見出し画像

私に妖精さんが見えるようになった理由 2


ある時、私がワクワクしてたり、ご機嫌でいると、なぜか近くに寄ってくる白い光の存在に気づきました。その光は、私がやさぐれたり、不安にかられたりしていると、見えなくなるので、その存在を忘れてしまっている期間もありました。

私が小学校6年生の時、4人グループで仲良しだった友達から、突然逃げられたり無視されたりするようになった事があります。

休み時間になると、必ず4人集まって遊んでたのに、私がいつものように3人の元に行くと、笑って逃げてしまって、体育館倉庫に隠れてしまうのです。ドアも閉められてしまって、叩いて、『どうしたの?どうして開けてくれないの?』って聞いても、笑ってて開けてくれません。

何か3人に嫌われるような事をしてしまったのかもしれない。小6の私は、絶望しました。田舎なので、2クラスしかありません。いつも一緒にいた4人組が、私だけ仲間外れにされている事は、同級生から見ても、すぐにわかります。

このままだと、クラス全員から嫌われてしまうかもしれません。何度か、元に戻れるように彼女達に接触してみるけど、変わらず私だけ無視されます。

自尊心が傷つけられ、親にも心配かけるから相談できず、まさか担任の男の先生にも相談できず、私は、休み時間は、教室から出て、トイレに篭る事にしました。

幸い、まだ校舎が新しかったので、トイレと言っても清潔で、匂いもないので、苦ではなかったのですが、それでも、楽しかった学校生活が一変、思春期の私にとっては、辛く悲しい休み時間となりました。

当時は、今のようには学校を休める雰囲気でもなく、両親の事も悲しませたくなかったので、言えませんでした。

学校には行く、授業は受ける、それでも、2時間目の後の20分休みと、給食後のお昼休みは、私は、1人トイレに篭って、誰にもバレないように息を潜める。

そんな日が数日続いただけで、私は体調を崩すようになりました。何を食べても、吐いてしまうのです。

流石に両親も心配して、私を総合病院に連れて行ってくれました。念の為、レントゲンを撮られたのですが、異常なし。1日だけ、学校は休む事ができたけど、異常がないから、また学校に行かなければならない。本当に辛くて、当時流行っていたノストラダムスの予言が今来てくれたらいいのに、そこまで思い詰めるほどでした。

そんな時に、私に声をかけてくれる友達がいました。私とは遠縁の親戚にあたるAちゃん、2クラスしかないので、同級生全員が幼馴染。それでも、なんとなく確立したグループがそれぞれ、できていたので、私から声なんてとてもかけられませんでした。

そんな時に向こうから、声をかけてくれて、
私はそのAちゃんたちと過ごすようになりました。そのAちゃんが、声をかけてくれた時、また、光がキラン!と煌めいてくれたのです。

ああ、また光が煌めいてる。Aちゃん達と
一緒にいたらいいよって事なんだね。やっと、私は休み時間のトイレから、解放されました。

しばらくずっと煌めきやオーブは見えなかったけど、いつのまにか、また見えるようになっていました。


続く

※ その後、仲間はずれにされた同級生とも
今も交流がありますし、何のわだかまりもないです、念のため

いいなと思ったら応援しよう!