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プラズマCNC歴4か月の感触

切り貼りする道具の中では成果物までのスピードが速いので、目的つまり作りたいものがちゃんとあるなら使いでがあるよいツールです。
これに対し、CNCミニフライスは機械そのものの剛性強化モーター変更など機能向上にハマりやすく、ミイラ取りがミイラみたいにその機械自体のパーツを切削したり周辺機器を揃えたりするサイクルにはまる人たちが結構居るし、素のプラズマ切断機やTIG溶接機等は買って試して、「練習してよいものを製作するぞ(難しすぎ使いこなせない)」からのスキルアップ無しの放置パターンが多いですね、YoutubeのDIY系を見てそう感じます。チャンネルを伸ばすのが面白くなり、案件でお金降ってくるとかもあるし。3Dプリンタは触ったことがなくわかりません。

能力不足だったエアーコンプレッサーは増設したらOK、プラズマ本体の仕事率の範囲でなら連続切断できるように。

ワンウェイバルブ2個で連結するとコンプレッサー2機の能力が違っていても大丈夫です。

ガレージ現場でブラケット等を現物採寸で作図、

CAMでツールパスにして

あとはMach3で実行、という流れをWindowsXPパソコン一台でできます。古いのは主にMach3を動かすためで、そうすると作図やCAMソフトが動かなかったりするのをなんとか旧バージョンで揃えました。

折り曲げるの無理な厚さなので入れておいたカットラインで曲げて溶接

トラブルはチップ先端にスパッタが蓄積するってのが一番ダメ。半自動用トーチのスパッタ防止剤を塗るべし。

それとピアス時上に付くスパッタにノズル先端がつまづきやすいので、ピアスだけ最初にやって、

スパッタを払ってから続きをやる流れに落ち着いています。

Hypertherm Powermax30はCNCで使うプラズマではなく、ピアスの反射でノズルがやられます。交換時期は早い。高価な純正消耗品でなくても新品交換したすぐはかなり良いカットができます。純正は日本だと東京でしか買えないし、通販だと模造品がデフォルトだし。

SheetCamの操作も慣れてきました。無料版の機能制限でひとつずつしか切れませんけど、まだ金払うほどではない。

まとめ

プラズマCNCは一連の作業シークエンスの流れが早く、成果物をじゃんじゃん切れる良い道具です。フライスで得た数値制御の知識は応用できますが、違うベクトルの知識を付ける必要があり、敷居は高いです。