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【マイヒストリー】若夫婦の新婚さんの新居は文化住宅。
3人の我が子が揃って発達凸凹、不登校、引きこもり、うつや自傷行為、拒食に過食、癇癪、感覚過敏などの精神疾患(症状)で荒れる日々を送ってきた
2010〜2016年までの6年間の我が家の様子を綴った物語が、2023年1月に書籍となり、出版させて頂きました。
外の世界で生きることに適応していけなくなったあの日から
心の世界を向いて生きてきた親子の物語です。ぜひ読んでくださいね😊✨
ここらで一つ、改めて自己紹介も含めた私の【マイヒストリー】を綴っていきたいと思います😊
まずは私の新婚時代から…💑
私は1997年12月、17歳の時から交際していた4歳年上の男性と結婚しました。
この時私は20歳。旦那さん24歳。
この年の10月、お腹に赤ちゃんがいるのが分かったので、家族になるための段取りを始め、2人で住む家を探し、12月に入籍しました。
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最初は私の実家近くのハイツを新居に決めて手付金まで払っていたのですが、
なんだかんだありまして、結局お姑さんが見つけてきた文化住宅に住むことになりました。
(お姑さんが自転車で通える距離の文化住宅…私の実家に近いのがきっと嫌だったのでしょう…😑)
「文化住宅」ってどんな住宅か知っている人少なそうですが、今調べたら文化住宅は関西方面限定の言葉らしいですが、多分こんな雰囲気の住宅は日本のどこにでもあると思います。木造で造られた古ーい住宅です。
私たちが住むことになった文化住宅は、横並びに数軒連なった平屋の住宅で、
隣に住む奥さんの電話の声が聞こえてくるほど壁もめちゃくちゃ薄くて砂壁でできていて、間取りは畳の部屋が2つと台所、シャワーなしのお風呂、そして和式トイレ。
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そして夜中になると屋根裏でネズミの大運動会が始まるという、本当に古い木造の住宅で、新婚さんとしての住まいとしては全然キラキラしていませんが、お金が無い若夫婦の出発に相応しい感じもして、今思えばあの当時のここでの暮らしも、とても味のある良い思い出になっています。
(ちなみに家賃は5万6000円でした)
こんなに古い住宅でも、好きな人と一緒に暮らせる生活はとても幸せでした。
つわりがとにかくしんどかった私は、日中もほとんど外に出ることができず寝て過ごしていましたが、夕方旦那さんが仕事から帰ってくるのを楽しみに待っていました。
そして1998年7月、長女はなちゃん誕生。
この文化住宅で、3人の生活が始まります。
次回へ続く〜。
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