劇場版 SLUMDUNKの感想(※多いにネタバレがあるので観賞予定の方は避けてね!)
どうも、もう鍋の時期過ぎて毎日食べても全然構わないなって思います。
早阪茉莉です。
今日は12月3日公開の映画「SLUM DUNK」の個人的感想を綴っていこうかなって思います。
好きな漫画や影響を受けた漫画の中で上位に食い込むくらいスラダン大好きなんですけど、
まさか令和になって動く湘北メンバーに会えるはなぁ…生きてたらいいこともあるんだなって噛み締めてましたね。
包み隠さず言ってしまうと、
スラダンの映画、公開前炎上してましたよね。(炎上内容は検索して頂ければ出ると思いますので知らない方は検索してみてください)(しなくても全然問題はないです)
炎上内容も言いたいことはまぁまぁ分かるなって思っていたし、
私もアニメ世代の人間なので、正直違う声帯の桜木花道を受け入れられるかな………って超絶不安しかなかったです。
でも勝手な私個人の考えなんですけど、あの井上雄彦先生がスラダンを面白くしないわけないんだよな。って思っていたので、
内容自体には不安がなかったし、スラダン映画化を何度もお断りしてたけどこれで最後として作ろうと思ったという記事を読んで、
ここまで覚悟決まってる人の作品が悪い方向に行くなんてない!私は信じるぞ!!!!!!!と思って観に行きました。
こっからは映画の内容もゴリゴリ入って行くので、
まだ観賞していない方や、今後観に行く予定のある方はブラウザを閉じることをお勧めします。(ネタバレ内容見てから行こうと思う人は全然読んでいって下さい)
以下ネタバレ感想↓
始めに、私の一番の問題だった湘北メンバー声帯変わった問題なのですが、
まっっっっっっっったく問題なかったです。
と言うのも、私がスラダンアニメの英才教育を受けている人間だったのでどのキャラが何喋っても私の慣れ親しんだ声に全て変換されたからです。
吹き替え映画みたいにどんなモブでも全部綺麗に変換されたので、心配は何一つなかったですね。(自分の頭は少し心配になりましたけど)
私の中の花道と水戸洋平くん(花道の親友)(私の最推し)はずっとあの声なのです…。
あと、観てる最中に思ったのが、
今回スポット浴びたのが宮城リョータくんじゃないですか。
言わば主人公は桜木花道じゃないんですよね。
あくまでも今回はリョータくん視点でのお話なわけです。
だからリョータくんの耳では花道はこの声で聞こえてるんだなって思ったら何か許せるんですよね。
我々の親しんだ主人公の桜木花道視点だとアニメ版の声なんだと思うんです。
そう思うと全然違和感はないかなって。
あとこれは本当に個人的に思ったのが、劇場版は青年誌のSLUM DUNKでアニメ版は少年誌のSLUM DUNKだなって印象を受けました。
だからアニメ版のキャストを起用しなかったのかなって少し思いました(実際はどうか分からないですけどね)。
まぁ今回の映画をアニメ版キャストで録り直してくれるのも全然期待してますけどね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(いい加減お縄に付きましょう)
さてさて。内容ですが、………OPがとにかくカッコいい……う、う、う、動いてる…!花道もリョーちんも三井くんもゴリも流川も…動いてるよおおおおおおおおおうわあああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
って感無量…。
曲と井上先生の絵が相まって本当にカッコいい。
平成にスラダンのCMが作られたんだけど、あれも井上先生の絵で動く花道が凄く格好良いんでけど、それと同じくらい、またはそれ以上カッコイイ!!!!!とにかく本当にあのみんなが帰って来たんだ………!
と、一ファンはここですでに泣きそうでしたね…本当に動いてる花道がまた見れるなんて……
あとさ!!!!!!!!!!!聞いてないよ!!!!!!!山王戦やるなんて!!!!!!!!!!心臓に悪いよ!!!!!!!ねぇ!!!!!!!!
