街のエネルギー計画設計手順
自分が考えたプロセスを記録しておきます。
これを更新していきます。参考になれば幸いです。
1.簡単な計算から可能性を判断する。
①街の面積を調べる
広陵町の場合:16.3km2
②人口から街の消費電力を調べる
広陵町の場合:275GWh/年
③目標とする自給率と①と②から街の面積の何%に太陽光パネルを置く必要があるか?計算する。
これが100%を超える場合は物理的にNGということが分かる。
広陵町の場合:200%の自給率にするためには15%
2.街をうろうろして15%のエリアに太陽光発電がおけそうか考える
広陵町の場合できそうな気がする。
今後ここをもう少し具体的に整理していく。
目標とする自給率の達成可否を街の人口と面積から判定するエクセルをファイルを置きましたので活用ください。
環境省がまとめている自治体カルテを使っても計算できるようにしました。
モデルケースとして広陵町でやってみた画像を貼っておきます
広陵町の環境カルテは下記になります。
29426.pdf (env.go.jp)
①環境省の自治体排出量カルテで調べたい自治体の排出量を調べる。
広陵町の場合、107千tとわかります。
②自治体の太陽光の導入量を調べる
広陵町の場合は再生可能エネルギーは太陽光発電のみで13,729kW導入されていることが分かります。
調べた数字を黄色のセルに入力し、自治体があるエリアの電力会社を選ぶと排出量から電力量に換算して計算するようになっています。
また、目標達成年を入れると年間どの程度太陽光発電を入れればよいかが算出できます。
広陵町の場合、年間約40,041kWの太陽光発電を導入する必要がありることが分かります。
あなたの街はカーボンニュートラルになりそうですか?
計算結果はあくまでも参考値とお考え下さい。
また、このファイルの使用によりトラブルが起こっても責任は持てませんのでご了承ください。
2024/2/10 初版、簡易計算機をアップロード
2024/2/11 簡易計算機
環境省自治体カルテ CO2排出量から計算シート追加(Ver.02)
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