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英国のホビーマシニスト、プラズマCNCに手を出す・プラズマ本体をまた更新 の2本の記事まとめてアップします
CNC方面は慣れているし、吐出量が足りるエアーコンプレッサーもある状態から初めてCNCプラズマテーブルを組む人。中華ブローバックパイロットアーク機のかなり新しいやつを購入し、初ジャンルの機械を扱う前にカット電流をいくらまで上げることができるか交流電流テスタをわざわざ購入してテストするまじめさ。ゴール目指して突っ走る人が多数派なのでこういう人は貴重。14分くらいから。
英国の230Vとかのコンセントは13A規格で、カット電流を20Aにセットしたとき入力電流13-14Aという計測結果。語っているのを聞いてると電気工事してまでして厚めのカットをやる気はなさそうです。
うちの中華プラズマもそうでしたが、そもそも機械から生えている電源ケーブルが2.6SQと細くてカタログ値のカット電流まで上げるとそこが容量超えします。
オートドレーンからエアー漏れしてます。今買えるCNC用プラズマ機でベストバイという機械でもそのレベルですが、ご心配なく、日本では動画のBestarc機は買えません。わたしがHyperthermを買ったときもワンタッチ配管からエアー漏れしてましたし。タイトル画像aliexpress左下段にこの機械が売ってますけど日本には発送しません。住宅の電気が世界一しょぼいせいで海外製電気機器を売るとクレームトラブルが一番生じやすい国ってわかってるな… アマゾン日本やヤフー、楽天など日本の通販プラットフォームで売ってるプラズマカッターはすさまじくガラパゴス市場だけを向いていて選択肢がしょぼすぎるのでamazon.comかaliexpressしか使えないのだけど、その両方で買おうとしても日本への発送をお断りするBestarc。まあこれでないとヤダってほどではないです。トーチがユーロコネクタでそこそこコストがかかってるな、本家のHyperthermはもっとよいトーチなのにユーロコネクタじゃないけど、という程度。
高周波を出さない非接触アークスタートはnon-HFと呼んで区別し、ノイズに敏感なCNCに使いやすいのですが、多分ブローバックパイロットアークを謳うのには非Hyperthermってのはマズいのかと。CNCポ-トつまり外部スイッチとTHC電圧出力が付いてるかどうかという差別化は以前からありましたが、この1年くらいのトレンドはこの機械みたいに設定項目が増えています。
パイロットアーク有効時間とカット後エアー冷却時間
メッシュパンチングメタルがカットできるようパイロットアーク切替えが速いモード
うちのエアーコンプレッサー能力はギリ、カット後の噴射時間を短く設定したくてタイマー付けようと画策しましたが、aliexpressセール中なのに加え、さらなる割引クーポンをうまいこと確保できたのでその機能がついているプラズマ機に更新することにしました。メッシュがカットできる機械ならアーク切れも生じにくいかと思うし。今のは去年4月に買ってほとんどつかわないまま旧Hypertherm互換のトーチに変更したりとかでほとんど稼働しないまま時代遅れの廃番機種に。どんどん入替えて古いほうはヤフオク行きというサイクルは果たしてまわせるのだろうか、単相200Vでないと実質カット不能ですけど、まともな100V機が存在しているとしてもそれで切れるのはせいぜい2.4ミリ厚。