交換できるくん IR通信 Vol.4(2024年8月23日)
こんにちは。「交換できるくん IR通信」編集チームです。
2024年7月から、静岡県の浜松市や湖西市、愛知県の岡崎市や豊川市、豊橋市、蒲郡市、新城市、田原市などの地域に、交換できるくんの工事対応エリアが拡大されました。
これらの地域は、浜名湖や伊良湖岬など風光明媚な観光名所で知られている一方で、日本の基幹産業である製造業が盛んな土地としても有名です。個人的に、浜名湖名産の養殖うなぎを最初に思い浮かべてしまうのは、今年の暑すぎる夏のせいでしょうか……。該当地域にお住まいのみなさまには、機会があればぜひ、交換できるくんのサービスをご利用いただければと思っています。
さて、今回の「交換できるくん IR通信」では、2025年3月期第一四半期決算についてポイントを絞った形でのお知らせと、お問合せを多くいただくテレビCMの効果の分析などについて、ご紹介していきます。
1.2025年3月期1Q決算サマリー
交換できるくんは2024年8月9日、2025年3月期第1四半期決算を発表しました。「交換できるくん IR通信」では、ポイントを絞った形で概要をご紹介します。
売上成長は好調
連結売上は前年同期比35.2%増と好調で、交換できるくんサービスを含めた住設DX事業においても、20.0%増と堅調に成長しています。営業利益においては、第1四半期からブランド広告のアクセルを踏んでいるためマイナスの結果になっていますが、今のところ、通期業績予想への影響はありません。
ソリューション事業の2つのポイント
今期から、DXソリューションを提供するソリューション事業をセグメント業績として分けて業績管理しているため、その内容を反映した決算となっています。ソリューション事業には、2つのポイントがあります。
1つは、原価へのコスト分配率が高いため、住設DX事業と比較すると売上総利益率が大幅に低くなります。第1四半期だけ特に大きく低下しているわけではありません。
もう1つは、BtoB向けのシステム開発事業の特性上、期の前半に売上に対してのコスト比率が高まり、事業年度末に検収時期が偏るという季節性があります。そのため、売上、利益は、期末に向けて大きくなる傾向があります。
2Q以降も好調を維持見込み
住宅設備DX事業は、引き続き受注が好調な状況が続いています。省エネ補助金やハマノテクニカルワークスのM&A効果などの好材料も多いため、安定した事業運営が継続できると見込んでいます。
2.テレビCMはブランド認知の向上に有効?
2025年3月期第1四半期決算の内容をご覧いただいてもおわかりいただけると思いますが、交換できるくんでは昨年から、ブランド認知を向上させるため、テレビCMを積極的に展開しています。株主の方々からは、共感していただけることもあれば、「実際に効果は出ているのですか?」というお問い合わせをいただくことも。
それに関して、当社の考え方と客観的なデータのご紹介をしたいと思いますが、前提として、ブランディング投資の詳細に関しては、企業秘密・ノウハウであるため詳細は公開できない旨、ご理解いただければ幸いです。
当社としては、安定した成長、着実な業績管理が重要なことは理解しつつも、大命題として、7兆円のリフォーム市場の中で、住宅設備単品交換のチェンジ領域という新たなセグメントを開拓し、そのセグメントリーダーになるという志を成し遂げようとしております。投資という以上、効果が重要ですが、データ分析だけに頼るのではなく、お客様からのリアルな反響を重視しつつ、試行錯誤しながら広告戦略を練っています。それらの成果を業績の向上につなげることを目標に、信念を持って取り組んでいますので、今後の展開にどうかご期待ください。
次に、テレビCMの効果に関する客観的データをご紹介させていただきます
年齢が上がるとともにテレビの試聴時間が増える
一般的には、年齢が高くなるにつれ、テレビの試聴時間が増える傾向があります。
広告のリーチ力ではテレビが優勢
リーチ力(広告に接触させる力)では年齢層に関係なく、まだまだテレビに優位性があります。
広告の認知では他との差が顕著に
リフォームや住宅設備交換需要の旺盛な50代以上の方々では、テレビCMによる認知が他を引き離す結果となっています。
交換できるくんのブランド認知向上への取り組み
現在はインターネット、SNS、タクシー広告といった比較的新しい広告もあれば、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、屋外看板など従来型の広告も未だ現役で存在していますので、結果として複雑化しています。その時々の社会情勢や世の中のトレンドも踏まえた上で、どの媒体で、どのような形とタイミングで広告を出稿していくのが最善か、常に検討し続けながら運営しています。
3.「第26回リフォーム産業フェア2024」でのセミナーのご報告
2024年8月6、7日、東京ビックサイトにて、リフォーム産業新聞主催のイベント「第26回リフォーム産業フェア2024」が開催されました。その中で、弊社取締役の吉田正弘が「リフォーム業界の異端者 交換できるくんが手がけるECリフォームビジネスの全貌」と題したセミナーに登壇しました。
このセミナーは、主催者側からこのテーマで話をしてほしいという依頼を受けて開催されたものだったのですが、有料であるにもかかわらず満席の大盛況でした。セミナーの内容は、弊社のビジネスモデルについての説明が主となりましたが、リフォーム会社や住宅設備メーカー、家電量販店など、さまざまな業態の企業にお勤めの方々が大勢参加されていて、みなさん熱心にメモを取っておられたのが印象的でした。
業界に関係する方々だからこそ、当社のビジネスモデル実現の難しさを理解しているが故の熱心さに映りましたが、株主、投資家の皆さまをはじめ、より多くの方々にも理解が進むよう努めていきたいと思いました。
4.編集後記
2024年9月1日(日)にリンクスリサーチ社主催で開催される個人投資家向けの説明会に、弊社代表取締役社長の栗原が登壇する予定です。
詳細はこちら https://tokyo-study20240901.peatix.com/
会場参加のほか、オンラインでの視聴も可能ですので、よろしければぜひご参加ください。ご都合の合わない方向けに、終了後には書き起こしの公開も予定しています。
では、次回の「交換できるくん IR通信」をお楽しみに。