頃にはだいぶ酔いも落ち着いてきて。
でもまだまだ話したい、ということで二次会を募集、一旦荷物を部屋に置いて、ロビーへ降りると結局10人以上集まりましたかね。
さて、困ったのが店選び。渋川駅周辺でないものかとネットで探しましたがチェーン店などはない様子。そこでホテルのフロントの人に相談して、大きめの居酒屋を教えてもらうことにしました。
何軒か見繕っていただけて、手分けして電話したんですが、どこもいっぱいでしたね…そら土曜だもんな…。
結局、部屋飲みプレミア12観戦組と、ガスト組に分かれました。

ガスト入る瞬間、八巻さんのおやすみツイートの通知がApple Watchに画像付きで表示されてしまい、階段落ちするところでした、ヒヤリハット。

猫型配膳ロボットがハイボールだけ運んでくる姿。シュールすぎる。

各々ピザ食べる人もいれば、デザートを食べる人もいました。
私はおつまみカキフライを食べました。今日は一段と角ハイが上手い。俺の肝臓がエキサイトしている。バカか?
……はまった時期・きっかけ・背景はそれぞれでも、同じ推しを持つ人たちが旅先で深夜のガストに集い、話に花が咲くというのは、とても温かくて良い時間でした。
刺さるポイントとかが一緒だったり近かったりすることが多いので、会話も大盛り上がりで、本当に楽しかったです。

帰りにコンビニに寄って、明日の飲み物を買ってホテルに戻りました。結局、大浴場でも二次会に行った豪族と話したりして。ポカリもしっかり飲んで2時前に頑張って就寝。

Day2

スーパーはんなりタイム(はんなりタイムの上位版)

最近頑張っても6時間とかで目が覚めちゃうんですよね。二度寝ができない。この日も結局6時30分とかには目が覚めてしまいました。
これ、バスツアーのアドレナリンだな。(冷静な分析)

また支離滅裂な朝食で脳内孤独のグルメやってるよ……。なんでそれでカルピス飲めるんだ……。

カントリーマアム、ごちそうさまでした…美味しかった……。ずんだ、好きなんですよね、早食い競争したいくらいには好き。
二次会のガストでドリンクバードカ飲みしたおかげか、二日酔いもなく。ニチアサを適当に流しながら、マイルCSの予想をして、余裕をもって準備をしてゆっくり過ごす、優雅な朝。
ロビーに降りてから、コーヒーをもう一杯。

戸閉よし、二日目、出発進行。

快晴。

この日は快晴。1日目も出発直後に小雨がぱらついたくらいで、雨は降りませんでしたね。八巻さんの晴れ女パワーだ。(パワー!!!…チェキ、きんに君でも面白そうだったな…既出だったらすいません。)

バスに乗り込み、この日も八巻さんの「出発ー!」豪族「進行!」のコーレス。八巻さん「なんか昨日より小さくない?あ、走り出しちゃった…。」止めてくれる運転手さん。
八巻さん「出発ー!?」豪族進行!!!!!/
確かに昨日より少し空元気感ありましたね。

バスガイド席を使って話し始める八巻さん。
八巻さん「…なんかハッシュタグ見てたら二次会行った人いるみたいじゃん。どこ行ったの?」バレてたわ……。
豪族「ガスト行きました!」八巻さん「いいね!二次会っぽいね!」

新宿のユニカビジョンとクロスビジョンで流されているバベルシティ・グレイスキャストMVの世界最速トーク、たすかりました。「今日ツアー終わったら観に行ってほしい!」とのこと。行く、かァ……。
昨日募集していた質問返しも始まり、お酒の話だったり、千夜アリアの話、表現・ポージングの話。
MOIW2023、やっぱりターニングポイントだったのか……?「2023年の合同ライブ」って単語が出た瞬間に頭抱えたり、息を吸ってる、恐らくあの曲に焼かれし同志たちが数名いましたね……。

いろんな視点で、いろんなものを見れるのは楽しい

バスは最初の目的地、群馬県埋蔵文化財センターへ到着。

土器にドキドキ…。

敷地内では、縄文土器を焼く会をしていました。
鍋なんかも一緒に火にかけており「火を囲むと人間テンション上がるじゃないですか。当時も土器を焼くのはお祭りみたいなものだったと推測されるのでそこも真似てます。」とのこと。確かに…貴重なデケェ熱源を用意するんだもんな…。

埋蔵文化財センターの人が解説をしてくれながら各展示室を回っていきます。高速道路・新幹線建設、河川改修など公共開発事業に伴う発掘調査や研究を行っているそうで、様々な時代の出土品や解説が展示されていました。
復元された埴輪や土器が多く展示されている展示室では、少し覗いた八巻さんが大興奮して、職員さんに静止される場面も。

