スマホNGの公演でスマホ開く人に対して、久しぶりに自分の悪い癖が出てしまった話
まあまあ久しぶりにnoteを書きます。
気がつけばまたひとつ歳を重ねたりしました。夫に買ってもらったペルソナ5の新作(ファンディスク?)をシフトが入ってないことをいいことに、進める日々です。
先日THE YELLOW MONKEYのライブに行ってきました。
めちゃくちゃに楽しかった!とは正直言えなかった。
なぜなら、そこで久しぶりに私の悪い癖が出てしまったから。
Twitterでもぼちぼちその件を呟いたのですが、今回はそのお話です。
まず、私の悪い癖の話からしましょう。
わたしは割とストレスを抱え込む体質です。抱え込むっていうか、我慢してしまう のが正しいのかもしれません。
その、溜まったものの吐き出し方というのがとにかく下手くそで。
例として、昔話をひとつ。
高2の時、前の席にギャル2人組がおりました。授業中も体ごと横向いてぺちゃくちゃお喋りする始末。先生がいくら注意してもききません。
当時の私はそれに対して相当なストレスを抱えてました。それは、目の前の彼女の背中に、ペンケースに入っていたデザインナイフを取り出しふりかざす白昼夢を見るほどに。
そんなある日、私はついに彼女たちへ向けて怒りを向けました。
授業中、例のごとく横向いてお喋りする彼女たちに「うるせえよ」と睨みつけ、一喝してしまったのです。
普段大人しい(イメージ)の私に彼女たちはびっくりしたのでしょう。
「ごめんなさい…」「え、こわ……」
などと呟きながら前へと姿勢を戻しました。
プッツン(死語)してしまった私は、めちゃくちゃに強めの言葉を言ってしまう癖があります。スカッとジャパンみたいに、こう、一呼吸置いて、気の利いた言い回しとかが出来たらね、かっこいいんでしょうけど。一呼吸なんて置いたら一生注意なんてできないようなくそチキン野郎なもんで。でも0か10しかないの、そろそろ治したいですね。
さて、本題へ入りましょう。
公演中に複数回スマホを開いてLINEしてた前列の女にブチ切れました。
これが本題であり、結果であります。
大好きなアーティストが、一生懸命オーディエンスに向けてパフォーマンスしてくれてるんだもの。全神経集中させて楽しみたい。これが私のモットーです。
個人的な話になりますが、イエローモンキーは昨年末の名古屋も行くつもりだったけど、病気が完治しなくて行くのを断念しました。アルバムツアーも行かなかったので、メカラ以来、実質1年弱ぶりな訳です。だからその分、すごく楽しみにしてました。
まあ、ぶち壊されましたけどね( ¨̮ )
イエモンのライブは公演中のスマホは禁止。
いつぞやの東京ドームとか武道館の時なんかはめちゃくちゃ厳しかった。係員さんがプラカード持って歩き回ってたし、公演前の場内を写真撮影してるのなんか見つけ次第係員さんが声かけてたくらい。
大阪はイベンターさんが違うからですかね?思ってたより、「何人たりともー」みたいな係員さんの気迫は感じられなかったな。
スマホをいじってたのは正直、女さんだけじゃなかった。
連れの男さんもスマホ開いてました。ていうか1番最初に開いたのは男さんで、女さんにスマホの画面見せたりしてた。いやいや、笑い合って?るんじゃないわよ、女さんは注意しなさいよ。
正直この時点でもうめちゃくちゃイライラしてました。
なんだ、このモラルのない奴らと思いつつも、とりあえず黙ってました。
そのあとしばらくして、今度は女さんがスマホを開いてLINEし始めた(画面見えた)。しかも、照明が明るくなった頃を見計らって。スマホも、なるべく光漏らさないような持ち方して(それでも漏れてたけど)。
もうこれ、完全に分かってやってるよこの人。
公演中のスマホの光って、めちゃくちゃ目立つんですよ。
しかも距離が近いから、余計に。
