さんすうが苦手
むかーし昔、あたしがまだ音楽狂いだった頃。
ひっそりブログ的なのを書いてみたりしてたんですが。
その頃思ってたこと。
「音楽を言葉で表現するなんて出来ねえよ」
だって音楽なんてこう、、、感性というか感情というかもっと魂に訴えかけるものでしょう!(貧相な表現)
もちろん音楽理論で語ることは出来るでしょう。
あたしに理論がわかるわからんは置いといて(御都合主義)、でも理論で音楽(あたしのいう音楽って=ロックとかパンクとか)の説明されて「ウェエエエイじゃあそのゴキゲンなサウンド聴いてみるわ!」ってなります?
あたしはならないです。
で、現在のあたし、野球。
野球はどうでしょう。
野球にももちろん理論があり、そしてさらに数字で語ることが出来ます。
打率、長打率、得点圏打率、出塁率、防御率、被打率、奪三振数、本塁打数、打点、などなど。
でも悲しいことに、あたしはさんすうが苦手なんです(哀愁)
もちろん打率くらいはわかります、わかりますけど、そこじゃないの。
打率.533!?すっげええええかっこいいいい
とはなりますよ?
はい、これ↑は現在、東京六大学野球春季リーグ2018ぶっちぎりで打率トップ、.533、法政の中村浩人捕手
かっこいいですね?
このかっこよさを感じるのに数字必要ですか?
タイムリーツーベースを打って塁上でポーズをとる中村捕手。
かっこいいですね!?
打率知らなくてもかっこいいでしょう!?
最終的に選手の評価は「数字」という名の結果で決まるわけですから、どうでもいいわけじゃないんです。
でもあたしが夢中になって野球を観てる時にそういう「さんすう」は大事じゃなくて、そうですね、「美術」なんです。
美しさ。
美しさ。
野球って美しいんです。
野球の美しさを語りたいと思うけど、言葉では表現出来ないし、さんすうも苦手、そんな気持ちを歌にしてあなたに届けることも出来ないの。
だからあたしは写真を撮っています。
まだまだ「伝える」写真は撮れてないけれども。
頑張ります。