いざ入ってみると、壁一面には復元された土器、中央には埴輪が所狭しと並べられており思わず「おお!!!」となってしまいました。
土器は時代順に並べられており、デザインのみならず、機能性を徐々に獲得していく変遷が感じられて、大変興味深く。
中央の埴輪は人型はもちろん、馬型、帽子型なんかもありましたね。お目目が前についてる馬、かわいかったですね。
復元方法、当時の製作方法の話にもなりました。復元は見つからない部分は石膏で作り「復元箇所」がわかるように塗られるそうです。曲面の欠片はぴったり合う場所が必ずあるとも……なるほどなぁ…。
製作方法も、ひも状のものを重ねていくように作っていたとのことで「要は3Dプリンタか…」と思うと、急に連綿と続く、人類のものづくりの歴史に思いを馳せました。

隣の展示室では、県内の方が「近くから出土したものなんだ」と興味を持っていただけるようにとのことで、北陸新幹線とか上越自動車道など、公共事業ごとに出土・復元した土器が展示されており、展示方法の工夫に感心したり。

最後に榛名山の噴火で火砕流に埋まった古墳時代の遺跡の展示へ。ポンペイ遺跡のまさしく日本版。発掘調査した時のエピソードを話してくださったり、発掘された人骨や馬の骨の調査をどのように行ったか?が展示されていたりと、全部見るには…時間が…足りない…!

八巻さんもバス内でおっしゃられていましたが、公共事業の一環として行うこともあり、学術的視点とはまた別の視点からのお話だったり、展示だったりするのかなーというのもあり、非常に面白かったです。

許諾番号25-100451!許諾番号25-100451じゃないか!

これはもしや…オフ会……!?

埋蔵文化財センターを後にした我々は、次の目的地、道の駅まえばし赤城へ。勉強したらおなかが減るよね!とのことで、いよいよBBQです。
外は日差しが強く、暑いと感じるレベル。FUN Tシャツで外に出ました。
晴れ女パワー、恐るべし…。

競馬場にあるやつだーーーーー!
着順掲示板の静止画に空中浮遊してる子供が写るやつ。
ご機嫌なベーコンになって、きらめく風に乗って
(お前食べられに行くのか…?)
人間って火を囲むとテンション上がりますよね!(伏線回収)

我らのテーブルは各々仕事を見出して、効率よくBBQが進んでいきました。「オーバークックRTA」って豪族が言ってましたね。
隣の卓は音楽流してたり(皆で小声でアンティーカコールしたり)、他の卓はお酒飲んでたり(八巻さんと乾杯したらしく羨ましすぎる…!)、どこも楽しそう。なんだか、普通にオフ会か………?オフ会にたまにふらっと推しが現れるタイプのオフ会か……?贅沢すぎる…それもうオフ会じゃないじゃん。

マシュマロをじりじりと…焼いて……これを
こうして…こうじゃ!!!!
(ビスケット代金払い忘れたことにこれ書いてるときに気づいた)

同じ卓の豪族がビスケットを買ってきてくれて、焼きマシュマロを挟んで食べました。皆で八巻さんに見せびらかしに行きましたが「他の豪族にビスケットもらったから!」とのことでした、敗北。
でも肉も、野菜も、焼きおにぎりも、マシュマロも美味しかった~~~。
そしてまた何度かミスターvsハエみたいになりましたね。

道の駅は混んでおり、時間も迫っていたので、あんまり散策もできず、バスに乗り込みました。割とオープンしたての綺麗な施設だったので、またドライブとかで来てもいいかもしれませんね。

BBQも終わり次はかみつけの里博物館へ向かいます。
ここで八巻さんの買ったもの紹介。ぐんまちゃをめっちゃ買ってました。カワイイ。
そして質問返しの続きをしていました。お腹いっぱいなのと、日差しを浴びたので、若干うとうとしながら、そのタイミングに八巻さんの声が聞こえてくる…なんて幸せなんだ……。やっぱり人生最後の光景、これがいいかもしれません!(人生最後の光景がいいって言った光景、集めるか……)
若いうちにしておいた方がいいことについて「失敗すること」で「あーーーー…」となる豪族たち。学マスの犬束静紅の話で目が冴えてきたのは覚えています。
あとなんか後ろからたけのこの里ときのこの山回ってきて、あれはいったい何だったんだ…(ちなたけのこ派。ありがとう、ごちそうさまでした。)

8個の古墳で、八巻古墳群

かみつけの里博物館…古墳ちゃんだよ…
これって…何の表情なんだ?ピグレット…?

