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Mach3の癖強Screen Set操作

タイトル画像はPlasma画面をScreen4で加工して幅を増やそうとしていたとこです。余計なボタンやLEDを削除しようとしても方法がなく行き詰る。ひと晩経ってから上メニューedit→cutでイケました。cutはpaste前提で行う操作のはず、deleteを置いとけよ。

除去する方法は検索しても見つからなかったんですが、画面レイアウトというかバックグラウンド画像作成が面倒なのでPlasmaのScreen Setも探しました。

これはなかなか。右下に通常のMach3の第5画面のdiagnosisにあるin/out一覧があるのと、真ん中あたりの緑ドットはプリンタポートのオンオフがわかります。そのほか、アークgood表示もあるので、THCのLEDに目を逸らす必要がないです。ただ、THCのカット電圧等はTHCボードがMach3と通信しない仕様なのでボードの電圧表示を見る必要があります。

トーチからプラズマを出さないテストランが可能なDry Runボタンを空きスペースに置きました。これをオンにして青くなってるときはM03マクロでトーチオンを回避&THCからのアークgood信号を待たずにGコードを読んでいく設定。ボタンの置き方はトリッキーすぎるので説明しません。ざっくり説明するとScreen4でボタンと隣のLEDを作り、Mach3のOperatorメニューからボタンのスクリプトを作ります。このスクリプトはマクロフォルダには保存されず、どこにあるのか不明。

Recent Fileボタンもよく使うので追加しました。読みこんだファイルから選んで開けます

プラズマ本体も調子よいのでブラブラしていたX軸ケーブルをケーブルキャリア内に納めました。小さいキャリアなのでコマが30個くらいあって開くの大変でした。
ピアス遅延時間が設定どおり作動するようになり、ノズルの消耗が少なくなりました。

シールドも以前ほど溶けなくなったが電極は減る…

残る作業はSlatsをちゃんと設計して切り出しテーブルの平面が出るようにするのと、プラズマ本体やPC、コントローラーをしっかり設置しなおすこと。

Slats製作用の3.2ミリ鉄板、数字は寸法

SLATSはギザギザにしておけば、頂点の溶接微修正で長く使えそうな気がします。

まとめ


Mach3の画面変更はクセが強い。プラズマ本体の特性的に最初のアークが出るまでのタイムラグが長いのを補正できる設定を盛った。昨年末着手したミニPlasmaテーブル製作のゴールは近い。