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北海道経巡り雑記 その13-岩内町

第13問 岩内町に本籍地を移したことがある文豪は次のうち誰か。
ア. 正岡子規
イ. 夏目漱石
ウ. 太宰治
エ. 樋口一葉


岩内を初めて訪れたのは北海道道の駅巡りの時。その時の印象は北海道でよく見る漁業の町でした。
道の駅巡りに必死だったときは道の駅にしか寄りませんでしたが、その後何度か訪れているので紹介します。

ふとしたきっかけで荒井記念美術館の存在を知り、ピカソの作品の所蔵が多いと聞いて訪れました。場所は、いわない高原ホテルの敷地内にあり、ちょっとわかりづらかったです。
ピカソの作品は青年期から晩年まで多数の版画が展示されており、移り変わる作風を見ることができます。
他には西村計雄の作品などが展示されています。
しりべしミュージアムロードの美術館です。

荒井記念美術館(令和元年6月)
荒井記念美術館(令和元年6月)

岩内町にはしりべしミュージアムロードの美術館はふたつあり、もうひとつは木田金次郎美術館になります。
木田金次郎は岩内町出身の油彩画家で、力強い画風で岩内町の風景を多く描いています。

木田金次郎美術館(令和5年4月)
木田金次郎美術館(令和元年6月)

その、木田金次郎美術館から数百メートル離れたところに、文豪夏目漱石在籍地の碑が立っています。地図を見ていてたまたま見つけたので行きましたが、子供の頃に読んだ夏目漱石の伝記にも書かれていなかった(と思う)歴史に触れた気がしました。夏目漱石は北海道に来たことはないようですが。

文豪夏目漱石立籍地の碑(令和3年5月)

岩内港では、かつて東日本フェリーが岩内~直江津~博多航路のフェリーを運航していました。現在は、その旧フェリー埠頭の手前の公園にアテナ像が岩内港を見守るように立っています。
なかなか立派なので立ち寄ってみてはいかがでしょう。

岩内港のアテナ像(令和3年5月)

第13問の答え 「イ」
日露戦争の兵役逃れのために移したという説があります。


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