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北海道経巡り雑記 その6-峠

第6問 北海道の峠で標高が高い順に並んでいるのは次のうちどれか。
ア. 三国峠→日勝峠→中山峠→石北峠
イ. 石北峠→三国峠→日勝峠→中山峠
ウ. 三国峠→石北峠→日勝峠→中山峠
エ. 日勝峠→石北峠→中山峠→三国峠


北海道内の観光の大半は自動車での移動になります。
目的地や宿泊地を移動する時間の方が観光する時間より長いということもままあります。
十数年様々なルートで道内を観光したので、北海道の国道の9割以上は走行済みだと思います。そもそもドライブが好きなので、観光ではなくドライブで1日に200~300km走っています。
そこで、今回は走っていて気持ちよかったり印象的だったりする峠を紹介したいと思います。紹介順が好きな順というわけではありません。また、だいたいが運転中なので峠の写真はほぼありません。

1.三国峠(上川町~上士幌町)
北海道の国道最高点となる1139mにある峠。標高は高いのですが、峠の両側ともゆったりしたカーブが多く走りやすい峠道です。
三国トンネルの側に喫茶店があり休憩できるし、展望台からの眺めも素晴らしいです。
上士幌側は景色も良く気持ちいいドライブが楽しめます。

三国峠(平成29年9月)

2.日勝峠(日高町~清水町)
道央と道東を結ぶ国道の大動脈です。道東道が繋がってからは通行することは減りました。
十勝側の十勝平野を見下ろす景色は霧っぽいことが多いのですが、晴れた景色は素晴らしく是非見ていただきたいと思います。
十勝側に少し降りたところにあるドライブインで牛とろ丼を食べるのが好きです。

3.中山峠(札幌市~喜茂別町)
札幌から後志方面を結ぶ峠で、交通量もなかなか多いです。
昭和中期までは険しい道だったみたいですが、整備された現在は非常に気持ちよくドライブできる峠になっています。喜茂別側のゆったり走れる感じが好きです。
峠には道の駅「望洋中山」があり、その名のとおり羊蹄山がよく見えます。名物のあげいもはついつい食べてしまいますね。

4.美笛峠(千歳市~伊達市大滝)
支笏湖方面から後志方面を結ぶ峠で、カーブはきつくなく気持ちよく走れると思います。
大滝側にあるきのこ王国が有名ですね。千歳側の景色は好きで良くドライブに足を運びます。
千歳方面から函館方面に行くときは、千歳から道央道で苫小牧・室蘭を通って遠回りするより、美笛峠を通って洞爺湖方面に抜け道央道に乗るルートでよく使います。

5.知床峠(斜里町~羅臼町)
知床方面に行ったときに、1回しか通ったことがない峠ですが印象深かったです。
アップダウンとカーブのきつさは申し分なく、走りご耐えありそうだなと感じました。晴れてれば。
峠の展望台で写真を撮りましたがご覧のとおり霧で真っ白で何も見えませんし、視界も悪く走行も危険でした。
是非天気のいいときに再度訪れてみたい峠です。

知床峠(令和2年7月)

6.毛無峠(小樽市~赤井川村)
小樽側はヘアピンカーブの連続、赤井川側はゆったりとした峠道と、両側で雰囲気が全く違う峠です。
展望台からは小樽の街を眺めることができます。
毛無峠から増毛の街は無理ですが、増毛山地を望むことができます。

7.恵庭峠(恵庭市~千歳市)
恵庭渓谷の先から支笏湖を結ぶ峠で、距離は短いのですが、アップダウンやカーブのきつさはなかなかで、峠を走ってる感が強いのが好きです。札幌から真駒内を抜けてすぐなので近いのも魅力です。
ただ、多くのロードレーサーが練習等で走っている道でもあるので、道の険しさも相まって充分な注意が必要です。

8.万字峠(夕張市~岩見沢市栗沢)
夕張市と旧栗沢町という炭鉱のあったふたつの街を結んでいる峠。
この峠は両側ともにアップダウンとカーブのきつさが程よく、走りごたえがあります。
峠付近には丁未風致公園がありますが、開園されているのは一部のみとのことです。
前回(令和4年夏)に通った際は閉まってました。天候や熊の出没で変わることがあると思います。

9.幾寅峠(占冠村~南富良野町)
峠の前後は砂利道になっています。そこそこの距離が対面通行できない狭さなうえに、片側は崖なのにガードレールがなく非常に危険な峠です。
たまたま地図で見つけて行ってみましたが、走りながら後悔しました。
別ルートの走行をお勧めします。

以上、なんとなく9箇所を紹介しました。
走行時の感想などはあくまで個人的な感覚であり、行ったときの天候やドライブする道の好みで、それぞれ印象は変わってくる思いますので、参考程度にお願いします。
そして、交通ルールを守り安全運転でドライブを楽しみましょう!
今年もドライブシーズン到来が待ち遠しいですね!


第6問の答え 「ウ」
三国峠(1139m)→石北峠(1050m)→日勝峠(1022m)→中山峠(835m)の順です。

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