かみつけの里博物館に到着。まずは館内の自由見学。案内くださる学芸員さんのヘアピンが前方後円墳で八巻さんが興奮していました。

あまり写真は撮っていないのですが、床には各古墳の位置、榛名山の噴火の跡が可視化されている群馬県の大きな地図。「あ、埋蔵文化財センターで見た、火砕流で埋まった遺跡が発掘されたのはこの辺りか!」と勉強になったり。
「古墳の造成方法」みたいな展示があったり、遺跡の大きなジオラマと解説動画が流れるコーナーでは、トンネルから出てくる新幹線が200系で、思わず鉄道好きな豪族とアイコンタクトしてニヤリとしてしまう場面も。

館内の見学が終わったら学芸員さんの案内で、保渡田古墳群の八幡塚古墳を見学しに行きます。そして、古墳をバックに恐らく最後の集合写真。

色んな埴輪がおりますなぁ…。
八幡塚古墳全景。
なんか神々しい。

石室含めてきれいに整備されており、散歩して見学するのに非常に良い場所でした。昭和初期に調査した資料がしっかり残っていたとのことで、復元できたそう。そして…

保渡田古墳群で、8基の古墳で、八巻古墳群。

八幡塚古墳の上でのリンクアピーーーーーーーール。緑緑(みどりみどり)しい。この様子を見て学芸員さんが「古墳クッション私も持ってますよ!」とのこと。

コスモスと、二子山古墳。

この保渡田古墳群は榛名山がきれいに望める位置で、当時の有力者が埋められたのも納得の立地。また、ちょうど北陸新幹線と上越新幹線の分岐の狭間に位置しているため、現在では三方が綺麗な榛名山・北陸新幹線・上越新幹線となっていて、なんだか時代を超えて、穏やかで良い場所だなと思いました。

そして、課外学習スペース的なところで、古墳づくりゲームなるものを。
小学校の社会科見学でやるタイプのプリントが配られます。

写真撮ってなかったんで家でスキャンしました……。

「40mの帆立貝型から200万出せば100mの前方後円墳にアップグレードできるのが投資効果デカいんだよな…」と真剣に考える豪族の一言をもとに、私の方針としては、外観はデカく、埴輪や副葬品は剣と盾の埴輪・鉄のミニチュア農具という実用的なものというか…食糧生産と防衛という国家運営の基礎の象徴を用意しようと思いました、ほら鎌とハンマーみたいな…(まずいですよ!)。ちなみに施工技術は民の士気に影響すると考えたので、石葺きではなくても鉄製スコップを使います。

皆で何を選んだのか挙手でわかるのも面白かったですね。八巻さんの作成したシートも見れて嬉しかったですね。何一つ被らなかったな…。

ありがとう、そしてよろしく

そして、これで、本バスツアーの全アクティビティが終了。

夕暮れに別れの時を実感する

最後はバスに乗り込む前に、八巻さんから2ショットチェキが手渡され、お話ができるとのこと。一旦荷物をバス内に置いたり、トイレを済ませ、1列に並びます。

名前を呼ばれ、チェキを手渡されました。
心からの感謝。丸2日というこれまでより長く、楽しい時間が続いて、八巻さんの人柄の良さがたくさん出ていた旅だったこと。言葉で上手く伝えられないのは申し訳ないけど、八巻さんのことを応援しているし、これからも応援したいということ。
………を伝えたかったんですがねぇ!!オタクちゃんさぁ!!すぐ言葉に詰まるし処理落ちするし語彙力ないから!!君はねー頭が弱いんだよー!!(CV.大泉洋)

大事な局面で思うこと、某曲の歌詞に詰まっているんですよね。
逢えてよかった、あなたに言葉言うなら……

一人反省会をしながらバスに乗り込み「あーーチェキの感想伝えるでも良かったなぁ…」なんて思い、手渡されたチェキを確認しました。

丁寧な落書きとメッセージを認識した瞬間、途端に溢れ出す涙。もう一度見たら絶対マジで泣いてしまうからと、そそくさとファイルにしまい込みました。

ふと窓の外を見ると、豪族が八巻さんと最後の時間を過ごしている様子が見え、それを終えた人が一人、また一人とバスに乗り込んできます。
そして最後には全体挨拶があり、バスを見送る八巻さんに、皆で手を振りました。バスが駐車場を出ても、最後の最後まで八巻さんは手を振ってくれていたらしい。ずるじゃん……。

終わってしまった寂しさと余韻と、静寂に包まれたバスは一路、高崎駅へ。

これにて終了…ですが…!なんと……!!今回に限り……!!!

高崎駅前でバスを降りたら、豪族の皆さんと「お疲れさまでした、ありがとうございました!」のあいさつを交わしました。今回初めましての人も、何度か会っている人も、これからも豪族仲間、何卒よろしくお願いできれば…!
仲間の数だけ、絆が生まれたり、強化されたのではないでしょうか。「(参加者+八巻さん1)の2乗ー(参加者+1)」通り(多分1056通り?)の墳友の絆。

高崎駅でお土産を買います。そしてリア友とエンカウント。
豪族に「あ、ガチのリア友です。」って紹介したらトッモが「でこぼこがお世話になっております。」とか挨拶してた、豪族もトッモも…なんかすいません……こんな私で……。

バスツアーはこれにて終了…ですが…!なんと……!!今回に限り……!!!