もちろん、都合の良いように、係員さんは通ってくれないので、言うことも出来ない。係員さんに伝える為だけに席を外れるのも癪。
でも、次またスマホを開いたりして目障りなことされたらどうしよう…って気持ちになってしまったが最後、モヤモヤしながらずっとライブを見続けるのは嫌だ。
次どっちかがスマホを開いたら絶対注意しようって心に決めました。
ついに、その時が。
またしばらくして、やっぱりちょっと照明が明るくなった瞬間です。女さんがハンドバッグからスマホを取り出して開きました。
万引き犯なんかと一緒でこういった輩は現行犯で注意したりしなきゃ意味がありません。
よし、注意するぞ。
と思った次の瞬間、私は女さんの腕をガっと掴んでました。
女さん、恐怖だったと思います。だって突然後ろから腕を掴まれたのだから。
私も温泉で身体洗ってたら見知らぬおばちゃんに腕触られた時、めちゃくちゃにびっくりしたもん(二の腕のホクロを虫だと思ったらしい)(そんでも触るか?)。だからこれは本当にごめんなさい。反省してる。
私も正直ハッとしました。またやっちまった、と。
肩トントンとかするつもりだったんですよ、本当は。どうしてこうなった。
周りから見られてる。めっちゃ見られてる。同行の夫もたぶんギョッとしてる。
でもやってしまったからには最後までやり通します。
「スマホ、公演中はダメってアナウンスされてましたよね?」
「すみません」
「電源、切ってください」
「子どもが…」
私は係員でもないし、運営の人間でもないので、強制力は一切ありません。
もちろんこれは仕方のないことなのだけど、
もうこの人なに言ってもダメだなって思って腕を離しました。
子どもはお前の免罪符ではない
おそらく察するに、女さんは子どもを預けてライブに来ているらしかった。だからって、それが公演中にスマホを触って良い理由になるのでしょうか?
海外アーティストとか一部の国内アーティストのライブではスマホでの撮影OKの公演もあるそうですが、なぜ多くのライブ等の公演にて「公演中はスマホの電源を切って欲しい」と公式からアナウンスがあるのか。
多くの公演にて主な理由として「演出の妨げになる」とハッキリ明示されています。
彼女がどんな事情があって、数十分おきにスマホで子どもさんの様子の確認をしなければならなかったのかは分かりません。
私が許せないのは、わかっていてやっていた ということよりも、スマホの電源を切ってほしいと言ったことに対して「子どもが」と言い訳をしたことです。
正直、子どもが心配だから、なに? なわけですよ、こちらとしたら。
子どもが心配ならば演出の妨げをしても、人様に迷惑をかけても良いのか?子どもはあなたの免罪符なのか?あなたの好きなイエローモンキーも「人様に迷惑とコーヒーはかけちゃいけない」って歌ってますよ。っていうかあの日も歌ってたよね?そんなに人様に方々に迷惑かけながら参戦するくらいなら来るな(過激派)。
その後のこと
しばらくしたあと、今一度謝罪をいただいたのですが、それでもモヤモヤは続きました。本当にあの言い方でよかったのか、やり方は間違っていなかったのか。やっぱりじぶんの足使ってでもスタッフさんに声かけて、現場押さえるまで張ってもらっていた方が良かったのではないか(多分そこまではやってくれないと思うけど)。
相手への感情というよりかは、自分自身の行動を省みて、正直その後もライブは集中できませんでした。半分くらい、思考振り切ろうとノッてるふり。イエローモンキーの4人にはほんとう申し訳なさすぎた。
ホテルに戻った後も、堰を切ったようにずっと独り言のような話を夫にする始末。ごめんね。
こういった類のことって、やっぱり誰もなんも幸せにならないって思いました。
言う方も、言われた方も、周りの方も。
まあでも今度からはなるべくスタッフさんにお願いしようと思います…
久しぶりに始める創作活動費用に充てさせていただきたいと思います。