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交換できるくん IR通信 Vol.5(2024年11月8日)

こんにちは。「交換できるくん IR通信」編集チームです。

ようやく秋めいてきたかと思えば、急に夏に逆戻りしたような暑い日が続くなど、先の読めない天気ですね。2024年は、気温が25度以上になった夏日の日数が、過去最多の153日を記録したそうです。一年のうち、実に4割以上が夏日だったという計算になります。地球規模の気候変動によって、日本の四季のありようも、変わりつつあるのかもしれません……。

そんな中、交換できるくんでは、新しいプロジェクトを続々とスタートさせています。今回の「交換できるくん IR通信」では、それらの取り組みについてご紹介します。



1.住宅設備販売ECクラウドサービス「Replaform」の開発がスタート!

交換できるくんは、伊藤忠エネクスホームライフ社と、住宅設備販売のECクラウドサービス「Replaform」を共同開発していくことに合意しました。2025年の春頃にサービスの提供を開始する予定です。

Replaformは、据え付け工事が必要な住宅設備機器の販売に特化したECクラウドサービスで、交換できるくんが現在行っているようなサービスを、より手軽に導入したいと考えている企業向けに提供します。

株式会社野村総合研究所(2024年6月13日発表)

最近では、個人向けの新築住宅の需要が鈍化する傾向があるのに対し、今後も安定した需要が見込めるリフォーム事業が見直されつつありますが、多くの企業で、従来の手法では採算面に不安要素があることから、DX化によってより効率的なサービスを提供している交換できるくんが相談を受ける事例が増えています。

そこで、住宅設備機器のECプラットフォームとその運営のノウハウをセットにしたサービスを提供することで、そうした企業の需要に応えられると判断して、住宅設備販売事業へのテコ入れを課題としていた伊藤忠エネクスホームライフ社とのECクラウドサービスの共同開発に至りました。

Replaformを導入すると、住宅設備機器の販売に特化したEコマースサイトの立ち上げと運営を、簡単に実施できるようになります。オンライン経由での見積もりや、注文後の住宅設備機器の施工、アフターサポートなどは交換できるくんが請け負うため、据え付け工事が必須の住宅設備機器販売で課題となる業務フローを構築する必要がない点が、大きなメリットとなっています。

交換できるくんでは、今期からソリューション事業を新たな事業分野として立ち上げていますが、Replaformは、住設DX事業とソリューション事業という弊社の強みを活かしたものです。伊藤忠エネクスホームライフ社との協業によるBtoB向けの新たなサービスであるReplaformは、交換できるくんが描く新たな成長戦略の第一歩となります。

*参考
2024年11月7日 ニュースリリース


2.プロフェッショナル交換士を育成する「交換技能アカデミー」が横浜で開校!

交換できるくんとKDサービスが運営する、住宅設備機器の設置工事に携わる技術者を育成する研修プログラム「交換技能アカデミー」が、横浜でスタートします。詳細については、下記の交換技能アカデミーの公式サイトをご参照ください。

住宅設備機器の設置工事の技術者は、これまで「職人」などと呼ばれることが多かったのですが、交換できるくんでは、ともすると3Kといったネガティブなイメージを持たれてしまいがちな職人という呼称を止め、今後は「プロフェッショナル交換士」という呼称を用いることにしました。

プロフェッショナル交換士は、住まいやご家族のお困りごとに対して、さまざまな住宅設備を付け替える=交換することのできる高度な専門性を備えた士業です。水・電気・ガスといった住宅設備機器をマルチに扱えることで、お客様から長期的な信頼を得られるとともに、年間を通して安定して働くことができる職業でもあります。また、お客様のお宅に伺って作業することも多いため、技術面だけでなく、お客様との接点となる上で不可欠な社会的なマナーやコミュニケーション力も必要な仕事です。

従来の職人というイメージを一新し、マルチな技術ときめ細かなサービス力を兼ね備えたプロフェッショナル交換士という職業を、交換できるくんでは新たなブランドとして構築していきたいと考えています。そのための資格制度の整備などはもちろん、プロフェッショナル交換士の象徴となるシンボルマークのデザインや、ユニフォームやバッグなどの制作も計画中です。同業他社とも協力して、プロフェッショナル交換士の存在価値を高められるような活動に発展させていければと考えています。今後の展開にご期待ください。

*参考
2024年11月1日ニュースリリース

3.ハマノテクニカルワークス及び関連会社の経営統合のお知らせ

交換できるくんは、2024年6月に株式を取得したハマノテクニカルワークスとエボリューションを、弊社100%出資子会社のKDサービスに、2025年1月に経営統合することを決定しました。また、同じく2024年6月に株式を取得したクリエーションを、今年1月に弊社が100%株式を取得した連結子会社のアイピーエス社に、2025年1月に経営統合することも決定しました。

開示資料はこちらから

ハマノテクニカルワークスは住宅設備機器メーカーの修理を請負ってきた会社で、エボリューションは関連業務のコンサルティングを行ってきました。クリエーションは、修理業務の生産性を高める業務システムの開発・販売をしてきた会社です。

今回の経営統合により、経営の効率化はもちろんのこと、BtoB事業ではKDサービスを中心に事業を加速させ、ソリューション事業ではアイピーエス社が中心となるクラウドサービスの提供の足がかりとします。各社のスタッフや取引先はそのまま引き継ぎ、ノウハウの継承に加え、さらに磨きをかけていければと考えています。


4.編集後記

早いもので、2024年も残り2カ月ほどとなりました。住宅設備業界も、今の時期は繁忙期で、交換できるくんにも多くのご相談やご依頼をいただいています。株主のみなさまのご自宅では、今お使いの住宅設備機器に不安はないでしょうか? 思い切って新しい機器と交換することで、エネルギー消費効率が向上して、今後の光熱費の節約につながる場合も多くあります。もしご興味がおありでしたら、お気軽にご相談ください。

では、次回の「交換できるくんIR通信」をお楽しみに。