電気自動車は普及するのか?⑦
先日、下記の講演会に参加してきた。
EVユーザーにきいてみよう 次世代自動車セミナー&座談会
ユーザーの皆さんから聞ける話はリアリティがあり、また桜井先生の講演はいろんなデータとともに説明いただき、非常に有意義な会だったと思う。
過去、何度もEVバブルはあったけど、今度はついに非可逆的なフェーズにはいっており、車を保有する年数を考えると、これから、車の購入を考えている方は、EVも検討対象に入れた方が良いと感じました。
私は最終系はFCVかと思っていましたが、どうやら、そこまでは到達せず、BEVで当分の間はすすみそうな感じです。
世界的に、電力の再エネ比率が上がってくる方向に進むことは確実で、
電気を水素に変換→水素を電気に変換
のステップを経ることにより、結果として効率が悪くなるからです。
それを図で表したのが、下記です。
(引用)
2021_04_TE_how_to_decarbonise_long_haul_trucking_in_Germany_final.pdf
現時点での技術水準、インフラの状況から考えると、水素社会は、再エネの普及がさらに進み、数日以上の長時間の調整が必要となる頃にやっと本格的に進むようになるのではないか?
そのころにはかなりBEVが普及してしまっていて、FCVの参入が難しくなっているようなことが起こるのではないか?
が20214/11/3、文化の日時点での私の結論
・電気自動車はBEVが普及する
・水素社会が来るのは電気自動車が普及するより先
(結論に強く影響を与える技術開発)
電力→水素、水素→電力の効率を上げるような触媒の開発
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?