そうです!朝の、八巻さんとの約束を果たすために!ユニカビジョンの大画面で、バベルシティ・グレイスのキャストMVを観るために!!!

角ハイを飲み始める豪族がおり、時計を見ると、高崎駅発車時刻1分前…。
ぐぬぬ…羨ましい……と思いましたが、そんな私は閃きます。
籠原駅での5両増結がある!時刻表を確認したところ発車まで4分。勝機が見えてきました。
隣の豪族に「多分行けるんで、行ってきます」とだけ言い残し、階段へダッシュ。改札内にはNewDaysはありませんでしたが、改札の向こう側にあの緑色の看板!いける!

角ハイ350mlを購入し、階段を駆け下り、ホームを進めるところまで進んだところで発車ベル。最寄りのドアに滑り込んで車内移動します。貫通部を抜けて戻った時に豪族たちから「乗り遅れたと思った…w」と言われ…それはそう!座ってる身からしたら乗り遅れたと思うよな……すいませんでした…!

ひとまず無事に(?)豪族と乾杯。
その後、大宮で湘南新宿ラインに乗り換えて新宿へ。電車内でもたくさんお話ししましたね。
新宿到着、状況開始。おそらくユニカビジョンでの放映時間は偶数時09分っぽいが、現在20時15分……つまり次は22時09分。
コインロッカーに荷物を預け、豪族がナムコトーキョーに連れて行ってくれて、夜ご飯を食べました。(あなたのそれはご飯なの……?)
バスツアー2次会兼アンティーカMV待機会、スタート!

サイバーめちゃ良(りょう)空間、また機会があれば行きたいですねぇ!

新宿の夜空に轟け、アンティーカ!

そして22時09分。

ユニカビジョンの超大画面で放映されるバベルシティ・グレイスMV。
……っぱさ、アンビションブライク…なんだよなぁ!!!(絶叫)
夢中で動画を撮っていましたが、直後に「折角なら推しが新宿の街角に写る"風景"を撮れば良かった…」と後悔が始まりました。
翌日、リベンジ撮影に臨むのは、また別のお話…。

でもこうして、1回目のキャストMV、2日間一緒に旅した豪族たちと最後に一緒に視聴した、というのは記念になったというか、思い出に残る時間だったなと思います。めちゃくちゃ楽しかったです。

コインロッカーの荷物を回収し、今度こそ本当に各々帰宅の途につきました。結局私は最後、東京駅で深夜バスに乗る豪族と別れて帰宅の電車。
最寄駅から家に歩く旅の最期、何となく聴きたくなった1/6の夢旅人2002を聴いたら、ボロボロと泣いてしまいましたね。

エピローグ

やはり何事も始まってしまえば、終わってしまうし、長かったようで終わってしまえばあっという間だったようにも感じていて。
それはこれまでの旅も同じなのですが、今回のバスツアーはこれまで以上に濃密で、楽しさ、温かさ、幸せを強く感じた旅でした。
それはもちろん、最推し八巻さんのバスツアーだったから、丸2日間という過去のツアーよりも長い時間だったから、ではあるのですが、やはり、たくさんの交流してくれた豪族がいたからだと思います。
八巻さんの人柄の良さが節々に滲み出ていた旅行でしたが、そんな八巻さんに惹かれて一緒に旅した豪族も、みんな優しくて面白くてすごい人達で、なんだかもう他人だとは思えない、仲間なのかもしれません。

そんな素敵な墳友の輪、豪族の輪に自分もいられたら、
そして共に八巻アンナさんを応援できたら嬉しいです。

このnoteを執筆するにあたっては、当日あまりポストしていなかったのもあり、純粋に文を書くのに手間取ったり、3デバイスで撮影していたせいか、写真の選定に時間がかかったなぁという印象です。(ガジェットのオタクがよ……)

また、最後にはなりますが、他の参加者さんが書いているバスツアーレポを紹介させてください。どれも読みごたえがあり名著でした…。記憶の補完や振り返りに大変参考になりました。この場ではありますがお礼申し上げます。
同じツアーに参加できて嬉しかったです。ありがとうございました!
しゃけしゃんさん
六花さん
SeaHorrorさん
(投稿順)

とにかく、最高で楽しくて幸せだった旅。
きっとこの先、何度だってこの週末を思い出すことでしょう。
関わってくれた、すべての人にありがとう!
またいつの日か、八巻さんと、豪族の仲間たちと旅に出られる日を願って!

\infty凸凹\infty


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