エアープレニッシングハンマーを作る
プラニッシングともいう。板を荒だししたあと均す道具。アンビル側を旋盤で削る以外はかんたんな作業です。鋼材以外は1万円以下で収まります。
コの字型のフレームアームの間に挟むけど、それを作らずボール盤を使ったのが工夫。作る場合、フレームはゴツい必要はなく、しなってもよいです。興味が沸いたら動画(静止画スライドショーですが)をごらんください。音がデカいという重大な欠点があるけれど、便利なツールです。
240zのフロントフェンダーを拡幅のため7cmくらいの板を溶接で継ぐと、溶接ビードが暴れまくります。それを均すのこのツールを使うと早い。
縮んでいない部分は余るとそこがベコベコします。熱入れて冷ますことで縮ませないとだめなんですが、エアープレニッシングハンマーは絞る方向には全く作用しないのでベコベコ現象が発生したら、トーチでお灸をすえるか(これ、アセチレン酸素だけでなく、TIGトーチも使えます)、シュリンカーでも可能かつかんたんです、そこに届くだけのフトコロの深さがあればですけどね。
まとめ
エアープレニッシングハンマーを1万円でさくっと作ったらとても有用なツールになりました。ただし作動音がデカい(静止画だけです)