温故知新

1945年にガソリン不足だったドイツで水素燃料でトラックが走っており
水素は水の電気分解で作っていた。
現在の技術をもってすればもっと良いものがつくれるのでは?

下記は引用 P168から引用
ザウラーの水素燃料トラック

第二次世界大戦の直後、エネルギー問題がかつてないほど深刻になった。ガソリンが不足したこの時 期に、多くの車に燃料を供給する方法として浮上したのが水素である。水素には、石油のように有害物 質を大気中に出さなくてすむという長所もあった。

ソーミュールの発明家ルイ・ユボーとG・デュブレは一九四五年、ザウラー4Bという型のトラック に水素エンジンを搭載して走らせる計画を立てる。その目的でまず開発したのが、電解によって水から 水素を抽出する装置である。つまり、電流を用いて水(H₂O)の分子を酸素(O₂)と水素(H₂)に分解 するのだ。その方法はきわめてシンプルである。水を蒸留したあと、水車の力で回るふたつの発電機に よって、電解装置に電力を供給する。抽出した水素は圧縮してタンクに入れ、そのタンクから、トラッ クに取り付けたボンベに注入する。ユボーとデュプレはこのようにして、水素を内燃機関でじかに燃焼
させながら、何千キロも走行した。

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