やるならやるって言ってよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(※早阪は山王戦が一番好きな試合です)
ありがとう!!!!!!!!!!!!!!!大好きです!!!!!!!!!!今度は嘘じゃないっす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
……ゲフンゲフン。
そんな私の感情は置いといて、
冒頭ね。私スラダン好き始めて10年は経ってるけど、ここで湘北メンバーの新規情報が更新されると思わなかった…。
リョーちん、沖縄出身だったの……!!!!????(動揺)
つかスラムダンクって花道以外のキャラはそこまで深堀されずに(花道自身もバスケに関係ない描写はほぼカットされてるから)本当に“湘北高校のバスケットと他校のバスケット”にスポットを当てた話だから、
本当にキャラのこと何にも知らないんだよね。ワンピもこの前の映画FILM REDでルフィが海賊王は手段でちゃんと新時代を作りたいって知ったし…(エースとサボには言ってたけど読者にはわからないスタイルなので)。
なので今回の映画で、私……全然湘北メンバーのこと知らないな…って少し悲しくなりながら見ました…。(因みにルフィのことも映画見てこんなに何年もルフィのこと見てたけど、全然彼のこと分かってないな…って悲しくなりました)
まさか、令和に出身地知れると思わなかった。めちゃくちゃ嬉しい…。
どっかの表紙で湘北全員の誕生日だけ分かるんだけど、本当にそれだけだし、花道も父親がいる(亡くなった?)描写が三コマ有ったか無かったか、みたいな感じだからね。多分唯一過去深堀されたのって、花道(三コマ)以上に三井(一話ほぼ丸々)だけなんじゃないかな…異論は認める。
そんな中、今回リョーちんの出生から過去・現在・未来を知れちゃうんだから、リョータファン大歓喜案件ですね。すんごい供給…。
私が水戸洋平ファンだったから正気でいられたけど、リョータファンだったら発狂してたと思うわ…。それくらいリョータの掘り下げが凄かった。本当に有難い…。
というか漫画のスラダンもそうなんだけど、リョータは試合中以外に一切スポット浴びないので、絶対色々ある物言いをしてるのに何故何も深堀されないんだろうなって思ってた(三井との喧嘩の件もナレーションと数コマで完結に描かれてて何が原因で喧嘩に至ったか分からなかった)(これは私が忘れてるだけかもだけど…)から、
今回の映画でほぼ全てリョータは補完されたんじゃないかなって思いました。
本当にありがとうございます……。
ていうかさ、いつも花道視点で物語を見てたから特に何も思わなかったんだけど、
リョーちん視点で見ると花道の行動が本当どれも危行で怖いんよ…(得体のしれない怖さっていうのかな)。
これは問題児だし、それと同時に期待もされるなとも思いました。
凄いよ…山王戦は一番読んだ試合なのですが、花道以外の視点だとこうなるんだ……!!って初めて客観的に花道のこと見れたかも…。
これはこれで新しい発見で嬉しい。
何より、山王戦の花道の良き名シーンはほぼカットしてるのが思い切ってて良いなと思いました。
あくまでも、リョータの話だもんね…!!!!左手は添えるだけ、とか今度は嘘じゃないっすとか、声がないの本当良い(私は花道の心境botの洋平くんの本物のバスケットマンになっちまったんだ、が一押しシーンです)。
でもちゃんと事実だから。カットされてもそれはあるシーンだから。花道視点だとちゃんとそこにあるんだよね。
是非漫画を読んだことのないスラダンファンは単行本読んでくれよな!!!!!!花道視点の山王戦も本当面白いから!!!!!!!!
リョータの三井と喧嘩した理由とかバスケを続けてる理由とか、何で沖縄出身なのに湘北に来たのかとか彼の家庭事情とか本当にこの映画で全部分かるし、漫画熟読組はもう一回漫画読みたくなったと思う。
私もその一人。また山王戦読みたい。読む。
ただ、一つだけ何故無いんだ…!と思ったのが、リョータがアヤちゃん…♡ってなるシーンが一個も無くて悲しい…!!!!!!
私リョータとアヤちゃんの関係性大好きマンだったので、リョータがアヤちゃんに惚れ込んでる描写が一個も無くて(確かに山王戦ってあんまりアヤちゃんに現を抜かすシーンはないんだけど)悲しみでしたね…。
手におまじない書いてもらってるシーン、本当はドキドキしてるの知ってるんだぞ!リョータ!!!!好きな子に手握ってもらえて良かったね!!!!!って思って観てました。(確か唯一現抜かすシーンだったはず…)
観終わったあと、ずっとスラダンロスになってたのでもう一回観に行きたいと思いました。(と言うか行きます)
私はDVDもちゃんと買ってしまう正当な読者なので、本当、早く円盤欲しいな…!!!!今からワクワクです。
まだ公開しだしたばっかなのにね、早く手元に置きたい…!!!
そんなわけで、
私の感想はこの辺りなんですが、もっと言おうと思えば三井くん本当安西先生大好きだねって話や流川の声がアニメ版に寄せて下さっててイメージ崩すことなく最高でした!って話とかも出来るんだけど、流石にキリがないので…w
今回は映画の感想を書きましたが、
来年は本当もっといろいろ書きたいですね。(毎年言ってる気がするけど…w)
それでは!
これからもSLUM DUNKのファンで居続けたいと思います!
ここまで読んでくださりありがとうございました!